5月OMに参加して〜まさこさん〜
先月5月の【OM】は、「レズビアン・ライフ・クエスチョン〜今、わたしたちが知りたいこと〜」でテーマ・トークでした。
OMで生まれて初めて自分以外のレズビアンに会った、というまさこさんより感想が届きました。OMブログにはOMスタッフ・カワさんのまさこさんの感想に対するコメントも読めます。そちらも【チェック!】
5月OMに参加して〜まさこさん〜
先日は、お世話になりました。
お会いできて、本当に嬉しかったです。
どうも有難うございました。
OM初参加、同時にコミュニティ・デビューということで、果たして私のような半端者を受け入れて下さるのだろうかと不安でしたが、今は、勇気を出して行って良かったと心より思っております。
また、生のレズビアンの方々と初めてお会いし、想像していたよりも皆さんがあまりに普通なので、正直、良い意味で拍子抜けしてしまいました(笑)。
実際のカップルの方々とお話できたのも、とても楽しかったです。
話を聞けば聞くほど、皆さんがそれぞれ悩み葛藤し、少しずつ乗り越えながら今のレズビアンライフを送っていらっしゃるのだと実感しました。
異性とか同性とか関係なく、ただ、人間と人間の付き合いを大切にして生きている……。
人を慈(いつく)しめない異性愛者より、同性の誰かに優しい感情を抱けるレズビアンの方が、よっぽど人間らしくて正常だと私は思います。
なので、そんな素敵な生き方をしている皆さんのように、いつか自分も笑顔で体験を語れるようになれたらいいなぁと願う今日この頃です。
いろいろなことを勉強させて頂きたいので、私にも何かお手伝いできることがあれば、ぜひお知らせ下さい。
いつでもアカーに駆けつけます!(笑)。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
暑くなってきましたので、どうかお体にはお気をつけ下さい。では、失礼致します。(まさこ)
親と子の集い〜“血縁”家族のこと
去年に引き続き、今年も無事開催された「会内・親と子の集い」。あいにくの梅雨空にも関わらず、遠方からの参加を含む、同性愛者を家族の一員に持つ親や兄弟姉妹など「血縁」のつながりをきっかけにしてたくさんの方が集まりました。
さてこの「親と子の集い」、イベント名に「親と子」とありますが、コンセプトは、家族にカムアウトしている人も、まだの人も、カムアウトされた側も、同性愛者(異性愛者)であるというとから“血縁”家族について考えてみる一日を、というもの。
単に母親や父親など肉親との親睦を深める、ということが第1の目的の会ではなかったのです(もちろん、結果としてそういう効果もありますが)。
参加した誰にとっても、たくさん語りあえた1日となったのではないでしょうか?
以下に簡単に当日の様子をレポートします。
会内・親と子の集い【2008年6月22日】
イベントは2部構成でした。
第1部:アカーの1年をふりかえる
第1部、アカーの活動紹介。アカーの場に来るのが初めてのご両親、血縁親族もいらしたので、4月から3月までの年間の活動を、カレンダーをめくる感覚で、写真とトピックで振りかえりました。
第2部:スピーチ&セッション
集いでは、会のことをよく知っていただくだけでなく、親子関係など、それぞれの体験をよく話して、考えるきっかけを持ち、何かを帰っていただければ、というのが願いでした。そのため、第2部では、4つのテーマを用意したセッションを行いました。
セッションテーマです。
- 「親の期待」と「子供の思い」の“あいだ”〜親と子の快適な距離について考える
- プロセスとしてのカミングアウトとは?
- レズビアン・ゲイの“支援”とは〜身近な同性愛者を支援するには?
- アカーの支援者になることとは?