ゴミゼロの写真

ゴミゼロ倶楽部写真展はおかげさまで大盛況のうちに終わりました。
本日は「慰労会」も開かれました(昨日は「懇親会」)。
写真展も終わったので、写真展に出した写真をアップします。
すべて、上高地のサルを扱ったものです。
上高地のサルは、餌付けされていない完全な野生群で、出会えるかどうかは運次第です。
人間との関係は一定の緊張感があり、サルがその気でないと近づくことができませんし、近づくとお互いに警戒して距離感が生まれます。
 

1枚目、オリンパス最初のデジカメ、E-1で写した1枚。
500万画素のカメラとは思えない絵になりました。
当時は手振れ補正もなく、三脚を持っていって写した一枚です。
野生のサルは、ほとんどいつも餌を探して、食べています。
いつも葉や新芽を食べている、そのうんちは、黄緑色です。
新緑はサルの大好物です。
 

2枚目、E-3で写した写真。
E-1では三脚無しには絶対に写せなかった暗い林床の一瞬の表情を手持ち撮影で写せるようになりました。
この親子、人間に対してではなく、別の個体に対して警告しています。
 

3枚目、最新のOM-Dで写した写真。
E-1だったらつぶれてしまうような暗部も奇麗に諧調し、何より、柔らかい細い毛が高い解像度を示しています。
でも、暗部がつぶれてしまった1枚目の写真が、皆さんの評価がピカイチでした。
写真の善し悪しは、カメラの性能とは無関係ですね。