読まずに書く権利の話

http://d2.hatena.ne.jp/toled/20060609/p1
長いので読まずに感想を書く。
よくわからないけど、筆者が筆者の思うところを公表し、啓蒙し、世の中を改善していければいいかな、と星に願っておく。


 私は、権利とか義務とか、そういうものは「強制力」が存在する、社会、ぶっちゃけて言えば国家が前提だと思うので、主語を持たない「生の肯定」という言葉には違和感を感じる。あ、誤解の無いように追記しておくと、国家=政権、ではないと思っている。このへんは、科学というより言葉の定義かもしれないので、議論の対象とはならないと思うのだけど、なんか生きる権利は社会が生まれる前、生物が生まれる前、物質が生まれる前、時間と空間が生まれる前からあった、みたいな議論があると面白いかな、と思った。デカルトデカルト

これもまたひとつの嫌嫌権?

http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20060608/p6

香港のバスの中で起こった出来事が大きな話題になっている。ある若者がバスの中で携帯電話で大声で話すおじさん(のちにBus Uncleとして知られるようになる)に注意をしたところ、おじさんは逆ギレし6分間若者を罵倒し続けたという出来事だ。この出来事は近くに座っていた人が手持ちのビデオカメラで撮影し、YouTubeに投稿したために大きな話題になった。

嫌嫌権:
http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20060611/p1

どうでもいい話*1:スレイヤーズは、ライトノベル純粋種としての初の大ヒットか*2

http://d.hatena.ne.jp/rulia046/20060612/p3

 ライトノベルの歴史の起点をどこにするかはいろいろあって、で、個人的にはソノラマ文庫創刊でまあイイかなあと雑に思ってるんだけど。で、とりあえずそっから数えて、むしろ『スレイヤーズ』以前・以降の方が『ブギーポップ』以前・以降より重要なんじゃないかとも思っててさ。

 変な表現だけど、ライトノベル純粋種としての初の大ヒットって『スレイヤーズ』だと思うんだよね。

 小説家、イラストレーター、共に、まあほぼ新人と言ってイイと思うし。それ以前のアニメーター・脚本家・漫画家・一般小説家とかの他の業界からの出身者を起用するってカタチから離脱しての最初の大ヒットで。

そう思います。
というわけで、いつもの
発行部数のシリーズ総計、のURLを。
http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/%e7%99%ba%e8%a1%8c%e9%83%a8%e6%95%b0%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%e7%b7%8f%e8%a8%88


作品が、恣意的に分類されているのは意図的です。
シリーズ開始年月はまあその、表記を検討中。
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20030919
http://d.hatena.ne.jp/USA3/20060607
http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20060611#1150016906
こちらも参考に。

続きを読む

ほんと、はてなは地獄だぜ。


ネガティブブクマをする奴は、醜いブックマーカーだ!
http://d.hatena.ne.jp/ittuan/20060611/p1

 今回はアルファブロガーやライターの方を特にやり玉に挙げてしまった部分もありますが、実は一般ブロガーやブックマーカーでも同じだと思います。ただ、ブログの先輩として後輩を先導する立場にある人間が、「こいつの記事つまんねえな。晒してやろう」と嘲笑を浮かべながらブックマークしている姿は非常に醜いし、筆者としても読者としても甚だ迷惑です。そういう先輩がいる中で一般の人には一定のエクスキューズを与えた方がという判断をしました、ぼく自信は一般の人でも醜い行動は醜いと思います。


ネガティブブクマしない奴は、誤解を撒き散らすブックマーカーだ!
http://zarutoro.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_5848.html

この記事のどこがおかしいのかについては「本当は痛い仮想報道2」を読んでもらうとして、全く反論がないという異常性に注目して欲しい。
はてなブックマークは偏った意見を広める場所としてしか機能していないのだ。

ほんと、はてなは地獄だぜ。フゥハハハーハァー(AA略


ちょっと追記:
AAはこちら→http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/3851/sjj.html

またまた進化論の話を読む。

 うーん、現在、一杯、地球上には種があるわけで、
 How?
 という問いに、
 Random variation, Natural selection
 (突然変異と自然選択)
 で答えたのが、ダーウィンで、
 Why?
 という答えは、誰かお好みの人が議論すればいいんじゃないかな。


 21世紀の今日この頃、日本では一杯自動車が走っているけど、その変遷も「私は」進化論的だと思っている。
 背の低い居住性の低いセダンが売れた時期、重たくて燃費の悪い四輪駆動車が売れた時期、2ドアクーペが売れた時期、なんかがあった。
 もちろん、それが売れた理由を解説することも出来るけど、じゃあなんでそれが今売れないのか、という問題は発生する。

 企業なんかもそうで、ライブドアとか村上ファンドとか、株価が上がっていたときにはその高さの理由が述べられ、低くなれば低い理由が述べられる。

 まあ、みんなWhy?が大好き、ということで。


追記:
あ、ブクマで「性淘汰」が無い、という指摘を頂きました。
なんていいますか、遺伝子とその発現、から離れた領域は疎いというか。
「良い商品を開発した企業の株価が値上がりする」
ことはなんとなく理解できても、
「人気の有る企業の株価は上がり、株価上昇(の期待)が人気の源泉である」
ことは、ロジックとしては理解できても、実感が湧かないようなものでしょうか。
サーベルタイガーの牙、孔雀の羽、怒りの葡萄
市場を操作する神は不在で、「進化」を操作する神も不在だと思うのですけどね。
性淘汰の始まりがどのへんにあるのか分かりませんが(性分化した種から、というのが答えかな)、
性淘汰は、その始まりから、他者の欲望を欲望する、社会学的な要素を含んでいるのが面白いところです。

"ザ・立ち位置系。"

別にこのひとに限らず、やたら攻撃的なあてこすりエントリを繰り返しては、反撃を恐れてるのか将来に禍根を残したくないのかしらんけど、ほぼ毎日ご丁寧にログを消去したりしているようなタイプの困ったブロガーのひとたち全般に対しても言える。--http://d.hatena.ne.jp/mae-9/20060611#p1

 あてこすりエントリ、って俺の…
じゃなくて
 クリリンのことかーッ

手段と目的

  • システムには、ツリー状に解釈しやすいものと、始点と終点がはっきりしないものがある。
  • ツリー状のものでは、サブシステムを「手段」、上位システムを「目的」と呼ぶと便利。
    • PCというシステムでは、HDDの種類とか、ネジのメーカーとかは、代替可能なサブシステムであり
    • PCの機能維持のために、交換されうるもの、と考えられる。
  • 始点と終点がはっきりせず、円環少女、じゃなくて円環構造をとるものでは、手段と目的はわりあい恣意的に決められる。
    • 企業にとって、株は手段か、目的か?
    • 個人にとって国家が手段なのか、国家にとって個人が手段なのか?
  • 多くの旅行者にとって、交通機関は手段であろう。
    • 鉄分の多い人なら、鉄路を条件に目的地を選び
    • マイレージマニアなら、空路で
    • カーキチ*1なら、走って気持ちのいい目的地を選ぶだろう。
  • 「手段の為に、目的を選ばず」という名科白もあるし。
  • ということで、手段論、目的論は
    • 莫大なメッシュ状のシステムから、視界に入る部分を取り出し
    • そのなかで、自分のお好みの場所を取り出して
    • そこに「目的」と名づけ、そうでない場所を「手段」と名づける行為
      • なんじゃないカナ、なんじゃないカナ。
  • かくして、みな、実在する巨大なシステムから、恣意的に視野を区切り、恣意的に重要なノードを選択し、手段である、目的である、と対象の属性であるかのように呼んでいる
    • のだった。

*1:いつの時代だ!という突っ込みを一応いれておく