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2008-07-19

読書感想文 読書感想文を含むブックマーク

人力検索はてなの質問でhttp://q.hatena.ne.jp/1216394912の「夏休みの読書感想文コピペする子供たちにネットの怖さを教えたいと思います。一見すると普通の読書感想文だが、よく読むと原作にないエピソードが混ざっているニセの読書.. - 人力検索はてな」から連想したこと。


読書感想文を、小説が原作の映画やTV番組、マンガなどを読んで書くというのはありそうだなと思いました。でもストーリーが変わっている物だとばれてしまうかも。

小説でもいくつかバージョンがある場合もあります。芥川龍之介の「羅生門」の結末が変わっているというのは北村薫小説で読みました。古い版だと下人が強盗をするというのが明確に書かれていたのが、新しい版では「下人のゆくえは、誰も知らない。」のようにぼかされているとか。


それから光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」にもバージョンの違いがあるようです。これはSFマガジンの評論で知りました。連載時には転輪王の正体が明かされていたとか、単行本になってからも変更があるようです。「百億の昼と千億の夜」には漫画化されたものもあります。

百億の昼と千億の夜」から連想して、「派遣軍還る」はまったく違うといってもいい2種類が存在するのも思い出しました。題名は同じですが、掲載紙から宇宙塵版、SFマガジン版と呼ばれています。


翻訳小説の場合は、もとが同じでも訳によって違う場合もあるでしょう。それでも原作に忠実であれば微妙な違いかもしれませんが、子供向けに内容をはしょってあったり、おとぎ話などでは結末が変わっていたりする場合もあります。


そういったことを考えると読書感想文で単に読んだ本の題名を書くだけでは不十分で、どこの出版社のいつの版なのかといった情報も無いと厳密に内容と照らし合わせることが出来ないのかもしれません。


ニセの読書感想文というのからは、実際には存在しない架空の小説の感想文というのも面白いかも。でも架空の小説の評論やら、前書きを集めたという形の作品は、実際に存在するようです。ややこしいですね。

さらにややこしくするならば、実際には存在しない架空の小説について書かれた話の読書感想文を書いてみるとか。

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