2009-03-09 日商簿記3級の授業を受けながら日商簿記検定2級に受かる法
■[静岡][簿記]静岡市民、なにやってんだよ?
つらつらと、よその商工会議所の合格発表を見てたら、2級の合格率が軒並み40%越えてるじゃん。
つーか30%台なんてほとんどないのに、静岡商工会議所の合格率28.0%ってどういうこと?しっかりしようよ。
http://www.shizuoka-cci.or.jp/kentei/result/121boki-2.htm
特に大原簿記、120回も壊滅状態だったと聞いたけど、その再受験も多かったはず。それで仲間内で仲良く話をしてた番号の付近が壊滅状態。
■[簿記]ゼロから2ヶ月で目指す日商簿記2級・実践編
つーことで少し2級に興味を持ってもらったところで、3級の授業内容に基づいて2級の勉強をどう同時展開するか。
まず所要時間。ズバリ言って、3級の授業で求められること+1日2時間×26日、プラスアルファ(後述)。
3級の授業で問題持ち帰りなどの自習が求められたら、それプラス2時間だ。50時間ちょいか。
試験の配点は商業簿記60点・工業簿記40点だけど、実際の自習でかける時間は商業簿記15時間・工業簿記40時間くらいの気持ちで。
あと、本番形式の演習10時間。
まず、3級の授業は死ぬ気で受ける。試験では満点を取れるように、分からないことは一つもないように。
例えば為替手形。ぶっちゃけ3級の問題だと「引き受けた」とかいうキーワードを頼りに取引を想像して三角図を書いて、引き受けた奴は左下で、上の奴は仕訳に手形が絡まない、とか、そんな覚え方でも何とかなるけど、それだと2級でツラい。
名宛人って問題に出てきて、誰だっけ?とか言いながら三角図を書いてる余裕はないよ。
もう一つ、1秒でも早く解ける自分なりの方法論を作っておくということ。
たとえば仕訳して集計するときに、手っ取り早くT字を使うのか、後から見直しのしやすいように時間をかけて仕訳を全部書き出すのか、その基準を作っておく、というような。
俺は字が汚いし転記ミスが多いからT字は使わなかった。一度間違うと、間違ったところを見つけにくいから。
その代わり、仕訳を書き出すときに自分なりの工夫をした。画数の多い字はアルファベットで省略したり。雑費→ZPとか。
で、「売掛金」を「売K」と書いてたら「売上」とごっちゃになって間違えたから「売KK」と3文字にするようにしたり。
他にも、大学で習った中国語の簡体字がこんなところで役に立つとは思わなかった。
そんな感じで授業は真面目に受ける。
順番としてはまず、3級の仕訳と勘定口座への転記を確実に出来るようにする。多分3級の最初の授業でやることになるはず。これを死ぬ気で理解する。
授業で分からなかったら、休憩時間に先生の首根っこを捕まえてでも質問するべき。
使う勘定科目のことはどうでもいい。なぜ一つのものを右と左に分けなきゃいけないのか、そこが分からないと何も出来ない。
そんな感じで初日の授業が終わったら、あとは工業簿記の孤独な一人旅。
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一番分かりやすいよ。ただしこのサクッとシリーズには「サクッとし過ぎ」という大問題がある。
「トレーニング」という問題集とワンセットになってるんだけど、「トレーニング」は使わないほうがいいと思う。
このテキストは7日間で終わらせるように出来てるんだけど、実際のところ、3級の知識がないうちには無理。
だからDAY1とDAY2は1日で、その後DAY5の途中の総合原価計算までを各1日ずつで、計4日で終わらせて、とりあえずそこで止める。
ここまでのところを適宜問題集を解く。ここはアドバイスできない。
ただ、サクッとの問題集は使うな、と。
これに4日かけよう。
- ここまで8日--------------------------
そこから先は3級の授業がどういう進め方になってるのか、休日との絡みもあるから一概には言えないけど、3級の授業とリンクさせながら2級の商業簿記に取り組む。
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一番分かりやすいよ。ただしこのサクッとシリーズには「サクッとし過ぎ」という大問題がある。
「トレーニング」という問題集とワンセットになってるんだけど、「トレーニング」は使わないほうがいいと思う。
このテキストは7日間で終わらせるように出来てるんだけど、以下略
DAY5の税金・社債のあたりは3級ではまったく出てこないところだから、ここから初めて、
授業で手形まで進んでたらDAY1、
授業で貸借対照表を作るようになってたらDAY4の会社の純資産の処理の話も分かりやすいだろう。
授業で伝票と主要簿・補助簿をやってたらDAY7の伝票会計と帳簿組織、
DAY3の商品売買は3級の授業で決算が分かってからの方がいいと思う。
一通り3級の授業が終わってたらDAY6の決算手続きと本支店会計。
そんな感じでDAY7は1日で、ほかは1日2日分ずつやる。
DAY3の特殊商品売買はそのときに全部覚えられなくても構わない。
ただしDAY7の帳簿組織は、ここでルールをがっちり固めておかないといくら問題を解いても同じ間違いを続けそうだ。
- ここまで12日---------------------
ここから商業簿記の問題集なんだけど、いちいち全部解く必要はないので、出来るだけ早く切り上げる。
特に精算表なんか、仕訳さえ出来ればあとは3級の話なんだし、3級は満点のはず。
- 商業簿記一通り完了まで16日-----
で、工業簿記に戻るよ。
DAY5後半の財務諸表からDAY7まで、これを余裕を持たせて3日で。
問題集も3日。
- 工業簿記一通り完了まで22日-----
実はその前に買っておくべき本がある。
試験の3ヶ月くらい前に発売になることが多いようなんだけど
http://www.net-school.co.jp/shop/2q/sq-laspa-series.html
これが実はよく出来ている。何がいいかといえば、仕訳の暗記カードみたいのがついてるんだよ。
使いやすいしね。急所要所を押さえてあるしね。これを切り抜いて持ち歩いて、ちょっとした時間に見て、100%答えられるようになれば特殊商品売買の暗記だけではなく、工業簿記の流れなんかも把握できるようになってる。
解説もついてるし、このカードを普段の自習の時から常備しておいて、忘れそうなところをメモしておけば最強。
これが「3級の授業で求められること+1日2時間×26日、プラスアルファ(後述)。」のプラスアルファの部分。
残りの4日は問題演習つーことで、ラストスパート模試に4回分の予想問題が載ってるのでこれをやる。
制限時間は2時間なので、1日の自習時間はこの先、もう少し長めに。たぶん最初の1回は2時間じゃ無理だろうし、点も大して取れないだろうと思う。
4回やって合格点に乗るかどうか。
もう少し時間があればなー、と思うだろう。
- ここで全26日終了----------------
つーことで、1日2時間を前提にするとこんな感じだろう。
実際のところ俺は2ヶ月くらいかけて、仕訳が理解できずに遠回りしたり、苦労して自習してやっと理解できたことを授業であっさり説明されたり、結構時間を無駄にした自覚がある。
しかも「サクッと」の問題集でスラスラ解けてたから後半は1日1時間で済ませてた。それが模試やったら全然解けないのな。
こりゃいかんと思って、最後の2日は簿記ゲロ吐きそうになりながら最後の2日で25時間くらい勉強したもんなー、あれは参った。
このタイムスケジュールで見て分かるとおり、26日間は1日2時間だとちと足りない。休日は6時間くらい欲しいところ。3週間のことだから我慢しようよ。
増えた時間は問題演習。過去問を解くもよし、いろんな業者の予想問題を解くもよし、近くに大原簿記学校があれば1週間前に予想会を無料でやってるから参加するもよし。
今回の121回が易しかったら、122回は難しいんじゃないかとか2ちゃんねるに書いてあるけど、どうなんだろうね?今回だって確かに易しかったとは思うけど、静岡商工会議所の合格率は28.0%と、普通の数字だし。
■[簿記]ゼロから2ヶ月で目指す日商簿記2級・飛翔編
続き。
3級を目指すクラスに、ちょっとの独学をプラスすると2級になりますよ、って話。
あるいは満点に近い得点で3級に受かった後なら、2級はすぐ手が届きますよ、って読み替えてもいいかもしれない。
簿記2,3級を独学で同時に3週間で受かる方法
はっきり言っておくけど、普通は無理。
ゼロから始める場合、スタート地点が人によって全然違う。頭の回転や飲み込みの速さはもちろん、普段から経済ニュースに関心を持ってるか、物事を考えるクセをつけてるか、字の綺麗な人・汚い人でも、数字にアレルギーがあるかないかでも全然違う。
よほどスタート地点が前にない限り、2時間×3週間じゃ無理。ただし、スタート地点が前にあれば不可能ではない。
俺の場合は株式投資をやってる関係上、用語類は全然苦労しなかった。でもフリーダムな性格だから計算とか転記での、ボンレスハムじゃなくてなんだっけ?ああ、凡ミスとかケアレスミスか、あれが多すぎで本当に困った。
あとは8まですら数を数えられなかったりとか。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090128/p1
そこを潰して3級合格レベルまで持ってくれば、そこから2級までの距離はあまり人による差は出ないと思う。
そしてその距離は思った以上に短い。
3級と2級との差はなにか、というと、ひとつが工業簿記。もうひとつが会社を前提にしていること。
ただ、簿記としてやってることは、取引を記録して、計算して、儲かってるかどうかを調べる、この点は変わらないし、特に商業簿記に関しては3級の知識でも結構解けそうな問題も多いはず。
特に121回は精算表が出題されたから、ちょっとしたやり方さえ分かれば何とかなる感は分かってもらえると思う。
工業簿記もまったく違うことをやってるように見えて、実は商業簿記の「商品をいくらで仕入れたか」の部分を「商品をいくらで作ったか」に代えて、その計算をしてるだけ。
■[簿記]ゼロから2ヶ月で目指す日商簿記2級・まとめ編
つーことで第121回日商簿記検定の発表があって、2級3級とも合格した。
職業訓練で日商簿記検定を目指すクラスっていろいろあるようだけど、大きく2つに分けられる。
俺の場合は、3ヶ月でサーティファイのエクセルとサーティファイのワードと日商簿記のそれぞれ3級を取る、という職業訓練に通って、プラス多少の独学をした。
エクセルとワードは楽勝だったけど、簿記は結構厳しかったなー。それでも今回のクラスは今までのクラスに比べて簿記に時間を割いたそうだけど。
日程は26日間。基本講義が9日、総まとめが4日、本番形式の問題演習が6日。休日7日。
もっとも大原簿記の公開講座だと1日が2時間半、こっちは1日が5時間。この差がなにかというと、公開講座の基本講義では問題集を自宅に持ち帰って解くとのこと。
なるほど、そのやり方なら
ここから5日ほどで簿記3級、10日ほどで商業簿記2級、年が明けて10日ほどで工業簿記2級を教わる内容になっている
http://tyuripo.cocolog-nifty.com/bokukin/2009/01/post-1db1.html
というのも頷ける。
普通なら日商簿記3級を取っておしまいのところ、2級まで手を伸ばしたのは
簿記2,3級を独学で同時に3週間で受かる方法
を読んだのがきっかけ。これを書いた増田と、引き合わせてくれた弘法大師様に感謝。
で、書いたのがこれ。
ただ先のエントリだけでは不十分なところがあるので補足しておきたいのと、3級の授業を受ける機会があるならば、二度手間になる部分があるので、その2点を書いてみたい。




