【構築紹介】オールスターカップ使用構築 バンギドリュウズ

 オールスターカップで使用した構築。大会前日に構築を考えて、1日目で個体を揃え、2日目で育成をしたという超突貫構築のため完成度はお察し。戦績は確か9勝5敗くらい。


バンギラス@スカーフ
噛み砕く、馬鹿力、岩雪崩、冷凍P
189-172-131-*-121-124

ドリュウズ@珠
地震、アイアン、ライナー、守る
185-205-80-*-86-140

Wキュレム@竜ジュエル
流星、クロスフレイム、冷凍B、守る
200-*-110-222-121-161

レシラム@シュカ
流星、熱風、追い風、守る
175-*-120-202-141-156

コジョンド@襷
けたぐり、猫騙し、フェイント、見切り
141-177-80-*-80-172

モロバレル@オボン
ギガドレ、胞子、怒りの粉、守る
221-*-91-105-145-31


個別解説

バンギラス
 Wキュレムのジュエル流星耐え、岩雪崩で無振りレシラム・無振りWキュレム確定2。
 ビギニングカップの時の個体を流用したものだが、十分活躍してくれた。レシラムやキュレムは下馬評通りに大流行していたので、そのへんに有利を付けられるバンギラスは非常に強力だった。

ドリュウズ
 意地っ張りAS、アイアンで無振りキュレム1発、地震で無振りレシラム1発、ドリルライナーでゼクロムを高乱数1。
 このパーティのエース。技構成は上記の通りだったのだが、構築に浮いているポケモンがおらず地震を打つタイミングがほとんど無かったので、ここは岩雪崩で良かったと思う。

・Wキュレム
 臆病CS。
 今回の構築の戦犯、最も選出率が低かった。ジュエル流星群の火力は確かに強力だったが、耐性が悪く場持ちが良くなかったため、ここは別のポケモンに変えるべきだろう。レシラムの方が遥かに活躍した。

・レシラム
 臆病CS。
 今回のMVP。初手コジョレシラムやモロバレシラムから追い風で展開する安定感が素晴らしく、選出率も非常に高かった。持ち物は、相手のドリュウズがどうにもならない構築だったため保険としてシュカを持たせた。

コジョンド
 陽気AS。
 レシラムと初手で並べる相方として多く選出した。技構成は相当範囲が狭いが、概ね全ての技を使用したためこれで良かったと思っている。

モロバレル
 生意気HD。
 トリパ対策・格闘対策。そのふたつの要素をほぼ1体で受け持っているため過労死が多かったように思える。仕事が多い都合上、選出率はなかなか高かった。



雑感

・Wキュレムが動きにくい。とにかくメタが貼られていたという印象が強く、グロス/テラキ/バンギ/ローブあたりのポケモンに不利であったので、似た仕事を持ちつつもより安定感のあるレシラムを選出することが多かった。

・トリパに弱い。モロバレル1体では対策としては不十分で、ムシャーナローブシンなどの組み合わせがどうにもならない事が多かった。キュレムの部分をトリルやバンドリに強いポケモンに差し替えた方が完成度は高まるだろう。

・バンドリは順当に強かった。このルールにおけるドリュウズの後半での縛り性能の高さは特筆に値する。

キュレムの枠を別のポケモンドリュウズに対抗できるポケモン)に変えた場合、レシラムのシュカの実は他のアイテムに変えたほうが強いと思われる。確かに発動することはあったのだが、汎用性が非常に低かった。

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 以上、不本意な完成度の構築ですが、記録のために晒すことにします。今度こういうルールの大会がある時は、もうちょっと構築を練り込みたいものです。
 次回の更新は未定です。なにか要望とかあればコメントかTwitterで。