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2009-05-09

Wine で Windows アプリケーションを起動する

秀丸エディタインストールし、起動してみよう。

秀丸は以下から入手。

http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html


Windows プログラムインストール方法 ■

[.exeの場合]

$ wine (file_name).exe


[.msiの場合]

$ wine msiexec /i (file_name).msi


[.infの場合]

$ wine rundll32 setupapi,InstallHinfSection DefaultInstall 132 (file_name).inf


Windows プログラムの起動方法 ■

Windows プログラムの exe ファイルをダブルクリックするだけで起動できる。


秀丸エディタで上記を行うと、正常に起動することができた。

Wine に対応している Windows アプリケーションはまだ少ないようだが、

Office 2003 は正常に動作するらしい。


Ubuntu 9.04 に Wine をインストール

Wine のバージョンは今日の時点で「1.1.21」。

これを Ubuntu 9.04 にインストールする。


■ What's Wine ? ■

X Window System が動作する UNIXOS 上で、Windows アプリケーションを動作させるためのオープンソースソフトウェアのこと。UNIXOS とは「Linux」「FreeBSD」「Solaris(x86)」を指している。


Wine Is Not an Emulator」の略で、Windows APIDLL など、Windows 環境を Linux 上に構築して Windows アプリケーション を動作させる。インストール後の「~/.wine」下のディレクトリには Windows の C ドライブに相当する 「drive_c」が存在し、さらにその配下には「windows」や「Program files」等のフォルダがある。


Wineインストールすると、Windows プログラムの exe ファイルをダブルクリックするだけで、アプリケーションが起動できるようになる。

インストーラの場合はコマンドを用いる。


Wineインストール

インストールリポジトリから行う。

http://www.winehq.org/download/deb

Alternative command Line Instructions for Installing Wine:」

インストール方法が記載されている。

ここでは「For Ubuntu Jaunty (9.04):」を参照する。


[1] リポジトリの追加

$ wget -q http://wine.budgetdedicated.com/apt/387EE263.gpg -O- | sudo apt-key add -


[2] パッケージリストの追加

$ sudo wget http://wine.budgetdedicated.com/apt/sources.list.d/jaunty.list -O /etc/apt/sources.list.d/winehq.list


[3] リポジトリの更新

更新を行わないと古いバージョンがインストールされてしまう。

$ sudo apt-get update


[4] Wineインストール

$ sudo apt-get install wine


[5] パッケージの確認

最新バージョンが正常にインストールされたかどうか確認する。

$ dpkg -l wine


以下のような感じで表示される。

ii wine 1.1.21~winehq0 Microsoft Windows Compatibility Layer (Binar


[6] Wine 上のフォント設定

インストール直後は「すべての漢字が文字化けしてしまっている」という現象が確認できる(Windows アプリケーションを起動しても同様)。これは「~/.wine/drive_c/windows/Fonts/」にフォントがひとつも無いことが原因である。Ubuntu 9.04 で使用しているフォントにシンボリック・リンクを貼って解決しよう。例として、「さざなみゴシック」にリンクする。


$ ln -s /usr/share/fonts/truetype/sazanami/sazanami-gothic.ttf ~/.wine/drive_c/windows/Fonts/


これで漢字が表示できるようになった。

インストール完了!


Android 環境構築で覚える Linux 環境変数(PATH)の設定方法

Windows と違い、Linux における環境変数(PATH)の設定は、

端末(ターミナル)にてコマンドを駆使して‥・とややこしいので、

ここで詳細に解説をしておく。

LinuxUbuntu 9.04 を前提としている


■ 使用する UNIX コマンド ■

$ cd :ディレクトリを移動

$ echo :文字列を表示

$ export :環境を変更してプログラムを実行

$ cat :ファイルの内容を標準出力へ出力

$ vi :テキストを編集

$ source :シェルの設定ファイルを読込


■ $ vi コマンド ■

[編集モード]

o :空行を挿入

ESC :文字の編集を終了

[コマンドモード]

:w :ファイルをセーブ

:q :vi を終了

:q! :セーブせずに vi を終了


■ そもそも「PATH」とは? ■

「PATH」をヤホーエキサイトで翻訳に掛けると「経路」と訳された。つまり、「あるコマンドを実行するためのプログラムが存在する場所(ディレクトリ)」と考えたらよいだろう。いちいちその場所(ディレクトリ)まで移動せずとも、環境変数の「PATH」に登録をしておけば、どこからでも簡単に(楽に)コマンドを実行することができる、というわけだ。


例えば、「~/Android/android-sdk/tools/adb」というコマンドを、ホームディレクトリで「adb」とだけ入力して実行させると、エラーとなり実行できない。これは「adb」というコマンドが存在する場所が「~/Android/android-sdk/tools/」であるため、ここまでカレントを移動して来ないと実行できない、というのは当然だろう。


つまり、環境変数に「~/Android/android-sdk/tools/」という「PATH」を通す(設定する)ことで、「adb」というコマンドがどこのディレクトリからでも実行することが可能になるのだ。


■ 設定された「PATH」を確認したいが? ■

$ echo $PATH

でどこからでも確認することができる。


「PATH」は「:(コロン)」で区切られていて、実行「PATH」の優先度は左に記述されている(先に登録されている)ものの方が高い。例えば、「~/Android/android-sdk/tools/adb」と「~/Android/adb」が存在する場合、後者が先に記述されていれば、「adb」コマンドの実行先は「~/Android/adb」となる。


■ 「PATH」の設定方法は? ■

環境変数の「$PATH」を書き換えることがイコール「PATH」の設定となる。例えば「~/Android/android-sdk/tools」へ「PATH」を通したい場合は、


$ export PATH=$PATH:~/Android/android-sdk/tools


というコマンドを実行する。「$PATH」とは「現時点で環境変数の「PATH」に設定されているパス名」だ。複数を同時に設定する場合は「:(コロン)」で区切って入力する。


$ export PATH=$PATH:~/Android/android-sdk/tools:~/jdk1.6.0_13


しかし実は、「$ export」によってユーザが直接「PATH」を設定しても、ログアウトしてしまったらその設定はクリアされてしまい、再ログイン時にまた入力をしなければいけないという手間が残ってしまう。以下で解決する。


ログイン時に自動で「PATH」を設定するには? ■

ホームディレクトリ下にある「.bashrc」という隠しファイルを編集することで、「PATH」の自動設定が実現可能だ。


$ cd ~/

$ vi .bashrc


これで「.bashrc」の中身が端末(ターミナル)上に展開され、編集が可能となった。↓キーでファイルの最下部まで行き、「o」と入力すると空行が挿入される。以下を記述してほしい。

※ ここでは例として Android SDK Tools と java を設定する


JAVA_HOME=~/jdk1.6.0_13

PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin

export JAVA_HOME PATH

ANDROID_SDK_HOME=~/android-sdk

PATH=$PATH:$ANDROID_SDK_HOME/tools

export ANDROID_SDK_HOME PATH


ESCキー押下で編集モードを終了し、「:w」と入力すると編集が保存される。さらに「:q」と入力してファイル編集を終了しよう、画面がコマンド入力に戻る。これで「.bashrc」は「PATH」自動設定に対応した。確認のため、以下を実行してほしい。


$ cat .bashrc


このコマンドで「.bashrc」の中身が確認できる。最下行に追加した記述はあるだろうか?無ければ書き込みに失敗しているので、もう一度トライしよう。


ここまででは、実はまだ「PATH」設定の反映はされていない。「.bashrc」はログイン時にしか自動で読み込まれないからである(「$ echo $PATH」で確かめてみてほしい)。なので、設定を反映させるために、以下のコマンドを実行する。


$ source .bashrc


再度「$ echo $PATH」で確認してみてほしい。

...「PATH」設定完了!