業界再編の流れ その1
今回は内装関連メーカー(インテリアメーカ)についてお話しようと思います。
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近年の不景気による新築物件減少による内装業界の再編が進んでいます。
2009年辺りから時系列順に追ってみると‥
2009年2月 に豊田通商はリリカラと資本・業務提携
2009年3月 にシンコーグループは販売会社である3社を事業統合、
シンコール(株)《練馬》・シンコー(株)《目黒》・シンコール(株)《名古屋》
2009年5月 に住生活グループはサンウェーブ工業と資本・業務提携
2009年5月 に立川ブラインド工業はヨコタの親会社である、ヨコタホールディングスの
発行株式を約8%取得し資本・業務提携を結ぶ
2009年8月 にトーソーは100%子会社のワドークリエーティブの営業を中止
2010年3月 にヨコタが自己破産を申請
2010年4月 に住生活グループは日本軽金属の保有する新日軽の全株式を取得し完全子会社化
2010年4月 に同じく住生活グループはサンウェーブ工業を完全子会社化
2010年4月 更に同じく住生活グループはサンウェーブ工業の、株式20%を日新製鋼に譲渡し、
連結子会社・日新製鋼の持分法適用関連会社となる
2010年11月 に住生活グループは川島織物セルコンと資本・業務提携
2010年11月 に同じく住生活グループはレオパレス21と資本・業務提携
2011年1月 にトーソーは100%子会社であるフジホームの会社分割及び吸収合併
2011年4月 に同じくトーソーは100%子会社のトーソー産業資材の吸収合併を行うと発表
2011年4月 に住生活グループはトステム・INAX・新日軽・東洋エクステリアとLIXILの5社合併を実施、
トステムを存続会社にした2代目LIXIL誕生を発表
以上、大きな動きとしてはこのようになってます。
やはり、一時期球団買収をしようとした住生活グループを中心に再編が進んでるといえそうです。
次回
はこの年表を元に個別の流れを検証していきたいと思います。