観劇感想文

以前、シンデレラ the ミュージカルを観劇に行ったときに、友人に感想を書いてもらうと書きましたが、感想ができあがってきたので載せます。実を言うと、1週間前にもうもらってたんですけど、今日が彼の誕生日なので無駄に合わせてみました。では、どうぞ。

Requiくんの非ヲタの友人です.
シンデレラ the ミュージカル 観てきました.

シンデレラそれ自体はよく知っている話なのでドキドキ感は少ないかなと思っていたのですが,しっかり見入ってしまいました.とても面白かったです.


非ヲタの視点で観ていて,(よい意味で)すごいなーと思ったことを2つほど.
(1) 役者さんの「一生懸命」がよく伝わってくる
(2) 役者さんと観客に一体感がある

個人的な話で恐縮なのですが,一生懸命とりくむ人を見るのが好きです.とりわけ,お祭りのようなイベントで精一杯頑張る姿が好物なのです.歌って踊ってミュージカルまでやるのだから,相当苦労されたのでしょう.今の演技に辿り着くために重ねた練習の風景を勝手に想像しては,勝手に盛り上がってました.身振り手振りをつかって可愛さを表現する場面なんていうのは特に.あれはすごい.


もう一つ印象的だったのが,役者さんと観客の距離がとても近かったこと.観客がアドリブをよく理解して反応していたし,その反応に合わせて役者さんがアドリブをしていました.こう書いてしまうと普通のことに見えてしまうかも知れませんが,そういう意味ではないんです.もっとこう,親しい友人同士のキャッチボールのような感じです.ただし,決して内輪で囲ってしまうでもなく,開かれた交流の場でした.こういうのを会場が一体になるっていうんだろうな.素敵.


役者としての舞台が終わったあと,歌手としての舞台がありました.幕が開く直前まで知らなかったので,得した気分.でも,ライブ行ったことなかったので,どう振る舞えばいいのか少し戸惑ってしまいました.みんな手叩いてるし,なんか光ってるし.幸い,全員座って聴く形式だったようで,何とかなりました.ライブ初心者に優しい,大変有りがたい形式です.

それにしても,歌い手さんの近くで音楽を聴くのってたのしいですね.とても新鮮です.シンデレラの静かさとは対照的に動きを全面に押し出した感じの内容で,迫力がありました.やっぱ本職ですね.かっこよかった.


またこういう舞台があれば,是非観に行ってみたいです.Requi くんみたいに2回くらい行くと色々わかってもっと面白いかも.ライブも気になるけれど,世にいうライブの風景って,飛んだり跳ねたり激しいじゃないですか.音楽は静かにじーっとして聴くタイプの自分としては,少し心配.ああいう風にのれるのかな.でもまあ,何事も挑戦.新しい楽しみ方を発見しにいくつもりで.