RE:どちらも両立すること(シンプルにテクノロジーを追求する事と、人々に便利で価値になるという観点を持つ事)が重要かと思っているのですが、実際どうなんでしょうか。

ちょっとはてブで気になる記事をみつけて、コメントつけたわけです。元記事↓

で、私のコメント。

そしたら返事をもらったので、まあ、いろいろ考えてみようかなと。

どちらも両立すること(シンプルにテクノロジーを追求する事と、人々に便利で価値になるという観点を持つ事)が重要かと思っているのですが、実際どうなんでしょうか。

私は、組織がその両方を持っていればいい、と思う。

「シンプルにテクノロジーを追求する事」というのは、技術と工学の視点で技術者が自分自身の能力を高めていくという事だと思う。簡単に「作りだす力」と呼ぼうか。これは新田さんの会社のミッションだと理解している。これはもちろんそれでいい。
「人々に便利で価値になるという観点を持つ事」というのは、世の中に貢献していくのか? という事でこれももちろん大切な事だ。これは「ビジョンを示す力」としよう。
この2つは対立する考えでもないしどちらも追い求めていくべきことだと思う。誰が?という点はちょっと置いておいて。

高いレベルで両方ができる人というのは、きっと数少ない例外で、たとえば昔のビル・ゲイツ、いまどきだとセルゲイ・ブリンマーク・ザッカーバーグってことになるんだと思う(id:shi3zさんなんかも含まれるのかもね!)。

ここで、すごく矮小でリアルな話をすると、そんな人は例外中の例外で、世の中の多くのエンジニアと呼ばれる人たちは(私も含めて)後者の「ビジョンを示す力」は持っちゃいない。たとえば、Microsoftなんかはトップクラスのエンジニアを相当な人数抱えていると思う。でも、そこに「ビジョンを示す力」をみんな持ってるの?というと、んな事は多分ない。でも、ナデラCEOはきっとビジョンを示してくると、おじさん信じてるよ!
別に一人の人が「作りだす力」と「ビジョンを示す力」の両方を持っている必要はなくて、それぞれを持った人が出会って、いっしょに働ければそれで世界に少しの価値を提供することはできる。きっとAppleはそんな会社だったんじゃないかな。

まず、返事をもらった部分に対する、私なりの答えはこんな所。

で、エンジニアのemployabilityとか、employee satisfactionとかそーゆー所も気になるんだけども、今日はもうそろそろ眠いので明日以降の宿題にします。送信!