2011-03-25 Firefox4とロボフォームエブリウェア
■Firefox4とロボフォームエブリウェア
ついにFF4がリリースされた。ロボフォームはFF4のベータから対応を進め、正式リリースでも問題なく動作しているようだ。クロームが注目を浴びていることは確かだがFirefoxのシェアはクロームの2倍ほどだ。
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IE9(日本は地震で公開延期), FF4, Chrome10, Safari, Operaというこのトップ5のブラウザへの対応がロボフォームのコミットメントになっている。
クロームの登場以来、各ブラウザの進化は激しく、マルチプラットフォーム対応やパスワード管理機能の追加、同期機能の提供などが行われている。これらのブラウザ内蔵のパスワード管理機能を超えた利便性を提供するためにロボフォームが達した結論が、ロボフォームエブリウェアと言うことなのだろう。
各ブラウザが提供するパスワード管理機能がブラウザのブランドで閉じているのに対し、ロボフォームエブリウェアでは、ブラウザの枠を超え(少なくとも前出のトップ5のブラウザの枠)、ブラットフォームの枠を超え、デバイスの枠を超えることを目指している。
そう考えると、例えばIEしか使用しない人にとってはロボフォームエブリウェアのような専用のパスワード管理ソフトは不要かもしれない。(ま、ロボフォームに匹敵する使い勝手がIEで提供されればの話だが。)
2011-03-04 ロボフォームエブリウェア
■ソフトウェアとライセンス
ソフトウェアをライセンスするという概念を一般に定着させたのはビル・ゲイツの功績だと思うが、ソフトウェアとライセンスの関係が従来に比べ複雑化してきていることは確かだ。
ロボフォームの例で言えば、ロボフォームエブリウェアとは実はライセンスの名前でありソフトウェアの名前ではないのである。ソフトウェアとしてはロボフォームセブンということになる。
ライセンスとしては、A.エブリウェア B.デスクトップ C.2Go の3つが用意されている。実際に使用するソフトウェアはロボフォームセブンという実質的にひとつのソフトウェアなのだ。逆の方向から言うと、ロボフォームセブンというソフトウェアをどのようなモードで使用するかという選択によって、3つのライセンスに振り分けられる。
それぞれのモードとは以下のようになっている。
A.エブリウェア
ロボフォームセブンの内蔵シンクロナイザを動作させてエブリウェアアカウントとの同期を行いながら動作するモード。ライセンス料は年間契約になる。
B.デスクトップ
ロボフォームセブンの内蔵シンクロナイザを停止させて、データはローカルにのみ保存する動作モード。ライセンス料は一回限りの買取。
C.2Go
USBメモリなどのポータブルデバイスにインストールして使用し、なおかつロボフォームセブンの内蔵シンクロナイザを停止させて、データはローカルにのみ保存する動作モード。ライセンス料は一回限りの買取。
インストーラも上記の3つのライセンスに応じて用意されているが、エブリウェアとデスクトップのモード切替はオプションのユーザデータの同期設定でいつでも相互に移行が可能となっている。
エブリウェアライセンスの意義が理解されるには今少し時間がかかるかもしれないが、昨今の急激なクラウド化の流れの中でエブリウェアの評価は近い将来かなり高くなるのではないだろうか。
2010-12-29 ロボフォームセブンとエブリウェア
■ロボフォームセブン(RoboForm 7)とエブリウェア
ロボフォームセブン(RoboForm 7)のリリースにおける変化は単にソフトウェアとしての機能拡張だけではない。
一番大きな変化はライセンシングと言えるだろう。今回のセブンのリリースに伴ってエブリウェアライセンスという新しいライセンスが導入されている。従来V6までのロボフォームでは一度だけの支払いで完結していたが、エブリウェアでは年間使用料という形でのライセンスとなっている。従来同様一度だけの支払いの固定ライセンスも選択できるが、その場合内蔵シンクロナイザの機能は使えない。(バージョン7.1.2での確認)
なおエブリウェアでは固定ライセンスと違い、パソコンの台数やUSBメモリの台数などの制限なくソフトウェアを無制限に利用可能である(固定ライセンスではパソコン1台に1ライセンスが必要)。つまりライセンスはオンラインアカウントに結び付けられている。このためオンラインアカウントの利用が必須となっているので、オンラインへデータを預けたくない人は固定ライセンスを選択することになる。一方オンラインの利便性を享受して複数台のパソコン、携帯端末で利用したい人にはエブリウェアが適している。おそらく一人多端末のトレンドに沿った形での決定なのだろうが、それほど多端末を所有しないユーザで、なおかつオンラインの利便性(データバックアップ)を享受したいと考えている人にとっては、帯に短し。。。な感じもある。
またエブリウェアではサブスクリプションという支払い形態であるが、ソフトウェアを製品と理解している人にとっては抵抗があるかもしれない。一度きりの後腐れのない支払い方法を望む人も多いだろう。実際エブリウェアではオンラインアカウントが必須となっており、製品ではなくサービスとしてのソフトウェアになりつつあるのだ。
LastPassやカスペルスキーなど競合する製品・サービスとの競争の中で、ロボフォームセブンの動きもまだまだ流動的だ。しかしながらセブンのリリースにより製品からサービスへとロボフォームが大きな飛躍を遂げつつあるという意味で大変興味深い。




