ベンチマーク環境
使用するベンチマークソフトはCrystalMark09とスーパーπです。
CrystalMark09にて測定する項目は
ALU(整数演算)、FPU(浮動小数点演算)、MEM(メモリ帯域)、HDD(HDD速度)の4つです。
スーパーπでは104万桁・209万桁・419万桁の3つを走らせてみました。
環境は以下の通り。
A:メイン機
CPU:AMD Athlon64 3700+(クロック:2.2GHz)
チップセット:nVIDIA nForce4-SLI
メモリ:Corsair DDR400 512MB×2(CL=3 デュアルチャネル)
HDD:HGST 80GB×2(SirialATA RAID0)
B:サーバー機
CPU:AMD Turion64 MT-30(クロック:1.6GHz)
チップセット:VIA K8M800+VIA VT8237R
メモリ:Hynix DDR400 512MB×1(CL=3)
HDD:Maxtor 120GB(UltraATA)
Athlon64とTurion64を比較してしまうのは流石に酷なので、
どれくらい健闘するのかを見てみたいと思います。
結果発表
・CrystalMark09
メイン機(Athlon64 3700+) | サーバー機(Turion64 MT-30) | メイン機(Athlon64 3000+) | ||
---|---|---|---|---|
ALU | 8,255 | 5,982 | 6,877 | |
FPU | 9,121 | 7,129 | 7,563 | |
MEM | 6,504 | 4,349 | 6,477 | |
HDD | 12,744 | 5,279 | 13,461 |
デュアルチャネルメモリとSirialATA RAID0の効果が明らかです。
ALUとFPUについては性能(周波数)通りといった所でしょうか。
ただしTurion64 MT-30は数値で見るとAthlon64 3000+に近いです。
デュアルチャネルメモリが使えないのが難点と言えば難点ですが、
実際ブラウジングやメール程度なら十分の性能です。
・スーパーπ
メイン機(Athlon64 3700+) | サーバー機(Turion64 MT-30) | |
---|---|---|
104万桁 | 0m39s | 0m55s |
209万桁 | 1m31s | 2m07s |
419万桁 | 3m21s | 4m43s |
やっぱりコレくらいは違いますよね。
単純なクロック周波数で速度が決まった印象です。