寒中


結局日曜日には宅配便が一つも来なくて、今日になったら郵便受けに不在通知が二通入っている。明日にはきっともう一通入ってるだろう。見事にタイミング悪過ぎ。このまま全部週末まで受け取れないかもしれない。これから寝るけど、今から寝るとなぜか翌朝眠い。なぜだ。あと一時間くらい起きてる方が、むしろすっきりと起きられるかもしれない。眠りの波の上限する線の、ちょうどいいときと悪いときがあって、今寝るのは悪いときなのか。でもいつでも悪いようでもあるし、著しく寝不足の日の方がかえって眠くなかったりもする。でも眠いときはほんとうに、なにしろ眠くて眠くて、じつにかなわない。電車のなかでも、本なんかとても読んでられやしない。吊革に掴まった格好のまま、まったく為すすべなく、立ったままのその場で、いきなり気絶するように寝てしまう。あれは馬鹿らしい。あれはいやなものだ。でも、疲れも溜まっている筈の週の後半に来ると、わりといつまでも起きていられたりする事も多い。やっぱり気分の問題なのか。外は相変わらず寒い。今日の帰りも寒かった。路面がもう、完全に凍ってるというか、先週の雪が何日もかけてなめされて、つるつるの飴みたいになって、路面に貼り付いた状態で凍っている。春になるまでずーっとこのまま凍っているのかもしれない。こういう風な寒さは、去年はたしかに、無かったかもしれない。