2010-10-20 広がり激化する「反中国デモ」と、それに反対する座り込みや様々なア
■[反差別・戦争責任]広がり激化する「反中国デモ」と、それに反対する座り込みや様々なアクションが始まりました!
レイバーネットに以下の映像、レポート、提起が上がってます、とても同感なので全文転載しますね!http://www.labornetjp.org/news/2010/1019demo
★(10/20昼追記)「ヘイトスピーチに反対する会」有志の行動声明「10.16六本木右翼デモに抗議してきましたが」
http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-65.html
・(10/20夜追記)この映像こそ必見!ぼくは感動して震えた。2人が引きずられながらも主張し続ける所が全部映っています。そしてデモ前〜デモ開始〜2人の座り込みと排除までがぜんぶ映っています。そこまではマジ怖い、ものすごい数の日の丸が街を埋める。でも座り込み直後のようすはもっともよく分かります。帰れコールのすさまじさや、ここでも参加者が2人に「帰れゴキブリ!」とか言ってるのが分かります。私たちは決してそんな言葉は使わない、まさにヘイトスピーチデモ。
・10月16日のデモに反対して2人が座り込んだ!
・2人が行動理由を話した映像「リアルサヨクTV」
・「リアルサヨクTV」英語版
壱花花さんのイラスト「奴らを通すな、街へ出よう」
「魚釣台/尖閣諸島」問題で、日本国内の「反中国デモ」が激化・拡大しています。
10月16日の「頑張れ日本」や「チャンネル桜」が主催するデモは、六本木〜中国大使館に向けて、実数3000人近くに膨れ上がりました(現場で見た知人によれば、約300人の隊列が9グループだったので、主催者が発表する「5800人」は明らかな水増しだろうとのことです)。彼らが普段配るチラシには「中国人が水道に毒を入れる」などと書かれており、関東大震災で朝鮮人虐殺の理由となったデマと同じものを垂れ流すひどさです。
また、17日秋葉原の在特会の残党系は、人数こそ200人超なものの(それでも十分多いですが)、繁華街で堂々と「日本から叩きだせ〜!」といういつものヘイトスピーチをまき散らす。そして「オノデン」や「ソフマップ」の店頭に「中国人客に媚を売っている」などと押し掛け騒ぎ続けるという暴虐さでした。そしてデモ隊に帯同する警察は、それらをほとんど取り締まることなく放置しており、これも大きな問題です。
ただ、新しい現象からか、「魚釣台/尖閣」の領土問題への態度・解釈が定まらないからか、事態の深刻さに比べて平和や人権運動側の反対が立ち遅れていないでしょうか。
そんな中、「ヘイトスピーチに反対する会」の若者2人が、16日の巨大デモ隊の前で抗議の座り込みを行い、プラカードと横断幕を掲げました。警察に排除されましたが無事で、AFPに大きく報道されました。また17日秋葉原では、「mixi」を通して集まった様々な個人が反対行動をやりました。
17日のデモは余りにもひどい暴力でした。そして16日デモはそれよりは整然と見えてTVにも取り上げられていても、2人が座り込んだ瞬間に本性が出たとのことです。「中国人の乱入だ!」と決め付けた瞬間に集団で蹴りかかってきて、人種差別の暴言を全体であびせかけてきた。事態の深刻さと反対行動の必要性や可能性をお伝えしたくて、情報をまとめてお送りします。
最近までの「在特会」に対してがそうであったように、社会的に大きく問題にして、現場行動でも法的な面でも正面から抑え込むべきではないでしょうか? ここに挙げる個々人はダイレクトアクションや映像を駆使してがんばっています。ぜひ、連帯とそれぞれの場での行動をお願いします★
★まずはこの深刻な実態を見て下さい。
・10月16日の巨大デモ(参加者が倍増しています):http://www.youtube.com/watch?v=SPPvyA-RLAM&feature=related
・10月17日の秋葉原を主催した団体による上野での中国人観光客襲撃(これはひどすぎます)
http://www.youtube.com/watch?v=d1i86n9rMcw
・10月17日の「オノデン」への襲撃映像:http://www.youtube.com/watch?v=GEYFFF0cy0g&feature=related
それを目撃した街の人たちのツイート:http://togetter.com/li/60259 http://togetter.com/li/58536
★そして、ぜひ広めて下さい。
・10月16日のデモへの反対座り込み・AFP通信の報道と写真
http://www.afpbb.com/article/politics/2766352/6332571
・2人がデモ隊の前に座り込んだ!その時の映像:http://www.youtube.com/watch?v=o9i3ghLEgDA&feature=player_embedded
(警察は反対行動をすぐに排除するのに、人種/民族差別をまきちらすデモは野放しにしています)
・2人が行動理由を話した映像「リアルサヨクTV」:http://www.youtube.com/watch?v=QUD93KpSYCQ&feature=channel
・「リアルサヨクTV」英語版:http://www.youtube.com/watch?v=rXWB0N4IPRg&feature=channel
・「ヘイトスピーチに反対する会」声明:「釣魚台/尖閣をめぐる日本の国ぐるみの排外主義に抗議します・前編(歴史編)」http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-63.html
「後編(現状編)」http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-64.html
・壱花花さんのイラスト「街へ出よう」:http://www.labornetjp.org/news/2010/1287534914571staff01
・過ぎ去ろうとしない過去:「あ、はんにちだ!」http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20101018
・10月17日秋葉原デモへの抗議として配られたチラシ:http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/20101019
・mixiの「在特会を許さない市民の会」http://mixi.jp/view_community.pl?id=3323304
・ユーストリーム放送(20日を予定):http://www.ustream.tv/user/OTAKUofANTIFA


ただ、後段の尖閣諸島問題なのですが・・・。
> 僕は日本の実効支配に正当性がないため、まずそれをやめさせることが必要だと思っています。日清戦争のどさくさにまぎれて清から奪い取った事はまぎれもない事実でしょうね、まずはそれを認めるべきというのが自分の立場です。
ここまでは私も全く同意見なのです。
なのに、その後でなぜこう続いてしまうんだか、どこに私と園さんの分岐点があるのか、そこがどうにも分かりません。
> そして歴史的な帰属も日本より中国の方が深いですから、返還にも正当性が
あると思いますが、ある土地を国家に帰属させようと自ら主張する事に抵抗を
感じるのも事実です。
いや、返還に正当性があるなら、返還するのが筋だし、一番シンプルなのではありませんかね。
違いますか? 特に違和感を感じるのはこの部分です。
> ある土地を国家に帰属させようと自ら主張する事に抵抗を感じるのも事実です。
では重ねて伺います。これはたとえですが・・・園さんはイギリス植民地主義により奪われた香港が中国に返還されたこと、香港の復帰が中国人にとって悲願であり返還を求め続けたことに違和感を感じられるのでしょうか?
中国だけに限らない、アジア・アフリカ・中南米・南米などの諸国が植民地化された自国の領土の返還を旧宗主国に要求することに違和感を感じられるのでしょうか? 「ある土地を国家に帰属させよう」という主張には返還を求める主張も入ると思うんですよ、当然ながら。だけど、園さんのリクツでは、そうした土地を返せと言う人たちに背を向けることにはなりませんか?
尖閣諸島は香港やそのほか、アジア・アフリカの旧植民地と扱いが違うのですか?
扱いを異にしなければならないような事情があるのでしょうか?
私にはそのような事情があるとは一切感じられないんですけど・・・変ですかねえ?
「したがって、日本が第二次世界大戦に敗れ、中国をふくむ連合国の対日ポツダム宣言を無条件に受諾して降伏した一九四五年八月十五日(降伏文書に正式調印したのは九月二日)から、釣魚諸島は、台湾・澎湖列島や「関東州」などと同じく、自動的にその本来の領有権者である中国に返還されているはずである。なぜなら、ポツダム宣言は、降伏後の日本の領土に関して、「カイロ宣言の条項は実行される」と定めてあり、そのカイロで発せられた中国、イギリス、アメリカの三大同盟国の共同宣言は、「三大同盟国の目的は……満洲、台湾、澎湖島のような、日本国が清国人から盗取したすべての地域を、中華民国に返還することにある」とのべているから(カイロ宣言中の「中華民国」は現在では、全中国の唯一の政権である中華人民共和国と読み替えるべきである)。」
「この当時は小東(台湾)には明朝の統治は現実には及んでおらず、基隆とその付近は海賊の巣になっていたとはいえ、領有権からいえば、台湾は古くからの中国領土であり、明朝の行政管轄では、福建省の管内に澎湖島があり、澎湖島巡検司が台湾をも管轄することになっていた。その台湾の付属の小島が釣魚嶼であると、鄭舜功は明記しているのである。釣魚島の中国領であることは、これによってもまったく明確である。こういう史料は、中国の歴史地理の専門家は、さらに多く発見できるにちがいない。」
私も最初の文章、つい無知ゆえの勢いで「中国に返還すべきだ」と筆を滑らせて書いてしまいましたのが、しかし、この問題が中国・台湾との間の問題であることを忘れるわけにはいきませんよね。
なぜなら、井上論文に信憑性を認めるならば、釣魚嶼が台湾の「付属する小島」であることになりますからね。そして、現に台湾も領有権を主張していますし・・・。
その辺の問題も考え、返還を実行する際には、中台との協議を欠かすことはできないかと思いますし、中台共同管理水域にできれば一番形としてはすっきりしますが・・・難航しそうですね。とりあえず、日本が実効支配をやめるのが先ですが。
Kimtetsuさんの指摘を読んでから、井上論文を読みなおしたけど、
「尖閣列島は日本のものでもない、中国のものでもない、それは人民のものである。われわれは、日本と中国の国家権力の領土争いには、どちらにも反対である」などといって、いかにも国際主義の人民の立場に立っているかの如く幻想するものがある。これこそ掛値なしの「革命的」空論である。その空論で現実の日本帝国主義を支援するものである。」
これは耳が痛いな・・・。園さんはこの論文を引用されているわけだから、この箇所も読んだと思うんだけど、それでもなお、まだ、尖閣諸島を返還することには反対なのですなあ・・・。
そもそも井上論文を引っ張り出してきたのは中国の広報部門の人でしょ。
そしたら、中国の立場に合わせた内容の論文が出てきて当然だ。それを踏まえて批判的にテクストを読まなきゃいけないでしょう。
Kimtetsu氏も園氏もうまうまと中国返還論に誘導されてる場合じゃないよ。
それに井上論文のKimtetsu氏の引用箇所を見るに、中国の尖閣諸島領有論は台湾領有論とセットでしょ。
こういう立場は帝国主義とは言わないの? 何でみんなそんなに中国のナショナリズムに甘いかなあ……。
自分の主張と重なるところだけを抜粋してほかは読み飛ばしているような気配を感じる。
> 現に両国ともに漁を営む人々が行きかっている現実がある。
まず、井上論文をきちんと読解しているのであれば、この主張はどうにも奇妙だ。尖閣諸島一帯が中国のものであり、歴史的正当性が中国にあると本当に思っているのであれば、日本側がいままで通りに闊歩できくなることは当たり前ではないか。
おそらくはブログ主の言う「漁を営む人」とは沖縄の漁民であろう。しかし、なにゆえ彼らが操業できるのか。それは日本があの一帯を実効支配しているからにほかならない。植民地支配によって生じた既得権益であるに過ぎないのである。
そのことに裏づけを与えるのが、井上論文の「七 琉球人と釣魚諸島との関係は浅かった」であり、「琉球」と尖閣諸島のつながりを主張して、共同管理を提案することは、この文章で不可能になっているはずだ。
しかし、ブログ主は平然とそれに反する意見を述べている。しかも、上記のコメントで指摘されているとおり、井上はそのように、なし崩しに現実を容認するような態度を「革命的」空論と断じ、弾劾する立場にあるにもかかわらずである。
これほどブログ主の主張を片っ端からつまづかせるものを引用してくるくらいならば、いっそ自分で0から文章を書いた方がまだ整合性と説得力のある文章を書くことができただろうし、そこに手抜きのようなものを感じなくもないのだが・・・まあ、それはまだいいとしても。
今回のやり取りの中で疑念を抱かざるを得ないのは、日本社会の成員に植民地支配責任についての内省を促し、時には激越な口調で反省を迫るブログ主とて、実はナショナリズムとは無縁ではいられなかったのではないか、ということだ。
両国の船が現に行き交い、というがそれはどこまで実態のある話なのであろうか。「日本領海」とされている海域に入った中国漁船が操業し続けることは巡視船に追われ、事実上、不可能に近いのが現状ではなかったのか? 今後はますますそうなるであろう。
そこに目をつむって、実効支配には問題があると思う−しかし、返還には抵抗がある−、そう語ってしまうブログ主の態度には覆いがたい矛盾がある。
この矛盾はどこに由来するのか。それは、「両国が行き来する海域」というフィクションをあたかも何年も続いてきた「自然」のものとして「想像」し、共同化しようというところにあるのだ。そのような「想像」こそ、ナショナリズムや植民地主義のよりしろとなってきたものではなかったのか・・・?
またしても遅くなってすみません!
>「ある土地を国家に帰属させよう」という主張には返還を求める主張も入ると思うんですよ、当然ながら。だけど、園さんのリクツでは、そうした土地を返せと言う人たちに背を向けることにはなりませんか?
なるほど!おっしゃる通りだと思います。僕は尖閣/釣魚台の問題において、脱領土化の主張を(少しでも)することがどういう偏りを温存するのかちゃんと分かっていませんでした。
>中台共同管理水域にできれば一番形としてはすっきりしますが…
そうなんでしょうね。僕ももう少し考えてみます。
>jbtさん
「引っ張り出してきた」って何ですか?井上氏は1972年に日本で論文を書いてます。それに批判するなら背景探りではなく中身について実証的にやるべきでしょう。「引用箇所を見るに」ではなくちゃんと全文を読むべきです。台湾への記述は一考の余地があるとしても。
>高坂さん
おっしゃる通りで、<「両国が行き来する海域」というフィクションをあたかも何年も続いてきた「自然」のものとして「想像」し、共同化しようというところ>=「ナショナリズム」に自分も飲み込まれていた結果、「日本側が今まで通りに闊歩できなくなることは当たり前」を実感していなかったと思います。これは自分の勉強不足で、井上論文も読み込みが浅かったです。「両国の船が行き交う」についても安易な書き方でした。いちいち時間不足を言い訳にせず、改善します。歴史的経緯のない主張は空論になりますね。
この論文は、今年の尖閣諸島事件後、中国政府外交部の報道官・姜瑜が記者会見で中国による領有の根拠を示すものとして言及したところから、ネットでも話題になったのです。俺が言ってるのはそのことです。
だからこそ、台湾をも中国政府が領有するという、あちらさんの公式見解に背かない前提が挿入された論文が引用されてきているのは当然だろう、と言ってるんです。
井上に中国政府が書かせたとは言ってませんのでそこは間違えないでください。(というかどうしてそんな読みになるんだろう)
さて、園さんは井上論文の台湾の扱いについて何も言及せず無批判に引用したわけですが、それは台湾独立論に対して否定的な立場を取っているということですか?そこは確認させてください。
それとね、俺は全部読んでます。 ただ、井上が台湾の件についての認識をはっきり書いてるのがちょうどKimtetsuさんの引用した箇所だったからああ書いただけのことです。
実証的にと書いておられますが、そう言う園さんご自身は井上論文をどこまできちんと読まれたのでしょうか。
井上が挙げている史料の原典に当たり、引用は正確、解釈にも疑いなし、と結論を出して引用されたと考えてよいのですね?
上のやりとりを見てると、本当にそこまでされてるのかいささか疑問ですが、それはおいておくにしても……尖閣諸島領有について近代国際法上、瑕疵があるとは俺にはどうも思えないのですが。
国際法の法理を省みない井上先生の立ててる国境確定の論拠は、明代や清代にまでさかのぼった国際秩序ですよね。
本当は島を「発見」したという程度では十八世紀末の時点ですら領有を主張できたか相当に微妙です。
それに、清の乾隆帝時代などは、今の中華人民共和国よりはるかに版図を誇っており、かつての領土が今は別な国家になっている部分もあり(ベトナムやモンゴル、ロシアなどの一部あるいはかなりの面積)、その頃の秩序をもとに領土の主張をすることには問題がありそうですが……。そこはどう思われますかね。
仮に明や清の時代までさかのぼって国境問題を考え出したら、沖縄の問題も浮上します。
現に徐勇教授や唐淳風氏など、琉球中国帰属論を唱える人がどんどん出てきている今、尖閣諸島の返還をその「歴史」性(カッコつきですが)ゆえに認めたら沖縄も自国領だと言い出す可能性は高いです。
仮に向こうが言い出さずとも、すでに沖縄が日本領だと主張する根拠もなくなるわけですが、沖縄には既に本土への復帰を求めて暮らし続ける人がいます。
そういうジレンマの中で沖縄をどう位置づけるべきだどお考えなのか、教えてください。
> この地上から、いっさいの帝国主義と搾取制度が消滅させられ、いっさいの階級がなくなり、したがって国家も死滅する、遠い将来のことはいざ知らず、現在、すべての具体的現実的な、生きた人間は、階級に編成され、国家に区分されている。この現代の、生きた人民の国際主義の最大の任務は、帝国主義に反対することである。とりわけ帝国主義国の人民は、何よりもまず自国の帝国主義に反対しなげればならない。たとえ自国帝国主義と他の帝国主義国とが戦争した場合にさえ、国際主義の人民・プロレタリアートは自国帝国主義に反対してたたかう。決してどちらにも反対などといってすましてはいない。まして自国帝国主義が、現代世界の反帝勢力の拠点である中国の領土を盗むのに反対しないような、反帝はありえない。
すごいな。この辺の文章はどう実証しようがあるんだろ。とりわけ、中国が反帝勢力の最大の拠点だったというのは首をかしげざるを得ませんね。
> ただ、台湾およびその付属島嶼の北側と東側の境界については、講和条約に何の規定もなく、また、それに関する清国と日本との別段の取りきめも行なわれなかった。清国政府は、台湾はおろか本土の要地遼東半島までも一時は日本に割譲をよぎなくされるほどの敗戦の打撃で、いまだ一度も放棄したことのない琉球に対する清国の歴史的権利を主張する力さえ失っていた。まして琉球と台湾の中間にあるけし粒のような小島の領有権を、いちいち日本と交渉して確定するゆとりはなかったであろう。日本政府はそれをもっけの幸いとして、琉球に関する中国のいっさいの歴史的権利を自然消滅させるとともに、かねてからねらっていた釣魚島から赤尾嶼に至る中国領の島々をも、盗み取ってしまったのである。
そして、まだ上の議論ではフォーカスされてないみたいですけど、これを沖縄が日本に復帰しようという年に書いているところがなんともはや。「琉球」が中国の王朝に朝貢していたことは間違いないにせよ、それを「服属」とみなすことがなければ、「琉球に対する歴史的権利」などという言葉は出てこないと思うんだけど、沖縄の住民の意思なんてアウトオブ眼中だったんですかね?
確かに井上清がかなりの程度、中華人民共和国政府の言い分と符合することを言っていたのは、もういまさら否定しようもありませんね。この文章の初出を調べたら、台湾=中華民国が国連における中国の代表権を失うよりも前のタイミングでしたから、余計に勇み足感は否めない。
台湾独立論ですが、私は、「ひとつの中国」路線を捨てて台湾が台湾になることを否定はできませんし、尊重するべきだと思います。中国はかつて、台湾の選挙にあわせて、ミサイル演習、台湾上陸を想定した大規模な演習を沖合で実施して台湾国内に経済的・政治的混乱を起こすような介入をしたわけですが、ああいうのは絶対にやめさせなくてはいけないでしょうな。日米韓による対北朝鮮演習同様に。その意味では確かに井上論文を鵜呑みにするにはちょっと問題があったかもしれない。少々、反省せざるをえないようですね。
沖縄問題についても、そもそも沖縄県への編入自体を清が認めていなかったことを考えれば、だいぶ微妙ですね・・・。でも、確かに琉球が清の一部であったということを認めるのはだいぶ問題がある。
「両属」であったということは、必ずしも日本ないし中国の領土の一部に編入されなければいけない必然性があったということではない、ということですな。「日本のものだ」「中国のものだ」と、どちらのものだと言ってみても、琉球独立の可能性まで含めた住民の自主性・歴史的独自性は無視されることになる。
よく考えると中国も結構変な扱い方をしてますね、沖縄については。カイロ宣言にはからんでて、朝鮮の奴隷状態からの解放、信託委任統治に関する議論が出てたのに・・・。琉球はひとつの政治的主体として認めていなかったんだろうか。
本当に難しいですね。さりとて、沖縄の住民の間で帰属を自ら問うような議論−たとえば住民投票などの手段によって−が出てくるまでは、こちらから「あなたたちはどこに属したいですか?」と聞くわけにもいかないし・・・。
ごめんなさい、私には沖縄をどう考えたらいいか、わかりません・・・。
例を挙げれば李氏朝鮮への介入がそれ。日本が半島への帝国主義的野心から半島に出兵し、植民地化につながったのは間違いない。これは責任がある。
しかし、清が李朝を日本から救うため善意で半島に介入したと考えるのは間違い。清にはさっき書いたような思惑があった。半島に出兵したエン世凱(携帯だと漢字出ないorz)に同行した張ケンは「朝鮮群県化」論ーつまり朝鮮半島直轄化を主張して官界の支持を得てます。同じ頃、現在、民族問題で揺れる新キョウも、「新キョウ省」にされ直轄化されてます。
清は「藩属国」保護の名分による出兵後、列強による開国に反対したときの政権担当者にして国王の父・大院君を逮捕して北京に拉致し、往十里や梨泰院を攻撃、大院君を支持していた兵士や住民を殺傷した。
そして、1882年には中朝商民貿易商程が結ばれますが、清の皇帝が臣下に与える体裁になってて、清のみが領事裁判権を獲得するなど多くの不平等条項がある。
清の時代の領土観なんてそんなもん。韓国と中国が歴史論争を抱えるのもそのせい。当時の清の見解に従って琉球を見ればそりゃ「沖縄に対する歴史的権利」も主張できましょうが、かような論法で現代の中国が「想像の共同体」を立ち上げるのは明白にナショナリズムというべき。
井上は「反帝の拠点」などというねぼけたことを言ってますがナショナルな主体は膨張するのが本性。それは中国でも変わらないし、国に拠点を見いだすのは間違い。だから中国のナショナリズムを見落とす。
不用意にもKimtetsuさんは香港の例を出されました。あれは租借という国際法に則ったやりとり。尖閣諸島返還とは位置づけが違う。香港では国際法を守った中国が、尖閣問題ではなりふりかまわないことをどう考えます?西沙諸島でもそうだけど。
井上論文は中国の尖閣問題発見の経緯を説明してますが、発見して命名するだけで領有できるという考えは怪しい。それならカリブ海の島々にいまだにスペインに領有権が発生したり、アフリカの土地にヨーロッパ諸国の権利が発生したりしませんかね。むしろ国際法的には井上論文こそ中国の領有根拠の乏しさを裏付けるのでは。
失礼、精神的にすごく着かれててむちゃくしゃして消しちまいました。あなたにではなくその前のfromokinawaにですね、あれはmixi上でひたすら粘着してきた人間なので対応が無意味なんですよ。発言は当該コミュニティのひどさを表したもの。
で、「今日もここが盛り上がっている」と言われても、自分の発言から離れた話題に全て対応してく余裕はとてもじゃないけど無いので。
さて、昨日の前半部分、わたしにも言い過ぎた部分がありました。前半に書いたあなたの応答姿勢云々については撤回しますし、短絡的に怒りをぶつけてしまったことについてはお詫びします。申し訳ありませんでした。
しかし、あなた、あのコミュのトピ(「中国“尖閣占領”へ 来年6月「800隻で上陸、国内100万人蜂起」計画が進行中」)の303番、11月28日4時40分にした発言のことはどう決着をつけるつもりですか? わたしはあのコメントへの怒りから書き込んだのです。昨晩指摘した書き込みを、再度アップします。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=306510&page=16&id=58089036
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303 2010年11月28日 04:40 Ryota > ●●●(伏字にしておきますよ)
適当なソースでデマを言うのはやめなさい。金城もあなたも単に幸福の科学の信者なだけでしょう。みなさん、宗教と政治を混同する人々に耳を傾ける必要はありませんよ〜。
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近城=幸福実現党の政治家・近城氏
「適当なソースで・・・」とあなたが言うのは、まあ、あなたがそう思われているということでいいでしょう。しかし、問題はその後です。昨日も言いましたので繰り返しません。
どうしてもわたしが単なる粘着だと思いたいなら、もう仕方がありません。でもね、あなた、わたしの指摘を封殺して何になりますか? あなたがした発言は全体に開かれ、残っているのですよ?
●●●さんに対して批判をしたいなら、●●●さんの言論内容に対してのみするべきでした。宗教的バックグラウンドを持ち出してくる必要はどこにもなかった。もし、日本における政教分離の原則が、宗教団体が政治活動をすることへの一般的な禁止を意味すると勘違いしておられるなら、それは間違いです。憲法20条の通説を確認してください。
仮に、かの宗教および、かの党が国教化を唱えるなどして政教分離の原則に抵触している事実があり(わたしはそうした事実があるとは聞いてませんが)、それを指摘するのであっても、あんな差別的な言い方をせずとも、説得する言い方はいくらでもありました 政教分離の歴史は、フランスの歴史なんかが典型的ですが、歴史的経験と対話のすえにできた約束事の歴史です。今に生きるわたしたちとて、頭ごなしに言うことではないです。そもそも、わたしたちがこうして議論をできるのは、万人に対して言論の自由が開かれているからでしょ?
それに、世界には政教を厳密に分離しない宗教はいろいろありますよ。あなたは日本に移住してきた保守的なイスラム教徒を前にしても、「発言するな」と言い、周りの人に「この人の発言を聞くな」と言うつもりですか?
園さん、上のご自分の発言を、あなたを支持しているすべての人の目の前で胸を張って言えますか?
もうこれ以上はわたしは、ここでは何も言いません。あなたがどうされるのかを見守ります。
あなたの良識を信じています。
周りの差別的な発言をする人たちの言葉遣いに引っ張られてしまいましたか? ああいう根拠の薄弱な煽動をする人たちも、それを放置しているあのコミュの管理人もどうかと思いますが、そこに園さんの発言のレベルを合わせてしまうのはどうかと思います。
訂正なり削除なり、何かフォローを入れた方がよかろうかと。
> jbtさん
香港の例はご指摘の通りですが、先占論の中に植民地主義的な思潮が反映されているのを見て取ることは十分に可能だと思います。私はそこをむしろ論点にしたいですね。逆に、国際法の中のそのような部分についてはどう思われているのか、お聞きしたい。
あなたの主張である程度中国ナショナリズムの問題の所在は分かりました。徐勇教授や唐淳風氏の意見がどれくらい中国の総意を反映したものか、そこに疑問はありますが・・・。中韓というと対日批判勢力ということでつい一体化して見がちだったのですが、歴史的には、清代に既に緊張関係があったということも、再認識しました。
井上論文について。古文書による論証部分は説得力があるので、参照項としてこれからも記憶に止めておきますが、この部分についてはあなたも異論・反証はありますか? 彼の琉球や台湾に対する扱いはご指摘の通り、ちょっと疑問を差し挟む余地のあるものですし、私ももう少し勉強して考え直してみよう思います。日本政府が尖閣諸島を領有していることは未だに不当であるとしか思えませんが・・・。どう見てもあれが固有の領土だったとは思えません・・・。
沖縄コミュでやりあった?人間の中で、私のmixi日記に無関係な荒らしコメントやDMを連発してきた「moto@〜」という人間がいます。彼女は「覚えがある」。fromokinawaさんのコメントは荒らしとほぼ同時刻だったので彼女かと思いました。無関係なら謝ります。すみませんでした。
さて下記の発言ですが、そこだけ取り出せば差別的ですね。そのような印象を与える事に関しては訂正し、繰り返しません。しかし無批判に幸福実現党の主張を延々と貼り付ける人間がいたことは事実で、下記発言はその人を指しています。何の前置きもなく実現党の主張や行動を貼り付け続けるので、つい「政治と宗教を混同〜」と書いてしまったのでした(それももう繰り返しません)
なぜか。いまの幸福実現党の主張や行動は絶対に強く批判されなければならないから。
まず主張。「日本は核武装せよ」「中国が沖縄を乗っ取るから防衛力増強!」といった無茶苦茶な戦争扇動だから。
次に宗教団体がそうした主張を強化し始めた理由は、今の領土問題や半島情勢や日本政治に不安を感じた人々の感情を扇動し、自らの組織拡大に使っているだろうと思われるから。
そして扇動と組織化が同時に進められると、事実から著しく離れた歪んだ主張や運動が社会に登場し、さらなるファシズム状態になるから。
現実に日本の街頭で進んでいるのは、「在特会」ら街頭ファシストと、田母神らの「頑張れ日本」の反中国デモと、伝統的な街宣右翼と、幸福実現党のような右翼的主張の宗教団体が並行しながら排外主義が増幅され、雨後のタケノコのように新しい団体や個人が生まれている状況です。
事態は本当に深刻ですよ。変えていかないと。
>kimtetsuさん
あのmixiコミュもそういう場になっているので、存在自体が批判され、削除されるべきです。でも
>そこに園さんの発言のレベルを合わせてしまうのはどうかと思います。
は大事な部分だから、気をつけますねー。
>木島さん、長直さん、jbtさん
自分の論点は日本の軍事化の阻止であり、井上論文はあくまで参考資料のひとつです。中国ナショナリズムの問題は難しいが、最優先事項はそこにはない。沖縄・台湾について井上の見解を鵜呑みにしているわけではないが、日本政府にノーと言いつつ、現場でじっくり考えたり、現地の運動ともつながりを増やしながら模索していき、もちろん必要であれば中国政府にもNOと言う。以上です。