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2009-05-29

コンプの使いかた(その1)

コンプには大きく分けて二つの使い方があります。

サウンドを歪ませたりアタックを強めたりといったキャラクター付けをする場合と、

トータルコンプと呼ばれている音をまとめる場合です。

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↑↑↑アナログ・コンプ PrismSound MLA-2

レコーディングやMIXではコンプを楽器ごとにかけることが出来ます。

例えばヴォーカルはナチュラルに、ドラムは思いっきり歪ませたり、

といった積極的な使い方が可能です。


マスタリングでのコンプは2chでかけるトータルコンプです。

音圧を出したり、楽器の音像を大きく表現するために使います。


最近では「コンプをかける』という言葉は、コンプ、リミッター、ディエッサーなどの、

ダイナミックス系のエフェクトを施すことの呼び方だったりしていますね。


僕の場合マスタリングでは3バンドコンプ、リミッター、ディエッサーを使って音作りをしています。


3バンドコンプはLow、Mid、Highで細かく調整するのではなく、

全体のバランスをとるために使っています。

例えば低音が多すぎればLowを-0.5dB、全体の抜け抜けを良くするためにHighを+0.5dBという使い方です。

無理にEQで調整するよりも効果的です。


リミッターは音を押さえ込むというよりもピークで赤がつかないように使っています。

そのままレベルを入れてしまうとピークで赤がついてしまいます。

そうするとデジタル特有のジャリジャリした耳につくサウンドになってしまいますが、

リミッターを効果的に使うことでレベルが入っていていもナチュラルなサウンドを作ることが出来ます。


ディエッサーはヴォーカルの子音を目立たなくするための機材ですが、

マスタリングでも有効な使い方が出来ます。

例えばエレクトロ系のノイズ成分が多い音源などは色々な音が重なり思わぬピークがあるんです。

こういう時にディエッサーを使うとピークが押さえられ音像が大きなファットな音作りが可能になります。


チーフ・エンジニア森崎でした。

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