藤沢店の三浦です。
先日、錦糸町店の藤屋店長にも少しだけレクチャーしましたが、今日は、「パドルアップチューブ」について。
現在シーコングでも市販しているチューブは、そこまで強度の強いものではありませんが、水泳部時代に使っていたものは強度だけじゃなく、泳ぐ種目によって種類も様々なものがあり、部活ということで、それはそれはハードでした。正直、水中トレーニングより過酷なトレーニングだったことを思い出します。
チューブトレーニングはフィットネスジムなどのマシントレーニングより、パドルの動作に近く、よりサーフィンに直結したトレーニング効果が期待できます。
その効果は、まさしく、水を捕らえるため・一かきの推進力アップ・パドル持久力の向上と、効果をイメージすると、サーファーにとっては目から鱗の、やって損はないトレーニングなんですが・・・。
イメージで期待する効果を望めば望むほど、より過酷さというか負担は増加していくところが辛いところですね。
特殊なトレーニングなので、実際に使われる方にちょっとした簡単なコツをご紹介したいと思います。
① パドルの姿勢と同じ状態でやるために、上半身が床と平行になるぐらい十分に上体を落としてください。
② ボードの上では、体の反動は使えませんので、チューブトレーニングでも上体の反動は使わないようにして、できるだけ広背筋から腕を意識しましょう。
③ 腕をグルグル回す必要はないので、とにかく、後ろに引っ張ることを意識しましょう。
まずは、基本的な姿勢を取り上げてみました。これを意識するだけでもやった効果に差が出ると思いますので、ぜひ一度、試してみてください。
波のない日の多い冬の間のトレーニングとして取り入れておくと、春からのサーフィンがより楽しくなるかもしれませんよね。
自分も、部活のときほどじゃなくても、この冬はチューブトレーニングをやりたいと思います。
