2011-12-07
■[CD][音楽]My Best Albums 2011
20. Pains of Being Pure at Heart
Belong
声!音!佇まい!全てがいやらしい程完璧な胸キュンポップシューゲイズ。
19. The Vaccines
What Did You Expect from the Vaccines?
1曲2〜3分。グッドメロディ。土臭いバリトンボイス。ポップソング。
18. Washed Out
Within & Without
EPのざらついた手触りから一変、口当たり滑らかなベッドルームなサウンド。
17. Givers
In Light
男女ボーカルのトロピカルなサイケポップ。テクニカルだけどキャッチー。
16. Gauntlet Hair
Gauntlet Hair
アニコレmeetsノーエイジなノイジーシンセポップ。ギターがおもしろい。
15. Ribbons and Bows
Hash 【Free Download!!!】
最狂ガールズノイズポップ。Sleigh Bells的センス。こっちのがIQ低い。
14. Fleet Foxes
Helplessness Blues
相変わらずフォーキーな歌モノアルバム。無力感にただただ癒される。
13. Cloud Nothings
Cloud Nothings
宅録系天然ローファイポップ。天才的なメロセンスと陰陽の振幅の激しさ。
12. Neon Indian
Era Extraña
11.Atlas Sound
Parallax
倒錯したナルシシズム全開のまさにブラッドフォード・コックス節な一枚。
10. Beirut
Rip Tide
ある意味評価対象外なアーティスト。BeirutはBeirutであるだけで殿堂入りしてるようなもんだから。それがこんな夏感溢れるサウンド聴かされたら気に入らないわけがない。前作のEPよりもらしさが戻って安心しました。
9. The Drums
Portomento
ハイプみたいな扱い受けるけどアルバム完成度としてはデビュー盤よりもクオリティ高い。キラーチューンみたいなのはないけど、全編相変わらずの音数の少なさで切なく情感たっぷり。古いSF映画に対する愛着みたいな愛おしさ。
8. Toro y Moi
Underneath the Pine
今年一斉にChillwaveオリジネイター達がアルバムリリースして、傾倒してた俺はかなりいろいろ手を出したけど、アルバムとして一番気に入ったのはこれ。一番楽しげに感じたから。内省的になりすぎないほうが好み。
7. Lo-Fi-Fnk
The Last Summer
ジャケが若干恥ずかしい北欧シンセポップ5年振りの新作。上品な甘さと適度なダンサブルさ。心地良すぎ。去年のHot Chipのアルバムに通じるような飽きさせない良さがある。「Sleepless」は今年のベストトラック候補!
6. Cage the Elephant
Thank You Happy Birthday
1stにあったブルージーな空気が影を潜めつつもメジャー感たっぷりなスタジアム級アンセムだらけになったロックアルバム。ライブはまだ微妙な感じだけどビッグバンドになる準備万端な感じ。もっと評価されてもいいよねぇ。
5. Balkans
Balkans
CribsのフロントマンにPixiesのフランク・ブラックが入ったかのようなインディーガレージパンクバンド。ひねくれポップなメロディーとギターフレーズ、エモくて芋っぽい声、ナードな佇まい、全てが最高にいとおしい!
4. Foster the People
Torches
「Pumped Up Kicks」ももちろん良いけど、アルバム全体を通してもキャッチー&ポップで捨て曲無し。いかにもVampire Weekend以降のバンドって感じでChillwaveぽさもあってまさに今年を象徴する新人バンドだと思う。
3. Cults
Cults
初々しい男女インディーポップデュオ。最近のインディーらしい煌びやかでドリーミーなポップセンスと極端にクラシカルなメロディーの趣き。そしてあの甘ったるい声!ノスタルジーへの憧憬の極致。即効性も中毒性も高かった。
2. Starfucker
Reptilians
インディーエレクトロな4人組バンドの2nd。低血圧で怠惰でゆるふわなサウンド。サイケな世界観に埋没して一日中昼寝したくなるような筋弛緩的な気持ち良さ。一気にHighに振り切れる曲展開もあって通して聴いても飽きない。
1. Friendly Fires
Pala
ジャケ写と「Pala」というタイトルから、聴く前からすげー期待して、聴いたら期待を遥かに上回る稀有な2ndアルバムだった。トロピカルな雰囲気とゴージャスなサウンドとセンチメンタルなメロディ。バレアリック、イビザ、レイヴ…欲しいもの全部盛りなあまりにも気分にぴったりきた一枚。ele-kingの野田努レビューも良かった。
ここ数年の夏気分を未だ引きずったようなラインナップで相変わらず進歩がないです。沖縄旅行行って落ち着くどころか加速した感もあります。ギリギリまで悩んで選外になったのはKasabian、CSS、Dominant Legs、Girls、Iceage、The View、LCMDFでした。
Balkans - Flowers Everywhere
また来年。
2011-07-03
■[bandcamp漁]2011上半期オススメIndie Free Download後編
後編です。前編はこちら。
Whatever Is This by Ruby Coast
カナダはトロントのインディーポップバンドRuby Coastの14曲入り1stアルバム。メガネ率の高いナードでキュートなサウンド。3曲目『Creep Me Out』オススメ。好きな人はこの曲で1発で気に入るはず。↓は1stEP収録の『Neighbourhood』。いいよね。
Stand Up Against Heart Crime by Stand Up Against Heart Crime
Stand Up Against Heart Crime | Stand up against heart crime
Josep Xortóくんを中心としたプロジェクトバンドの5曲入り1stEP。ドリーミーなローファイ・ポップ。このジョセフくん何者なんでしょうか。ソロ名義でDIESELの公式プロモーション映像に曲使われたりしてるんで既に結構有名な人なのかな。ルックスもいいからモデルとか?↓ビデオも素敵です。
Guadalupe Plata (2011) by Guadalupe Plata
Guadalupe Plata (2011) | Guadalupe Plata
スペインのブルージーな3人組ガレージ・ロック・バンドの2ndアルバム。初期のWhite Stripesに似てるけど、強烈に渋いウッドベースの音とエキゾチックな空気がまた違った魅力を醸してるじゃないの。素直にかっこいいよ。
For Summer EP by Gracie
フィラデルフィア発ちるうぇーびんぐでぶりーじんぐな5曲入りエレポップ1stEP。ジャケの雰囲気とか夏っぽさとかたまらん。bandcampからだと1ドルだけど「FREE DOWNLOAD VIA MEDIAFIRE」ってとこからフリーDL出来ます。
EP by Underwater Seacreatures
ヴァージニア州リッチモンドの二人組。好きなアーティストにToro Y Moi,Washed Out,Small Black,Neon Indean…などなど、なんの迷いもなくチルウェーブ愛を隠さない潔さに好感が持てます。そのくせ曲は一捻り効いてて、ウィッチハウスやダブステなんかの影響も伺えるビートと薄暗さ。フルアルバム8月予定超期待です。
終わり。個人的にRibbons and BowsとUnderwarter Seacreaturesが頭一つ抜けてお気に入りです。
nmnlblog.のRATAさんからお誘い頂いてGoogle+始めました。
招待するからだれかぼくとともだちになってよ!
2011-07-02
■[bandcamp漁]2011上半期オススメIndie Free Download前編
お久しぶりです。あとあけましておめでとうございます。
上半期終わってベストを考えようと思ったらあんまり買ってなかったぜ!ということで上半期ベストのほうはTwitterで片手間についーとしたので、こっちでは久しぶりにちょっと気合を入れてbandcampの釣果を残しておこうと思います。というかCDあんま買わなかったのはbandcamp漁りが楽しすぎたのが原因でした。myspaceやsoundcloudじゃダメなんですbandcampがいいんです。ジャンル検索したときにね、ずらーっとジャケットだけが並ぶわけですよ。あのワクワク感、ジャケ買いへと誘う魅力に溢れてて、あの検索結果画面やサイト自体の構造を考えた人は天才だなーと思いました。
フリーダウンロードできるものに限定して(というかフリーのものしか観測していない)、10作に絞って前後編に分けてお送りします。「FREE DOWNLOAD」ってなってるとこクリックすりゃだいたいDLできます。たまにメアド必要なやつもあるけど素直に入れとけや。「name your price」って書いてるヤツはあなたが値段を決めてねって事です。RadioheadがIn Rainbowsでやってたアレですね。駆け出しのインディーはみんなこれやればいいのにね。
無料なのは期間限定ですぐに有料に切り替わっちゃうものもあったりするのでダウンロードするならお早めに。Painted Palmsとか超オススメしたかったけどフィジカル盤発売決定のタイミングで有料になっちゃったのよね。
前置きが長くなりすぎたな。以下本編どぞー。
Mr.Plastic by Glowbug
ワシントン州ベリングハムの4人組エレポップバンドによる初のフルLP。Delorean&アニコレな感じ。EP『Displacer Beast』よりも8bit感増してて親近感が沸くけどEPのほうがオススメ度は高いかも。↓はそのEPの曲No Fun。ヘンテコダンスに注目。
Walking Away - EP by Druma Kina
Walking Away - EP | Teenage Gang Records
超ハッピーでアゲアゲなファンキー・ブラジリアン・エレクトロ。ゲストにShell Heaven Leeを迎えたボーカルトラック含め3曲+リミックス5曲入りEP。オリジナルの3曲全部良いね。Last.fmにもいくつかfreeトラックあり。
Hush by Ribbons and Bows
ニューヨークのノイズポップ・エレクトロ。Beep-popと今勝手に命名しました。情報がネット上にほとんど転がっていないんだけど、女性デュオっぽい。これ以外にもbandcampで全EP/LPフリーダウンロード可。全部おもしろいけどこのLPが一番キャッチーだと思います。8-bitバンドAnamanaguchiとのコラボで知りました。2,7,8,11がバカっぽくてハッピーでオススメです。
Feel Good by Seabright
カリフォルニア州サンノゼのシューゲ臭のするエレクトロLP。男性ソロらしい。タイトル通りレイドバックでフィールグッド、だけど尖がってて歪んでもいて気持ちいい。前作『Dark City EP』もかなりオススメです。
EuropeanSON Pt.1 by EuropeanSON
EuropeanSON Pt.1 | EuropeanSON
UK発インディー・ローファイ・ガレージ・ロック1stLP。モロにイギリス版Wavvesって感じです。もうこの雰囲気、いとおしいじゃないの。3曲目『Wave Wave Wave』オススメ。新シングルも激オススメです。
後編へ続くんじゃ
2010-12-19
■[CD][音楽]My Best Albums 2010
今年は枠を広げて20枚。レイアウトも考慮して文字数制限して書いてみた。
20. ceo
White Magic
透明感溢れるシンセポップ。キャッチーなのに神秘的で狂気的。
19. Darwin Deez
Darwin Deez
シンプルなギターロック。年末になって急浮上。素朴さが沁みる。
18. Broken Bells
Broken Bells
17. Deerhunter
Halcyon Digest
アコースティックな趣きもある、美しく退廃的なモノクロのサイケデリア。
16. Best Coast
Crazy For You
西海岸な空気感を詰め込んだキュートな歌声とメロディのローファイポップ。
15. Jónsi
Go
バンド以上にポップさが際立つオーガニックで煌びやかな独創的サウンド。
14. Delphic
Acolyte
13. Yeasayer
Odd Blood
エキゾチックな香り漂う楽園的エレポップ。アイドル顔負けの男前ボイス。
12. Arcade Fire
The Suburbs
緊張感漂う前作から180°趣きを変えたような日常目線なレイドバック感。
11.Everything Everything
Man Alive
ぐるんぐるんなグルーヴにファルセットボイス。ひねくれた感じがツボ。
10. No Age
Everything In Between
少ない音数と抑揚のないメロディにはミニマルな心地良さと同時に息苦しさも感じさせる。その窒息しそうな窮屈なミニマルさの膜をノイズがザクザクに切り裂いていく感覚が底抜けに気持ちいい。酸欠状態から解放される感じ。
9. MGMT
Congratulations
前作から更にトリップしたような酔っ払いサウンドで周辺に唾を吐いてみせたある意味とても切ないアルバム。この不健全さがいとおしい。彼らには自由に振舞い続けてもらいたい。
8. Sleigh Bells
Treats
凶悪なハードコアサウンドに透き通ったボーカルを乗せるのが元ティーンアイドルってのがナイス。今年のトレンドからかけ離れた音をブルックリン発で鳴らすパンク的姿勢もイカス。ジャケットもらしくて好き。
7.Ariel Pink's Haunted Graffiti
Before Today
メロディはキャッチーなのに展開が歪な曲が多くてなんか心の赴くまま適当に曲を作ってる感じがする。でもだからこそ圧倒的に純粋で情熱的。ローファイなサウンドもあいまって脈絡のない不思議な夢を観ている気分になれる。
6. Hot Chip
One Life Stand
温かみがあって上品なのに激しくフィジカルに訴えかける。その雰囲気は一貫しているのに多彩さも感じさせる。そして歌モノとしても上質!飽きさせない満足度の高いアルバムだ。
5. The Ruby Suns
Fight Softly
トロピカルでトライバルで楽園リゾート感が満載のドリームポップサイケアルバム。つまり俺のここ2,3年くらいの好みとピッタンコな内容。だけど猥雑さは無くてしっとりとした手触り。太陽さんさんおんざびーちな説明不要の浮遊感。
4. Two Door Cinema Club
Tourist History
Kituneお墨付き、キュートで洒落たサウンドのダンシーギターポップ。絡み合うツインギターとどポップでどキャッチーなキラキラメロデイーにガッチリ心掴まれた。軽い口当たりで来年には忘れられてそうな儚さも含めて好き。
3. Wavves
King Of The Beach
今年のトレンドを確信犯的に取り入れたローファイパンク。単純明快なバンドだと思ってたけど、ドリーミーな曲やアニコレみたいなサイケ曲もあったり意外と多彩。やんちゃなパンクキッズと宅録ヒッキーの二重人格的なセンス。
2. The Drums
The Drums
今年一番愛着の沸いたバンド。アルバム評価と言うよりもEPと出会ったタイミングの絶妙。MGMT→アニコレと夏っぽいバレアリックなサウンドへ傾倒していた所にこのノスタルジックなローファイサウンドのインパクト。ハマった。
1. Vampire Weekend
Contra
1stがリリースされた時、各メディアでの高評価を伝え聞いたが懐疑的になって聞かず嫌いをしていたのを覚えている。2ndで試しに聴いてみたらまんまとハマった。どこまでも明快でポップ、それでいて多彩で巧妙なサウンドプロダクト。祝祭感溢れるボーカルとコーラスワーク。何度聴いてももワクワクさせられる、気持ちいい音が絶妙に配置された明るく楽しいアルバムなのだ。
今年のインディーシーンのトレンドは自分のここ最近の気分にぴったり当てはまっていてとてもシンパシーを感じたよ。ノスタルジーやローファイは古き良き時代への憧憬、夏っぽさやビーチっぽさ、バレアリックなサウンドはリゾートや楽園への憧憬。どちらも幸福で安穏としたイメージへの渇望感の表れなんだろうな。誰もが享楽的で主義主張の無いノー天気で気楽な世界。
自分を取巻く世界に対してどれだけ不満を持っていたとしても、怒りや暴力等のエネルギッシュな何かで変革を声高に叫ぶことに意味を見出せない、「時代の閉塞感(笑)」漂う世界への、アンチテーゼ(←言ってみたいだけ)としての諦念や逃避。Los Campecinos!のフロントマンであるギャレスはポップで楽しく儚げな自分達のバンドを称して「パンク」であると語っていたのだけど、それが今の時代でのパンク的姿勢なんだろうね。今年の頭にリリースされたVampire Weekendのこの底抜けに楽しいアルバムが『Contra(反革命)』というタイトルなのはなんか象徴的な感じがしない?
■Bestおまけ
Best Free Download MP3s
1. Anamanaguchi - Mess【DL】
2. Dom - Living in America【DL】
3. Cloud Nothings - Didn't you【DL】
4. Greatest Hits - Danse Pop【DL】
5. Japandroids - Younger Us【DL】
6. Crystal Castles - Not In Love 【DL】
7. Deastro - Get Frostied【DL】
8. PO PO - Let's Get Away【DL】
9. Surf City - Kudos【DL】
10. Northern Portrait - New Favourite Moment【DL】
Best EPs
1. Dom - Sun Bronzed Greek Gods
2. Deastro - Mind Altar
3. Cloud Nothings - Leave You Forever
4. Delorean - Ayrton Senna
5. Washed Out - Life Of Leisure
Best Artwork
Four Tet - There Is Love In You
Photo by Jason Evans
フィルムをパンチで切り抜いて出来た円形をガラス板の上に並べて、後ろから光を当てて撮影されたものらしい。なんか見ているだけで気持ちいいよね。けてぃっくのインタビュー記事。
Best of Best Album
Pavement - Quarantine The Past: The Best Of Pavement
今年出たベストアルバムってこれぐらいしか買ってないけどね。すごく好きなバンドになった。Last.fmの過去12ヶ月のアルバムチャートだとThe Drumsに次いで再生回数2位。
Best Music Videos
1. Hot Chip - I Feel Better
2. El Guincho - Bombay
3. Los Campesinos! - Romance Is Boring
4. Wild Nothing - Chinatown
5. Weezer - Memories




















































