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2010-12-19

[][]My Best Albums 2010

今年は枠を広げて20枚。レイアウトも考慮して文字数制限して書いてみた。

White Magic

20. ceo

White Magic

透明感溢れるシンセポップ。キャッチーなのに神秘的で狂気的。

Darwin Deez

19. Darwin Deez

Darwin Deez

シンプルなギターロック。年末になって急浮上。素朴さが沁みる。

Broken Bells

18. Broken Bells

Broken Bells

The Shinsジェームズ×デンジャー・マウス叙情的な極上のメロディ。

Halcyon Digest

17. Deerhunter

Halcyon Digest

アコースティックな趣きもある、美しく退廃的なモノクロのサイケデリア。

Crazy for You

16. Best Coast

Crazy For You

西海岸な空気感を詰め込んだキュートな歌声とメロディのローファイポップ。

Go

15. Jónsi

Go

バンド以上にポップさが際立つオーガニックで煌びやかな独創的サウンド。

Acolyte

14. Delphic

Acolyte

これぞUKエモーショナルなメロディを携えたマッドチェスターの血統。

Odd Blood

13. Yeasayer

Odd Blood

エキゾチックな香り漂う楽園的エレポップ。アイドル顔負けの男前ボイス。

The Suburbs

12. Arcade Fire

The Suburbs

緊張感漂う前作から180°趣きを変えたような日常目線なレイドバック感。

Man Alive

11.Everything Everything

Man Alive

ぐるんぐるんなグルーヴにファルセットボイス。ひねくれた感じがツボ。


Everything in Between

10. No Age

Everything In Between

少ない音数と抑揚のないメロディにはミニマルな心地良さと同時に息苦しさも感じさせる。その窒息しそうな窮屈なミニマルさの膜をノイズがザクザクに切り裂いていく感覚が底抜けに気持ちいい。酸欠状態から解放される感じ。

CONGRATULATIONS

9. MGMT

Congratulations

前作から更にトリップしたような酔っ払いサウンドで周辺に唾を吐いてみせたある意味とても切ないアルバム。この不健全さがいとおしい。彼らには自由に振舞い続けてもらいたい。

Treats

8. Sleigh Bells

Treats

凶悪なハードコアサウンドに透き通ったボーカルを乗せるのが元ティーンアイドルってのがナイス。今年のトレンドからかけ離れた音をブルックリン発で鳴らすパンク的姿勢もイカス。ジャケットもらしくて好き。

Before Today

7.Ariel Pink's Haunted Graffiti

Before Today

メロディはキャッチーなのに展開が歪な曲が多くてなんか心の赴くまま適当に曲を作ってる感じがする。でもだからこそ圧倒的に純粋で情熱的。ローファイなサウンドもあいまって脈絡のない不思議な夢を観ている気分になれる。

One Life Stand

6. Hot Chip

One Life Stand

温かみがあって上品なのに激しくフィジカルに訴えかける。その雰囲気は一貫しているのに多彩さも感じさせる。そして歌モノとしても上質!飽きさせない満足度の高いアルバムだ。

Fight Softly (Dig)

5. The Ruby Suns

Fight Softly

トロピカルでトライバルで楽園リゾート感が満載のドリームポップサイケアルバム。つまり俺のここ2,3年くらいの好みとピッタンコな内容。だけど猥雑さは無くてしっとりとした手触り。太陽さんさんおんざびーちな説明不要の浮遊感。

Tourist History

4. Two Door Cinema Club

Tourist History

Kituneお墨付き、キュートで洒落たサウンドのダンシーギターポップ。絡み合うツインギターとどポップでどキャッチーなキラキラメロデイーにガッチリ心掴まれた。軽い口当たりで来年には忘れられてそうな儚さも含めて好き。

King of the Beach

3. Wavves

King Of The Beach

今年のトレンド確信犯的に取り入れたローファイパンク。単純明快なバンドだと思ってたけど、ドリーミーな曲やアニコレみたいなサイケ曲もあったり意外と多彩。やんちゃなパンクキッズと宅録ヒッキー二重人格的なセンス。

The Drums

2. The Drums

The Drums

今年一番愛着の沸いたバンド。アルバム評価と言うよりもEPと出会ったタイミングの絶妙。MGMT→アニコレと夏っぽいバレアリックなサウンドへ傾倒していた所にこのノスタルジックなローファイサウンドのインパクト。ハマった。

Contra (Ocrd)

1. Vampire Weekend

Contra

1stがリリースされた時、各メディアでの高評価を伝え聞いたが懐疑的になって聞かず嫌いをしていたのを覚えている。2ndで試しに聴いてみたらまんまとハマった。どこまでも明快でポップ、それでいて多彩で巧妙なサウンドプロダクト。祝祭感溢れるボーカルとコーラスワーク。何度聴いてももワクワクさせられる、気持ちいい音が絶妙に配置された明るく楽しいアルバムなのだ。

今年のインディーシーンのトレンドは自分のここ最近の気分にぴったり当てはまっていてとてもシンパシーを感じたよ。ノスタルジーやローファイは古き良き時代への憧憬、夏っぽさやビーチっぽさ、バレアリックなサウンドはリゾートや楽園への憧憬。どちらも幸福で安穏としたイメージへの渇望感の表れなんだろうな。誰もが享楽的で主義主張の無いノー天気で気楽な世界。

自分を取巻く世界に対してどれだけ不満を持っていたとしても、怒りや暴力等のエネルギッシュな何かで変革を声高に叫ぶことに意味を見出せない、「時代の閉塞感(笑)」漂う世界への、アンチテーゼ(←言ってみたいだけ)としての諦念や逃避。Los Campecinos!のフロントマンであるギャレスはポップで楽しく儚げな自分達のバンドを称して「パンク」であると語っていたのだけど、それが今の時代でのパンク的姿勢なんだろうね。今年の頭にリリースされたVampire Weekendのこの底抜けに楽しいアルバムが『Contra(反革命)』というタイトルなのはなんか象徴的な感じがしない?

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