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2013/03/06 Mac Pro (Early 2009) 8 coreモデルのCPU換装を行いました

Mac Pro (Early 2009) 8 coreモデルのCPU換装を行いました

Mac Pro (Early 2009)はNehalemアーキテクチャを採用したXeonをいち早く搭載した当時としては「敵無し」のスペックを誇っていたワークステーションです.発売から早4年ほど経ち,AppleCare Protection Planの期間も過ぎた今日この頃,意を決してMac ProCPUをアップグレード (Xeon E5520→Xeon X5570)をすることにしました.

このエントリーに記述されている情報は無保証です.あなたがお使いのMac Proが致命的な損傷を負ったとしても,当方は責任を負いません.

Mac Pro (Early 2009)の8 coreモデルに装着されているCPUは,最近のCPUでは必ず付いているヒートスプレッダー(IHS; Integrated Heat Spreader)が付いていません.なので,CPUの換装をするためには,

もしくは

のいずれかを行わなければいけません.

Mac Pro (Mid 2010)以降の8 or 12 coreモデルではヒートスプレッダー付きのCPUが用いられているようです(伝聞なので,ご自身でお確かめください)

前者はダイを傷つけてしまうリスクがありますので,なるべくなら取りたくない選択肢です.後者もヒートシンクの高さの調節に失敗し,ヒートシンクを締め付けすぎると,CPUソケットやプロセッサーボードを破壊するリスクがあります.

というわけで,ヒートシンクを固定するネジにワッシャーをスペーサーとして挿入することで,CPUソケットとプロセッサーボードを保護します.今回はM4ワッシャーを2mm程度分重ねてみました(写真参照)

f:id:SHiNKA:20130306211133j:image

そうすると,今度はヒートシンクが本来よりも2mm高く装着されることになります.Mac ProCPUヒートシンクCPUだけでなく,CPUVRM回路の冷却も行っています(写真の赤い四角で囲った箇所).ヒートシンクが2mm高く装着されるということは,赤い四角で囲った箇所がきちんとVRMに接触しないということなので,ここも2mm分高さを確保しなければいけません.というわけで,厚めの熱伝導シートを短冊切りにしたものを並べました(写真参照)

f:id:SHiNKA:20130306211134j:image

さて,ここまでの加工をしてから,CPUにグリスを塗ってヒートシンクを装着するわけですが,ヒートシンクを締め付ける力の調節が非常にシビアです.あまりに締め付けなさ過ぎるとCPUがきちんと冷却されません.かと言って,締め付け過ぎるとこれはこれでMac Proが起動しません.ちなみに自分も非常に苦戦して,何度かヒートシンクの装着をやりなおしました.コツとしては,ねじを閉め始めて,ネジ回しがちょっと重くなり始めてから4分の1回転程度回すのがちょうどいいのではないかと思います.ちなみにヒートシンクを固定しているネジは対辺3mmの柄の長い六角ドライバーで回すことができます.

余談ですが,CPU換装をしてからMac Proの電源を入れたら最初は無反応で,もう二度と起動しないかと思いました,えぇ・・・.そこから何度かCPUヒートシンクの締め付けの強さを何度か微調整することで無事に起動した,というぐらいに本当にシビアです.本当にリスクが高いです.その辺をどうか覚悟した上でCPU換装をしてください・・・.

このCPU換装に関して,日本語の情報が殆どなかったので,ブログ記事としてまとめてみました.Mac Pro (Early 2009) 8 coreモデルのCPU換装を考えている人に少しでもお役に立てば・・・.ただし,自分は(少なくともMac Pro Early 2009モデルに関しては)とてもじゃないですがCPU換装を他人には勧めることはできません・・・,と釘だけは差しておきます.


以下,参考にしたウェブページなど(主に英語ページ):

ネジ締め過ぎるとプロセッサーボードが壊れるよー,という話

ねじ回しの締め付けの加減について

ワッシャーの話とか

(要Facebookログイン)CPUに限らずMac Pro (Early 2009)のアップグレードDIYをたくさんの写真を使って説明してます

2012/06/17 Debian 7.0 (wheezy/testing) on Hyper-V

Debian 7.0 (wheezy/testing) on Hyper-V

結論だけまとめる:


したがって:

これだけで,Debian WheezyからHyper-Vの統合サービスを使えるようになる.

2011/05/26

LinuxカーネルのHyper-Vの対応度まとめ

Linuxカーネルソースコードに取り込まれているHyper-Vの統合機能の対応度のまとめ.


今度,Debian Squeezeを2.6.35カーネルで起動させてみようかと思います.