「FEEL OR BEEF」

SL-782007-10-09



1.Intro feat.DJ ISSO
2.Everytime Everywhere feat."A"THUG&BES
3.Whole City All City feat.BRON-K
4.I’m So Fly feat.STICKY&ESSENCIAL
5.後の祭り〜FUCK DA “P”03〜 feat.K-NERO
6.Slip feat.SEEDA
7.挨拶 feat.鬼
8.ちょけんねん feat.神戸薔薇尻
9.Jungle Fever feat.GANGSTA TAKA&BEBE
10.Never Change feat.bay4k
11.朝方の路上feat.OKI&SEEDA
12.Outro
13.In Dro Remix

SCARS所属トラックメイカーのファーストリード作品。客演陣の顔ぶれからも推せるように、基本的にはSCARS〜SDP周辺特有のストリート感やリアリズムを受け継いだソリッドな作風で、「THE ALBUM」のスピンオフとでも言えそうな一枚となっている。彼の作る音はシンプルなビートをベースとしながら、どこか映像的というか表情が明快で、グルーヴ感に溢れるというわけではないがラップがよく映える。中でも特に、M3のような淡々と抑え気味のスタイルとの相性は抜群だ。他にもNORIKIYOの回想が鬼気迫るM5や、bay4kのいつになく繊細なフロウがハマるM10など、いずれの曲においてもサウンドが出しゃばることなくMCの持ち味を引き出しており、センスのよさが光っている。知名度からかさほど話題にこそなっていないが、総じてモストアンダーレイテッド有力候補の良コンピといっていいだろう。