SPICEの日記

2011-01-04 歯科矯正22

 歯科矯正をして良かったと思う。

 長年気にしていた自分の歯並び、歯並びを気にしていると口元を人に見られたくないと思ったり笑う時や写真を写す時に常に口元を気にしていた。特に人前で話す仕事をしていた時には歯並びが悪いだけで説得力が欠けるのではないかと気にしていた。最低限人に歯を見られても気にしない歯並びを手に入れたかった。

 30代になってからの歯科矯正は一大決心だった。治療のためには毎月歯医者に通うため長期的に海外に行くことは出来なかったし地元を離れることもできなかった。100万円弱の費用も私にとっては一生モノの大きな買い物だ。きちんと治療に専念できる環境が整ってから数年間通院をした。自分ではシルバーの矯正器具を歯につけることはそれほど抵抗は無かった。時には歯をゴムで固定して口の開閉が自由に出来ない不自由な時期もあったけれどそれはそれで徐々に慣れていた。矯正器具が外れてもその後下の歯の裏に金具をつけて固定されたり上の歯には取り外しの出来るリテーナーを着用したり歯科矯正で動かした歯が安定するまでは気が抜けなかった。それでもやはり少しは後戻りをしてしまった。

 歯並びは綺麗になったけれど理想通りで終わったわけでもなかった。当たり前のことだけど、歯の形が大小それぞれだから粒の揃った綺麗な歯並びになるわけではなくて単に前後重なり合っていた歯が綺麗な横並びになるだけだった。芸能人の綺麗な歯のように粒の揃った美しい歯並びにはなれない。元々根元が細い歯もあるので隙間も出来るし上の前歯は他の歯よりも大きくて出っ歯だったから前歯は引っ込んでも歯の大きさは変わらないので目立ってしまう。それでも私の持っている本来の歯が綺麗な並びになっただけでも目標は達成できたと思う。いつまでも歯並びを気にする暮らしをしなくて良いのでストレスから解放されたし人前でも堂々と出来るようになった。見た目よりも気持ちが楽になったのかもしれない。

 リテーナーは上の歯は1年半程度、下の歯は2年程度の着用でようやく歯も落ち着き取れるようになり長かった矯正生活は終わった。歯並びは黙って居ても改善されることはなく、年々傾きが悪化するものなので出来るだけ早い段階で歯科矯正をした方が良いと改めて思った。

 自分人生のためにも少しでも歯並びが改善されて満足出来た。