気まぐれ読書感想文 RSSフィード

2011-11-25 地図と愉しむ東京歴史散歩/竹内正浩

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

明治以降の古地図に記録されたいにしえの東京。その姿を大きく変えながらも今なお生き続けている街並みや遺構の今を多数の写真と共に紹介している。

土地勘のある人には堪らない一冊だろう。

2011-11-03 うつにならない言葉の使い方/倉成央

心を守る33の見えないクッション うつにならない言葉の使い方

心を守る33の見えないクッション うつにならない言葉の使い方

これもまた「うつ」に関する啓蒙書の一冊。カウンセラーとしての立場から、「うつ」を招きにくいモノの考え方を説き、33の短文に集約することで意識改革を容易にしようという試みである。

それが成功するかどうかは読者各人がどの程度うつ傾向にあるか、うつの病前性格にどの程度合致しているか、また周囲の「圧力」の強さにも大きく左右されることになろう。

2011-10-25 ウェブはバカと暇人のもの/中川淳一郎

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

著者の結論は書名に集約されている。自身の見聞・実体験をもとにそれを明らかにしていく一冊である。

匿名性に由来するワルノリや根拠のない風説流布がネット世界には溢れており、そこには性善説は通用しないのだ。

ネットの影響力も既存マスコミは大きく評価しているが、TVには全くかなわない(むしろTVでの話題がネットでも話題になっている)のであり、広告媒体としても適当なものではないということを著者は力説している。

ネット社会の行く末は、決して明るいものではない。そんな著者の見解に、ワタクシも頷くところ大なのでありました。

2011-10-12 数字のウソを見抜く/野口哲典

統計や確率など、『数値』を示されることによって客観性が保たれ、正確性が保障されているように感じてしまう・・・そんなワタクシたち一般人。しかし、その数値の本来の意味を取り違え(あるいは取り違えるように仕組まれ)事実とは全く逆の結論を導いてしまうことも往々にしてあるものだ。

そんな落とし穴について、身近な例を多数引きつつ紹介する、気の張らない数学的読み物である。

「数学はちょっと苦手で・・・」という向きにも楽しめる一冊だ。

2011-09-21 肝臓病/渡辺純夫

肝臓病――治る時代の基礎知識 (岩波新書)

肝臓病――治る時代の基礎知識 (岩波新書)

沈黙の臓器・肝臓の病気は、生活の質を大きく損ねるどころか、命さえ奪うことがままある。原因や治療、予後について概観した肝臓病の啓蒙書。患者や家族ばかりでなく、誰もが知っておくべき知識だろう。

もっと早くこの本と出会えていたなら・・と、今さらのように思う。あれから3年半が過ぎたのか。