統計から考える「当落率」。

ジャンル毎の当落率というのはどれくらいなのだろうかと思って、ふと調べてみた。DVD-R版カタログだからできる芸当なので、他のジャンルも計算したい方は買ってみてくれ。ジャンルは630(鉄ミリ・含擬人化)に限定。こうして見ると、意外に低い。オンリーワンジャンルは落ちづらいと言われるが、それ以前にどういうものを頒布しようとしているかきちんと明確に書けばいいのかとも思う。ちなみに自分は「何を頒布して」「テーマは何か」まで明確に記載している。要は申込書自体がプレゼンという見地に立っているのだが、間違ってはおるまい。あと当たり前といえば当たり前だが、頒布数・販売率(販売実績÷持込数量)が低くても(50部前後、50%未満)あまり問題にならないようだ。

C80: 116 ÷ 910 = 12.7%
C81: 141 ÷ 909 = 15.5%

コミックマーケット 81 DVD-ROM カタログ

コミックマーケット 81 DVD-ROM カタログ

勝手にT/B(田中秀臣氏のエントリ)

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20120103
「T/B」は「試算表」ではないので念の為。

日本の北朝鮮への援助政策は、米国、中国のものに比べると、まさに恣意性の塊りみたいに激しく変化をその都度繰り広げる。その米中とのスタンスと比べると興味深い。このような援助政策は単に稚拙なものであり、日本の対北朝鮮外交がいかに振幅が激しく、よって長期的なコミットに欠けたものかがわかる
2012-01-02 18:59:40 via web

これは対中外交にも言え、国交樹立前は米国の日和見外交に徹していたのはよく知られているし、1980年代の対中ODA開始後も逆の意味で同様。このあたりは「論叢I」「論叢II」で自分も言及しているのだが、個々としては頭が良くても組織としては「軍隊式」を志向し、結果として身動きが取れない日本が異常なのだ。
あと「債務返済狂い」と氏が言及しているが、これは今や連結ベースで発表されなくなった「国の財務諸表(連結版)」を見ればわかると思う。*1財務分析手法を用いればこの手の詐術を見抜くことは可能なのだが、それができないほどマスコミの能力が低下していることも知悉しており、「抱き込まれて」いることがわかっているだけにある種の絶望を抱いている。

*1:かつて、自分は id:keiseisaimin氏にこの点を指摘した。連結C/Fがプラスの点など。

「地蔵禅寺」周辺の風景。

http://baike.baidu.com/view/6286395.htm



http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20100730/ でも取り上げたが、かなりの古刹とは知らなかった。101路「城西密封公司」行バスで終点の1つ前。ご教示いただいた@sayu_xiaolin氏に感謝。