ボンジュール・トリステッサ。今再びの無職生活!
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2005年08月22日 志望動機でまた悩む
■志望動機でまた悩む
履歴書に書く志望動機はできたが、書くのは楽でも述べるのはプチ地獄なのが志望動機である。大体志望動機なんて煎じ詰めれば身もふたもない、実にナマグサイ。
「能力と経験から貿易実務なら働けると思いました。貿易実務さえ出来ればぶっちゃけどこでも。」
一流企業への志望者だって、大多数も志望動機がぶっちゃけ派だろう。ビジネスの志をはっきりといえる奴なんてまずいない。高度成長期の幸福神話は健在だから、一流企業に応募するのに四苦八苦、トップ企業はハードルも高い。
世にマニュアルの種は尽きまじ。もっとも実践を重ねればマニュアルなんてあまり意味はなくなって、こんな悩みが生まれるわけだ。
要するに志望動機ってどうしたもんだろうね。特にその会社の特徴が掴めない場合は。
朝から通関業者の面接があったので田町に向かった。目的地は小さな通関業者だが、だからといって面接が楽というわけじゃない。
果たせるかな今日の面接は難しかった。俺が手合わせしたことのないタイプ。論理的な面接官なのだ。クールでゆっくりとした口調ながら、会社が抑えたいポイントを強く確認しに来たよ。怖かったね。
曰く、
「この会社のどこに惹かれて応募したのか教えてください。」
「この会社で何に役立つと思いますか。」
オレの急所だ。致命的に不備のポイント。書類向きに志望動機をしぼりすぎたのがアダになった。
応答はぼやけてしまった。質問の意図に直結できない回答はマイナスである。
まったくこの突っ込みの的確で厳しいこと。人事サイドの作戦かもしれないが、運悪くオレのバイオリズムに障っていた。
「気づいてくださいよ。ホームページのない会社で非上場の、おたくの会社の組織とか構成を情報調べる方法ってある?図書館だって、さあどうだかってとこだぜ?グーグルで調べたけど、おたくの住所とか電話番号の情報ばっかりだよ…。」
「ウリッたって職務経歴書に全部あるんだよ。この資格だよ。オレの若さだよ。無職だから目ぼしい求人には即応募しかないんだよ。それに入社したくなかったら応募しないし、こうして面接を受けにも来ないぜ。それともデキもしない事を出来ますとか、おたくの仕事は素晴しいですねっておだててほしいのかい?」
と、心で毒づいてみる。口に出来たら爽快確実!でも実行に移せば不採用もまた確実である。
面接室には二つの上座がある。求人応募者としてオレには応接室の上座。人事担当者には力関係で出来た精神的な上座。
無職ゆえ、オレには上座のダブルスタンダードに逆らう度胸が無かった。その時の顔は難儀なしかめツラに違いない。眉間に力が入っていたから。難事は難事を呼ぶね。
しかしここ第一志望をかけていなかった自分にも責任はある。本気なら何としてもそんな不備を封じる策を準備しただろうから。
そういう次第で面接は見事に頼りなく、怪しげに終わった。
最後に人事サイドから止めの一撃。
「今日から面接初めなんで、結果が出るのは9月の中ごろまでね。それくらいにはお返事いたします。連絡は合格者にだけ行きますので。」
つまり履歴書の返却なしだ。
写真一枚をリサイクルして、焼増し代金500円を浮かせないのが今、オレにとってどれだけ切実な浪費につながるか。求人に毎週応募するに当たり、何だかんだで週4〜6枚の写真が必要になるが、焼増し代で最低、1日の交通費がまかなえるのだよ。上手くすれば食費だってまかなえるんだ。
就職活動の要点は、いかにして交通費を作り出すかにある。人事さん、もしさらにディープな人事になりたかったら、求人応募者に優しい気配りも欲しい所だよ。





「ウリッたって職務経歴書に全部あるんだよ。この資格だよ。オレの若さだよ。無職だから目ぼしい求人には即応募しかないんだよ。それに入社したくなかったら応募しないし、こうして面接を受けにも来ないぜ。それともデキもしない事を出来ますとか、おたくの仕事は素晴しいですねっておだててほしいのかい?」
爽快!爆笑!