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サイババ紀行 - JOURNEY TO WELLNESS このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-08-23 南インド、ケーララ州最大のお祭り

南インド、ケーララ州最大のお祭り

| 22:03 | 南インド、ケーララ州最大のお祭りを含むブックマーク 南インド、ケーララ州最大のお祭りのブックマークコメント


今日は、人々から愛された偉大なる羅刹の皇帝、マハーバリが年に一度、ケーララ州の人民の幸福と繁栄を見に戻ってくるというオーナム祭Onam Festival) の最終日。


マラヤーラム語 を話すケーララ州出身の人々は、愛すべき皇帝を迎え入れるべく玄関先に色花でできた美しい花絨毯、プーカラムを描いてこの期間を祝います。


Atham と呼ばれる初日から、最終日である Thiruvonam までの10日間にわたって盛大に祝われるこのお祭り・・・。

オナサッディヤというご馳走を食し、蛇ボートのレース、象の行進、オーナムにちなんだ伝統的なゲーム(オナカリカル)に、カイコティカリという女性による民族舞踊、そして有名なケララ州の舞踊劇、カタカリなど、イベントは盛りだくさんです。


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ところで、羅刹(悪魔)の皇帝が人々に親しまれていたというのは善悪混在する インド神話 ならではのお話・・・。


ヴィシュヌ神の第五番目の化身、ヴァーマナによって解脱を授かった皇帝バリの人格についてサイ・ババは、1996年8月27日の講話のなかで次のように語っています。


f:id:SaiLaksmi:20100823214912j:image:left『神がヴァーマナの姿をとって皇帝バリの執り行う犠牲の儀式(ヤーガ)に現れたとき、バリはヴァーマナをうやうやしく迎え、何が欲しいかを尋ねました。

ヴァーマナは「私の足で測って三歩分の土地をください」と答えました。

バリは「なぜわざわざここまで来て、わずか三歩分の土地しかお望みにならないのですか?」と尋ねました。

ヴァーマナはきっぱりと「私が望むのはそれだけです」と言いました。


バリの師であるシュクラーチャールヤは、受け取る相手が普通の人間ではないことから、その捧げものをするのを思いとどまるようにと忠告しました。

しかし、バリは約束を撤回することほど重い罪はないと強く言い切って、約束を守りました。


皇帝バリは、約束の言葉を守る偉大な人を代表する人物です。


ケーララ州の人たちが今日に至るまでバリを崇拝し、バリを記念してオーナムの祭りを祝うのは、このような理由からです。今、崇められているものは何でしょう? それは真理という美徳です。 真理に欠いていれば何にも価値はありません。


愛は至高の価値です。貴重なのは、世俗的な愛ではなく、神の愛です。神の愛は、友人や他者に対する執着のあらゆる形を包含しています。 神との不朽の友情を培いなさい。


皇帝バリには、自分自身を含めたすべてを神に捧げる覚悟がありました。それがバリのすばらしいところです。バリは単なる三歩分の土地という贈り物ではなく、自分自身を神に捧げたのです。これが、バリが神に全託した精神です。』



オーナム祭の由来と、お祭りに秘められた内的意味は、こちらにて・・・

プッタパルティでは、ケーララ州から訪れた参拝者によって劇が上演されたそうです。



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2010-08-20 富と繁栄を司るラクシュミー女神への祈り

富と繁栄を司るラクシュミー女神への祈り

| 14:41 | 富と繁栄を司るラクシュミー女神への祈りを含むブックマーク 富と繁栄を司るラクシュミー女神への祈りのブックマークコメント


ヒンドゥー教徒の間では、女神の日とされている、金曜日。

特に、シュラヴァナ月の満月の夜の前に当たる金曜日は吉兆とされていて、既婚女性(未亡人以外)達は、家庭の繁栄を祈願するため、食事制限をして富を授ける女神、ヴァラ・ラクシュミーに儀式を捧げます。


太古の聖典、スカンダ・プラーナには、かつてパールヴァティー女神が、「家庭の繫栄を望む地上の女性達に何かよい儀式を教えてください」と問うた際、シヴァ神が「ヴァラ・ラクシュミー・ヴラタム - “Varalakshmi Vrata”を ラクシュミー女神に捧げなさい」と伝えた件が詳述されているとのこと・・・。


あらゆる種類の富や繁栄そして幸運を司る偉大なる女神、マハー・ラクシュミー。この儀式を行う日は、女性が夜明けとともに起床して食事制限をし、身を清めてから祭壇を整え、八種類の富を司る女神に捧げる讃歌、「アシュタ・ラクシュミー・ストートラム」を吟唱します。

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なお、アシュタ・ラクシュミー(Ashta Lakshmi)女神が授ける富は次の通り。

女神名 Goddess Name 特性・ご利益
1 アーディ・ラクシュミー (マハー・ラクシュミー) Adi Lakshmi / Maha Lakshmi ラクシュミー女神の祖先型
2 ダーニャ・ラクシュミー Dhanya Lakshmi 豊穣や穀物を授ける
3 ダイリャ・ラクシュミー (ヴィーラ・ラクシュミー) Dhairya Lakshmi / Veera Lakshmi 困難を克服する勇気や精神力を授ける
4 ガジャ・ラクシュミー Gaja Lakshmi 権力や名声、家畜を授ける
5 サンターナ・ラクシュミー Santan Lakshmi: 子宝を授ける
6 ヴィジャヤ・ラクシュミー (ジャヤ・ラクシュミー) Vijay Lakshmi/ Jai Lakshmi 勝利や成功を授ける
7 ダナ・ラクシュミー Dhana Lakshmi ゴールドや金銭を授ける
8 ヴィディヤー・ラクシュミー Vidya Lakshmi 知識を授ける


ある時、インド人の知人に多神教のことをどう捉えているかと聞いたところ、「神とは、政府のようなもの。通常英語で“G”odと呼ばれている唯一神は、首相。(もちろん例え話なので厳密的には色々と異なりますが...ニュアンス的には、行政権が内閣に帰属する日本の内閣総理大臣ではなく、直に帰属するアメリカ合衆国の大統領)。その首相の元で仕える“g”ods達は大臣にあたり、管轄別にそれぞれ違う役割が与えられている・・・」という答えが返ってきた。 

・・・なるほど。

それならインド人が、「ある時には、この神様。またある時には、あの神様・・・。」と、祈る対象を変える理由が分かる。一神教を良しとする風土で生まれ育った私には、新しき見解・・・。



さて、授ける富の種類が違えば、武器(小物)や御姿も異なるもの・・・。例えばある男性が、息子、上司、夫、父、と役割や場面によって様々な名前で呼ばれるように、マハーラクシュミー女神も、側面によって様々な名前で呼ばれています。

そして、ラクシュミー女神の八側面を表す御姿は、次の通り。

f:id:SaiLaksmi:20100821143024j:image

女神名 御姿
1 アーディ・ラクシュミー (マハー・ラクシュミー) 4本腕、蓮色の衣服。蓮と白い旗を持ち、2本の腕で祝福と恩寵を授けるポーズ。
2 ダーニャ・ラクシュミー 8本腕、緑色の衣服。2輪の蓮、鎚矛(こん棒・Mace)、稲草、さとうきび、バナナを持ち、2本の腕で祝福と恩寵を授けるポーズ。
3 ダイリャ・ラクシュミー  (ヴィーラ・ラクシュミー) 8本腕、赤色の衣服。チャクラ(Chakra)、ホラ貝(Shankha)、弓矢、剣(Trishula)、金版、祝福と恩寵を授けるポーズ。
4 ガジャ・ラクシュミー 4本腕、蓮色の衣服。2本で蓮を持ち、2本の腕で祝福と恩寵を授けるポーズ。2頭の象が水壺で女神に水を注ぐ。
5 サンターナ・ラクシュミー 6本腕、金色の衣服。マンゴーの葉とココナッツを載せた水壺2杯、剣、盾、膝に乗せた子どもを抱く腕、祝福を授けるポーズ、蓮を持つ子ども。
6 ヴィジャヤ・ラクシュミー (ジャヤ・ラクシュミー) 8本腕、紫色の衣服。チャクラ、ホラ貝、剣、盾、蓮、輪なわ、祝福と恩寵を授けるポーズ。
7 ダナ・ラクシュミー 6本腕、赤色の衣服。チャクラ、ホラ貝、マンゴーの葉とココナッツを載せた(もしくはアムリタが入った)水壺(Kalasha)、弓矢、蓮、祝福のポーズから流れ出る金貨。
8 ヴィディヤー・ラクシュミー 4本腕、白色の衣服。2輪の蓮、祝福と恩寵を授けるポーズ。



今年、プッタパルティでは25分間かけて、壇上にてヴァラ・ラクシュミー・ヴラタムの儀式が執り行われたとのこと。 さすが、スワミ。 この形態なら、ダルシャンホールに集まった希望者全員が、参加できます・・・。


本来、マンゴーの葉、ココナッツ、水壺、シンドゥール、ターメリック、サンダルウッドといった粉末と儀式用の赤いマットが必要ですが、我が家では、簡易版。


朝食には、柑橘(タマリンド)系以外のフルーツとホットミルク。

f:id:SaiLaksmi:20100820093551j:image

昼食は、金曜日のラフーカーラム(不吉な時間帯)10:30〜12:00、そして15:00から始まるヤマガンダム(死の時間帯)を避けて、1時前後に儀式をはじめ、シュリー・スークタムとラクシュミー・ガーヤトリー・マントラを唱えてから供物とアルティ(献火)を捧げ、食事を摂り始めました。

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メニューには、塩、スパイス、粉系はNGということで、麦のでんぷん質が主成分のウプマム(Upma)、牛乳と米粉、砂糖でできたパヤサム(別名、キールKheer)。食事制限終了後には、今日は塩NGなので砂糖味の揚げもの、ヴァダ(Vada)を頂きました。

f:id:SaiLaksmi:20100820132833j:image

食事制限というのにこの種類の豊富さ・・・、インドの大らかさを感じます。


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2010-08-12 今年のヴァラ・ラクシュミー・プージャ

今年のヴァラ・ラクシュミー・プージャ

| 14:05 | 今年のヴァラ・ラクシュミー・プージャを含むブックマーク 今年のヴァラ・ラクシュミー・プージャのブックマークコメント



南インド三州(アンドラ・プラデーシュ、タミル・ナードゥ、カルナータカ州)で重要な位置を占める、既婚女性によるプージャ(儀礼)、ヴァラ・ラクシュミー・プージャ(ヴァララクシュミー・ヴラタム/Varalakshmi Vratam Puja)。

家庭の女神(グリハ・ラクシュミ)である妻がこの儀式を捧げることによって、妻を通して夫や子ども―家庭に幸福と健康、そして様々な吉兆がもたらされると云われています。

f:id:SaiLaksmi:20100812142217j:image:left


2010年度の日程は 8月20日となっていますが、今年は、昨年のような大々的な合同プージャではなく、、アシュラム内の「ヴァラ・ラクシュミー・テンプル(ガーヤトリーテンプルの右横)」にて、開催されるそうです。

おそらく、参加者はサイババの縁戚女性限定・・・(8月初旬の情報)。


というのも先月初旬から、このプージャを主催する「イーシュワランマ女性福祉トラスト」宛てに、海外帰依者からの応募メールが殺到していたらしく(聞くところによると、1万5千通以上!)トラストの代表がサイババにお聞きしたところ、全ての希望者をマンディールに呼ぶのは無理がある上に、これはもともと、ヒンドゥー教徒のための儀式。先着順と言って外国人を優先するわけにもいかない・・・。



参加者を選別しようとしても不公平となるのは不可避の為、今年は合同プージャの開催を見合わせなさい・・・と仰ったそうです。

ヒンドゥー教徒のためのプージャが、海外からも注目されているとは素晴らしいことだと思いますが、さすがに今回は、ちょっと人数が多過ぎたみたいです・・・。尚、ヴィシュヌ神の伴侶、ラクシュミー女神を讃えるヴェーダに関しては、シュリースークタムの記事をご覧ください。




追記: アシュラム近況

長期夏季休暇ということで、世界各国から500人〜1500人ほどのグループがそれぞれ、1週間〜2週間前後の日程で滞在されていますので(もちろんグループ席有り)、祭事期のような混み具合です。


ざっと国名を挙げてみると・・・

7月: アメリカ第1部・第2部・南ヨーロッパ・イギリス・北ヨーロッパ・インド各地

8月: 中近東・スリランカ・カナダ・マレーシア・インド各地


もし夏休みを利用して来訪を予定されている方は、風邪予防の薬(世界中から人が来訪していますので)、蚊予防等を持参されるとよいかも知れません。気候は、それほど暑くもなく、風邪が涼しくって良い感じです☆



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2010-08-03 サイババの学生の妻として‐ 服装面 その3.

サイババの学生の妻として‐ 服装面 その3.

| 16:23 | サイババの学生の妻として‐ 服装面 その3.を含むブックマーク サイババの学生の妻として‐ 服装面 その3.のブックマークコメント


プッタパルティ巡礼三回目に、妹と二人で滞在していた時のこと。

当時私は、「サリーの着方」をまだ知らなかった。

その頃は、「バジャンライン」というものがあり、外国人帰依者もダルシャン中、サイクルワントホールの中心にあるマンディール内に入り、スワミにバジャンを捧げることができた。そして中は、「サリー優先」。妹にもなんとかあの「分厚い層」の神聖な空気に包まれたマンディールのバジャンを体験してもらいたくって、サリーを着つけることに・・・。

六か月前に巡礼した際、フランス人のルームメートにサリーを着付けてもらったことがあるので、なんとなく、雰囲気で着られるだろうと思いきや、仕上がりは、散々…。プリーツの位置はずれているし、スカートの長さも不規則で、胸元の生地のラインもダラーンとして、見れたモノじゃない。


私は、心底、焦った。

どうしよう・・・正装が必要な時は妹にサリーを着せようと思っていたのに、サリーの着方が分からない!

まさか、見知らぬ人の部屋のドアを叩いて、「恐れ入りますが、私にサリーを着付けてください」と申し出るなんてことできないし・・・。


忙しい朝の、貴重な時間。

私は一息ついて、身体に纏わりついている無様なサリーを一旦脱ぎ、深呼吸をしてからサイババに祈りを捧げた。

「スワミ、私はサリーの着方が分かりません。 どうか、私にサリーを着せてください!」

そして、鏡の前でもう一度、こうだったかなぁ?という曖昧な記憶を辿って着付けてみると、なんと今度は、完璧!スカートの長さも、プリーツの具合も、胸元のキチッとしたドレープも、美しくきまっていた。

そしてその日以来、誰に教わるでもなく、私はサリーが着れるように・・・。


たった一度の 『祈り』 だけで、サリーを着られるようになるなんて!

自分に起こったコトとはいえ、私にはちょっと信じられなかった。


普通、祈りで叶う事柄は、奇跡とか、第三次的な力によって状況が動いたりするものだと思っていたから、祈りによって「知識」を授かることもありえるとは、私にとって新たな驚きだった。

そして、もっと驚いたのが、帰国後、仲の良い人達に興奮を交えてそのエピソードを話したところ、誰一人として、驚かなかったことである。これにはさすがに私も、皆さんの信仰心の深さに対して逆に、驚かざるをえなかった・・・(笑)。


さて、この話をセヴァダルのアンティーにすると、「あなたは、結婚しているの?」という質問が返ってきた。

「いいえ」と答えると、「結婚、したいの?」 という更なる質問が・・・。

そうそう、20歳前後で結婚するインドからすると、どうせ私は充分な「行かず後家」ですよ・・・と多少スネも入りながら、そんなプライベートな質問、こんなところで・・・と恥ずかしく思い、答えをはぐらかして笑っていたら、急にアンティーが口調を変えて、説教をし始めた。

「いいですか、スワミは、目上の人の言葉は神の言葉と仰っています。ですから、これから私の言うことを、よく聞きなさい。」

笑ってはぐらかそうとしていた私は、急に口調が変わったアンティーに驚いて、姿勢を正した。

「あなたの、サリーの着こなしは、充分です。イヤリングもしているし、あとは、額にビンディーをして、両腕に1ダズンのバングルをつけなさい。そうすると、よい伴侶に巡り合えるでしょう」。


なんとも、不思議な感じだった。

『インド人女性としての身嗜みを身につけなさい』 というアンティーの言葉はなぜか、スワミからのメッセージのように聞こえた。それを聞いた後、私はボーっとしながら心のどこかで 『あ、おそらく私はインド系の、きちんとした装いが必要な...、ある程度以上の男性と結婚することになるんだ... 』 という予感が走った。


そして結果は、皆さんご存知の通り・・・。

私は去年 「インド人」、しかも「きちんとした装いが必要」な相手と結婚した。

これは、『セヴァダルの声は神の声』 という話を聞くけれど、それもまんざら嘘でもないなぁと思った私自身の体験談・・・。


さて、話題をサリーに戻すとして・・・。

先月、ブリンダーヴァン校からグルプールニマ祭にやってきた彼の地元(パンジャーブ州)出身の下級生と挨拶する際にも(確実に、地元の親御さんに、こんな感じの人だったよ...と報告するので)、パンジャビスーツではなく、サリーを着て行ってね、というリクエストが入っていた。

下級生の方も彼と雑談をしながら、初めて見る「外国人の嫁」がキチンとした装いをしているか、何気にチェックをしている様子。そして彼の横で、少し背筋を伸ばして無言で微笑する私...。

彼に電話が入り、その下級生の、ほぉーっという、「外国人なのにきちんとした身嗜みをしてるなぁ」という視線が一瞬、私の足元で止まった。

「あ・・・、」

私は心の中で呟いた。

「トーリングするの、忘れてきた。」


・・・。

やはり身嗜みというものは、一朝一夕で身に付くものではない...ですよね?

引き続き、今後もなにかと習練が必要そうです・・・。


さて、南インドの正装であるサリーの着つけの便利サイトを探してみましたので、ご興味のある方は、渡印前に、ぜひトライしてみてください。

初めは難しそうですが、プリーツさえ事前に作っておけば、結構簡単です。

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また、この他にも 「サリー着付けチュートリアルDVD / VCD」 というものがあると知人に紹介して頂きました。

アシュラム内は『巡礼地』ということで「胸や肩を隠す」というルールがあるため、DVDに紹介されている着付けの中でも使えるスタイルは限られている...とのことですが、じっくりと着方のポイントを学びたい、色んな着方を見てみたい、という方にはとても役立つ映像になるかと思います...。


尚、一度、東京にあるサリーショップの店員さんにお聞きしたところ、日本のサリーは繊維技術がしっかりしているので、レーヨンやノーアイロンの化学繊維系の種類が豊富。逆に、純シルクやコットンサリーは、インドで購入する方が価格、種類においても断然お勧め...、とのことでした。



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2010-08-02 サイババの学生の妻として‐ 服装面 その2.

サイババの学生の妻として‐ 服装面 その2.

| 16:21 | サイババの学生の妻として‐ 服装面 その2.を含むブックマーク サイババの学生の妻として‐ 服装面 その2.のブックマークコメント


聞くところによると、一部の日本人の間で「パンジャビスーツを着ていると、ダルシャンを受けられない」という噂が飛び交っているらしく、「私、サリーを着られないんだけど・・・」という参拝者の恐怖心をあおっているらしい。

そういう話を耳にすると、「それは、ある事実が誇張され、伝言ゲームの果てに拡大解釈されて広まった “単なるウワサ”ですので、どうぞご安心ください」と、不安を感じている方々に伝えたい気持ちに・・・。


実際、私がプッタパルティに滞在して見聞きしたNG服は:

f:id:SaiLaksmi:20100803160357j:image:left1.くるぶしが見える丈の衣服(スカート、ズボン問わず)

2.ノースリーブ(パンジャビでもノースリーブはNG)

3.胸・肩周りを覆うスカーフ無し

4.透ける素材(特にスカート)

5.身体の線が出るピッタリとした服・・・ぐらいでしょうか。

あまりお勧めはできませんが、Tシャツにロングスカートの上からスカーフをまとう西洋人もチラホラいます。


そしてつい先日も、パンジャビスーツを来た知人がでファーストラインに座っていましたし、サイババからインタビューに呼ばれる人の中にも(おそらく北インド出身)、パンジャビスーツを着たファミリーも見かけます。


そうとは言うもの・・・。

やはり南インドの正装は、「サリー」であり、サリーを着ている人が優先的にファーストラインに座せてもらえる、という事実は否定できません...。

f:id:SaiLaksmi:20100803161442j:image:rightトークンで自主的に最前列に座れた人がパンジャビを着ている為にそこから移動させられることはありません。

しかし急に一席空いて、セキュリティーが、「どの参拝者を座らせるか...」と決める際には、洋服やパンジャビスーツよりも、サリーを着用している人にお声が掛かります。

そして「サリー優先」は言わばダルシャン会場内の暗黙の了解(?)ですので、それを曲げて帰依者同士の譲り合いでパンジャビを着ている人を最前列に座らせ直すと、変なことになり兼ねません…。


と、ここで先日、私が目にしたあるエピソードを・・・。


ある朝、参拝者の間で「お帰りコース」と呼ばれているダルシャンラインに並んでいた時のこと。

パンジャビスーツを着たサイ大学の卒業生が、スチューデントライン(卒業生席)に座ろうとしたその時・・・、一人の年老いたセキュリティーが足早にやってきて、声を荒げて彼女に注意した。

「あなたはそこに座ってはいけません。今日は、こっちに座りなさい!」そして、「え?...えっ?」という感じの、腰を下ろしたばかりの女の子を立ち上がらせ、隣接するペイショントライン(患者席)の後方席へと連れて行った。

誘導中、セキュリティーのアンティが言った言葉は、ただ一言、「学生席に座りたければ、サリーを着用しなさい。」


思わず、「おぉーこわっ」と心の中で呟き、自分の服装を省りみた。

そういえば彼もしきりに、「プッタパルティではできるだけ、サリーを着るようにね・・・」と控えめに何度も言ってたっけ。卒業生でさえ、ダメだしされるんだから私なんて一体・・・。


結婚前、インドといえば南インドプッタパルティにしか来たことがなかった私は、サリーだけが唯一無二の正装で、パンジャビスーツは普段着だと思っていた私。

和装に例えるなら、「サリーは着物でパンジャビは浴衣」という情報をインプットしていたせいか、インド滞在中にサリーばかりが増えていき、まともなパンジャビは、持っていないに等しかった。


その後、パンジャーブ州(パンジャビスーツの語源)出身の彼と結婚して初めて知った新事実 ‐ 「北インドでは、パンジャビ(サルワール・カミーズ)も正装扱いされている」を耳にした私は、心の中で築いた『サリー信仰』が一挙に崩れ落ち、日増しにパンジャビ着用率が高くなっていた。

「だって夫の故郷の正装ですし、なんてったって、食後の快適さはパンジャビの方が断然、上...」といった大義名分(?)で景気づけ、以前のサリー一色の日々はどこへ行ったやら・・・時折、私がスワミの学生の外国人妻だと知っている方から注がれる視線が刺さって居心地の悪さは感じつつ、その日も私は、セキュリティーに注意された卒業生と同じく、着心地の良いパンジャビスーツを着用していた。


しかしながら、やはり 『サリー優先』は健在。

黄色いスカーフをしているセキュリティー(サイ大学の卒業生)や、スワミの親族席に座っている女性たちは皆、サリーを着用しているし、誕生日や記念日の祝福など、特別な許可が下りる「ブレッシングライン(祝福席)」を所望する際にも、サリーを着ていくように、と言われている。

夏期休暇の期間中、様々な西洋諸国の人々が千人単位のグループでパルティに来訪しているけれど、「ユニフォーム」といえば、決まって、サリー。決して、洋服やパンジャビスーツ、もしくは各国の民族衣装を「ユニフォーム」として選ぶ国は見かけない。


現在パルティに滞在しているUKグループのサーダナキャンプに参加している知人によると、出国前のオリエンテーションには二度ほど「身嗜み講座」が開催されたらしく、最終日には全員がサリーを着て整列し、サリー着用時に必要な小物も一緒に身に付けたとか・・・。

さすが、紳士と淑女の国・・・と思いきや、イギリスにはNRI(非居住インド人)が多いということもあるらしい。

尚、サリー着用時に必須、と言われた小物類は次の3つだそう。

1.バングル 

2.イヤリング(ピアス)

3.ビンディー(既婚者はシンドゥールも)


・・・と、これは私も以前、ダルシャンラインに並んでいた時にインド人のキャンティーンスタッフから言われたことがある。

中央のダルシャンラインの前方・右側は通常、キャンティーンスタッフラインといって、アシュラムのキャンティーンで働くスタッフ用の参拝エリア。その周りには、一般帰依者が間違って入ってこないようにと監視するセヴァダルが配置されている。ある日、その横に座った私は、インド人スタッフと、地方から来た若いセヴァダルを交えてガールズトークを始めた。

そこで、「まぁー、サリーをうまく着こなしてるわねぇ(外国人がよく受ける称賛)」と褒められ、誰に着付けを習ったか(外国人がよく受ける質問)と聞かれた私。

うーん、その 「誰に習ったということはなく、スワミに祈ったら、着れるようになったんです…」。


「気は確かか!?」と言われてもおかしくなさそうなその返答…。

私は続けて、ある朝起こった出来事をセヴァダルに説明した。


その3.に続く・・・




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