ぞーたんのあれから10年へ

久々の、そして魂のこもった投稿ありがとう。
今の現状への焦燥感などは書きたくても書かない、書けない事が多いであろう中、こうしてブログでアップしたのはすごい。


ぞーたんが人を惹きつける魅力の一つは、普段皆が心の奥底に隠して、そのうち忘れてしまっていたような感情を引き起こしてテーブルの上に並べることができる点だと思う。コメントするのにそれ相応の力と時間が必要だが、きっと皆の心に届いているに違いない。


かくいう私自身は上海から戻りもうすぐ2年、会社の課題や目標を設定しながらも理想と現実の違いに苛立ち、自分の力不足に辟易しながらの毎日に焦りを感じている。
しかしあくまで必要とされたい、達成感を得たいという欲望は今戦っているフィールド上で満たしたいという点ではぞーたんとは抱えている問題が異なるかもしれない。


これは非常に勝手な意見かもしれないが、ぞーたんを今まで見てきた中で彼はチーム競技よりもアルペンスキーやカーレースのようにコンマ何秒のタイムをあらそい山を突き詰めてゆくような競技に向いているかのように思う。あるいは彼自身がチームを引っ張る役割の場合に強い光を放つ。

そういった点ではチームで一流のプレーヤーを目指すよりも、個人でそれを目指す。もしくは一流のマネージャーを目指す方が性にあっているのかもしれない。大きな組織の中で船頭をきるその日まで虎視眈々と力を身に着けるのもいいし、新たなフィールドへ飛び出すのもいいだろう。


まぁあまり心配はしていない。むしろ俺を心配してくれ。はっはっは。


ぞーたんに紹介してもらった成毛眞さんの本が好きでほとんど読んだ。
成毛さん自身も熱心な読書家で、彼の本には毎回必ず何冊かの隠れた名著と謎著が紹介されている。最近の著書「成毛眞の超訳・君主論」の中で「絶対ブレない軸のつくり方」という本が紹介されていて今朝ほど読み終えた。
著者の南壮一郎氏は、カネなし実績なしのどん底から楽天三木谷社長を20分で口説き落し、
楽天イーグルス創業メンバーになった方だが、本書には彼のモルガン・スタンレー証券入社
以降のスポーツビジネスへの憧れを抑えきれない思いから挑戦に至るまでの苦悩の日々も綴ってある。


考えをまとめる一助になるかはわからないが、参考までに。