Silent Voices (Professional edition)

2004-06-01

[]同じ日に2つの悲しい出来事

 兵庫で小5女児が転落し死亡…「自殺」ほのめかすメモ読売

 

1日午前8時半ごろ、兵庫県加古川市内のマンション(15階建て)から小学5年の女児(11)が転落したのを下の通路にいた母親(40)が見つけた。女児は通路にあおむけに倒れており、病院に運ばれたが、全身を強く打っており、間もなく死亡した。

 加古川署の調べによると、女児は同日午前8時ごろ、マンションの自宅を出た後、13階と14階の間にある階段踊り場の手すり(高さ約1メートル)を乗り越えた。

 白色のポロシャツに紺色スカートの学校の制服姿だった。ランドセルは自宅玄関に置いてあった。通路にいた母親は「やめなさい」などと叫んでいたという。踊り場には乗り越えた跡があり、自宅には自殺をほのめかすメモがあったという。女児が通う小学校によると、女児は長期欠席や、校内でのいじめなどはなかったという。

 小6女児、同級生に切られ死亡 長崎・佐世保(毎日)

1日午後0時45分ごろ、長崎県佐世保市東大久保町の市立大久保小学校(出崎睿子校長、児童数187人)から「6年生の女児が血を流している」と110番通報があった。同署員と消防署員が駆けつけたところ、女児が首などを切られ、既に死亡していた。同級生の別の女児がカッターナイフで切ったとみられ、佐世保署は殺人事件として加害女児の身柄を確保した。

 死亡したのは、同市天満町、毎日新聞佐世保支局長、御手洗恭二さん(45)の長女で、6年生の怜美(さとみ)さん(12)。校舎3階の教室で倒れていたという。学校関係者によると、体中に傷があったという。

 同市教委によると、事件当時は給食が終わった後の昼休み時間中で、現場となった教室は「学習ルーム」と呼ばれ、普段の授業ではなく、少人数を対象にした授業で使っていたという。

このような不幸な事件や事故のあと、子供たちにも、また親や教師にも様々な心理的・身体的な影響が出る可能性が高いです。早期の対応が望まれます。

 自治体によっては、地元精神科医や臨床心理士などによる緊急介入(Crisis Intervention)が行われることがあります。大抵はチームでの対応ですが、特に心理的な影響が大きい人へは個別の対応をすることがあります。

 とにかく、同日に小学校子供たちが巻き込まれる大きな事件があったのは、非常に残念な事です。