〜 網膜剥離 手術 〜

2011年11月21日に「硝子体手術による網膜復位術」による手術を受けて、11日間入院。


網膜剥離の手術は、主に2種類あります。
1.強膜バックリングによる網膜復位術
と私の受けた
2.硝子体手術による網膜復位術

網膜剥離の手術についての詳細は、下をクリックしていただくとわかりやすく解説してあります。
その中に、書いてあるように、
硝子体手術による網膜復位術 の場合、
「水晶体に負担がかかるため、術後に白内障が進むことが多い。そのため、ある程度の年齢の方は白内障手術を同時にやってしまうことも多い」、のです。


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手術前に、担当のS先生が、
「(コンタクト無しでも)よく見えるようになるよ。」
とおっしゃって、思ってもいないうれしいサプライズで、思わず、
「えぇ?えぇ・・・〜??? 本当ですか!手術して、いいこともあるのですねぇ!」
と、喜んでしまいました。


手術して、2日は、完全うつ伏せ寝(横向き不可)で、昼間も、歩く時も食べる時も、ずっと下向きのまま。そのせいで、肩から背中、腰が、パンパンにこり、温シップと痛み止めで何とかしのぎました。


1週間ほどすると、ガスが抜けてきて、少しずつ目が見えるようになり、確かに先生のおっしゃったように、遠くまで見えることに気づきました。退院までは、「カッペ」という金属の目を保護するものをテープで張り付けているので、どのくらいよく見えるのかはわかりませんでした。


退院が決まって、視力検査をしたら、
なんと、0.9!!!
子供のころから、近視のわたしにとっては、驚異の視力!
そもそも、強い近視の場合、網膜剥離になる可能性が高いらしい。


そして、退院。退院の日には、目の中に浮かんでいた「ガス」もほぼ消えていました。

網膜剥離 硝子体手術による網膜復位術 (同時に白内障手術)

カッペを外した目には、すべてのものが明るすぎるくらいで、
裸眼ではっきり見えます


ですが、以下のような、困った症状が現れました。

1.まっすぐなものが、グネグネと歪んでいる。丸いものが、ひずんでいる。
2.視界の右下に、黒っぽい影がある。
3.手術をしていない左目(強い近視)にコンタクトレンズを入れて、両目の視力を合わせても、かなりひどい違和感がある。
4.この違和感のせいで、歩くのが怖いし、目も体も脳も、疲れる。
5.ひどい肩こり。背中、腰まで痛む。

眼鏡店に相談

まずは、解決策として、眼鏡店に相談しました。
「手術をしていない左目用に近視の眼鏡を作りたいのですが…。」
(検査ののちに)
「お客様の場合、手術をしていない左目は、強い近視のため、0.5〜0.6くらいの矯正視力が出るようなレンズを左目にかけて、右目は裸眼の場合、実用に耐えないほどつらい状況になります。できれば、左目はコンタクトレンズで矯正されるほうがいいですよ。」
とのこと。
今までもすっとコンタクトレンズ(ハード)を使ってきて問題はないので、かまわないのですが、いちおう、眼鏡でも生活できるといいな、と思っていたので、この眼鏡屋さんのお言葉はショック。


なっとくできなくて、知り合いの眼科医に電話して、相談しました。
が、やはり、ほぼ、同じ見解で、
「あなたの場合、ハードコンタクトレンズが使えるなら、それが一番いいと思いますよ。」
とのこと。


今まで使っていたコンタクトレンズを入れても、左右両目で生活すると違和感が、ひどくて、つらい。
まず、右目と左目で、2割くらいものの大きさが異なります。
それだけでなく、何と表現したらいいのかわからないような、見え方の気持ち悪さ。これは、とくに、室内でひどくなります。

コンタクトを作り直す

解決策第2弾として、左目のコンタクトレンズを作りなおしました。
右目の裸眼の視力に合わせるようにしました。


が、
違和感は、同じ。



たぶん、
左目:自分の目+コンタクトレンズ
右目:人工レンズの裸眼
という状態の見え方に、脳が対応しきれていない、そんな感じです。
脳が、網膜に映るものを画像として処理しきれていない、というか・・・。


そのうえ、手術したほうの目は、単焦点の人工レンズですから、近くのものが見えなくなってしまいました。






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