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2014-12-07

KINACO探訪記

| 21:39 | KINACO探訪記を含むブックマーク

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去る11/23…と、気がつけば半月くらい前の話になりますが、国内どころか世界でも稀に見るレベルの品揃えで全国のレトロゲームマニアを騒然とさせたゲームセンターというかATARIセンター・KINACOに行ってきました。

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東京への遠征と重なって行けなかった初オープン日(10/26)もかなりの客入りだったそうですが、この第2回オープン日は前回に輪をかけた盛況ぶり。

開店前から行列ができていると聞いて夕方くらいに来店したのですが、ロボトロン2084かSmashT.V.もかくやという混雑ぶりに軽くビビってしまったのはここだけの話。

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オーナーのコレクションが中心というATARI社のゲームで埋め尽くされた店内は、内容的にも物理的にも濃密極まりなかったです。

 

家庭用ゲーム機に移植されたことで比較的知名度が高い『ペーパーボーイ』『マーブルマッドネス』『レースドライビン』が専用筐体で置かれてるのは当然として、『メジャーハボック』『ルナランダー』『アステロイド』等といったベクタースキャンのゲームがブラウン管モニター用のゲームより多い店が21世紀になって10年以上経つ現在に存在してる時点でおかしいというか、「今は何年なんだよ!」と嬉しそうに叫ぶお客さんもいたし。

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こんな風変わりなゲーセンなだけに、集まる客層も他店とは一味違う感じ。

 

前回の初オープン日が評判になったようで北海道やフランスなどの国内外のレトロゲームマニアがこぞって訪れたために、同じ穴のムジナ同士という連帯感で客同士が気軽に声を掛け合い、熟練者が嬉々としてゲームのコツを初心者に教えたり、イケてるプレイを皆で褒め称えるという妙なアットホーム感が溢れてて、ゲーセンというよりオフ会で遊んでるみたいな雰囲気でした。

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ATARI名作中というゲームが揃っているだけに、ゲーム自体もがっつり楽しめました。

現在はPS4キーマンであり『クラッシュ・バンディクー』等を手がけたマーク・サーニーが10代だった頃に『マーブルマッドネス』と並んで天才性を轟かせた、縦シューティング&横スクロール探索アクションをローラーコントローラーによるアナログ操作の手さばきで切り抜ける『メジャーハボック』は30年以上前のゲームでありながら、様々な要素を貪欲に盛り込みつつテンポよく遊べる傑作で、今の観点でも古びていません。

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他のゲームもサイバー感あふれるベクタースキャンのビジュアルショック、慣れないと速攻で終わっちゃう高回転のゲームバランスによるスピードショック、キンキンに響くPSG音と音声合成によるサウンドショック!

そして何より、より高性能な家庭用ゲーム機でも再現しきれない各々のゲームごとに作られた独自のデバイスによる体感ゲーム的な操作感は、他のゲーセンでは得難い体験でありました。

 

そんなゲーム好きの楽園みたいな店ではあるものの、筐体メンテナンスの難しさや収益性を考えると、いくら評判が良くても常時開放するのは正直難しそうなのが気がかりですね。

 

ぶっちゃけ1クレジット100円じゃ、どう考えても儲かりそうにないし。

 

個人的には、お祭りみたいなものなんだから「コインいっこいれる」なんて言わずに1クレ2、300円以上取ってもバチは当たらないと思うんですけどね。

何にせよ、KINACOがんばれ。超がんばれ。

…次回オープン日には仕事の都合で行けないけど。

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