レース当日

4時半起床、5時朝食
しっかりとエネルギー補給
ただし身体が重くならないようにパン中心で
もうちょっと食べても良かったかなぁとスタート地点でふと思う

名護(ホテル)から国頭のスタート地点まで自走で
30kmちょいをサイクリングペースで
数名はなぜか飛ばしてるし、無論容認放置(爆)

7時半に到着するも風があって寒い、この時点でちょっと空腹感が
パワーバー1本補給

スタートは8時47分
チャンピオンレースのペースが遅い影響で10分押してるし(苦笑)

スタート位置はほぼ最後尾
普久川ダムまでのトンネル辺りが危険なのと登り始めの工事箇所での落車巻き添え防止のため
案の定1個目の工事箇所で一気に詰まって足付く手前まで減速

2回目の普久川ダムまでは我慢と決めていたので
脚を使わないようにじっくりとシッティングで
前にはチームメイト二人が見えるので精神的にもかなり安心感を持ちながら1回目の普久川ダムを通過
そこから奥までは3人で回しながら前の集団を追う

何とか見える位置までは行けたけど、他の人が協調性がなくローテが上手く回らない
そして下りがかなり遅い、これじゃあ無理かなぁと思ったとおり結局追いつけず
ただ奥までの区間は完全に集団をコントロールできたので非常に楽しかった♪

奥から上りでNAKAGAWAのジャージを着たおっちゃんがローテに入ってくる
それなりに脚力があるのにローテに加わろうとしない
逆にちょっとうっとーしくなる
まぁここは大人になってじっくり観察
下り入ってところで210km逃げ集団が横を通過していく
そこへなぜか140kmの人が乗っている。。。
ちょっと待てよ!!と言う暇もなくどんどん乗っかっていき気づけば20人程度に膨れ上がっている
さすがに自分は乗らずに離れるようにする
やっと諦めたのか逃げグループから離脱した。

予那までの工事区間は出来るだけ先頭で入るように心がける
そして2回目の普久川ダム手前1kmくらいで210km先頭集団が横を通過
やっぱりペースが違いすぎる>空気もぜんぜん違う
ここで社長に声を掛けられる

邪魔をしないよう左端をキープしそのまま2回目の上りへ
上り始めてすぐ右側で落車発生!!
あぶねぇ左キープで助かった

しばらくして後ろを見ると誰も居ない・・・お二方が巻き込まれていないことを祈りつつ

中腹辺りで先行していたチームメイトを追い越してこの時点でチーム員最高位へ

補給所で無事給水

さぁここからが本番
脚の状況は・・・うーん思ったよりも疲労度が高い、まだ痙攣も起きていない
当初45分おきに補給と考えていたが、実際には30分おきに変更
このおかげで脚も持っていた。

安波への下り区間はとても気持ちよく
程なくしてアップダウンの連続、息は乱れないがだいぶ脚が辛くなる

この辺りでA井さんに抜かれる、ついて行こうと試みるも速すぎて無理なのであきらめる

もうここからは淡々とアップダウンをこなす
この辺りから腰が少しづつ痛くなってくる

そして慶佐次の手前で集団に乗ってきたN田さんと合流、落者に巻き込まれて居なかったようでホッとした
ここからがレース本番ですよ〜の言葉にちょっと心が折れそうになる(苦笑)
とうとう太ももに痙攣がきた
ちょっと踏もうもんなら思いっきり攣ってしまいそうな状況
とにかく一定ペースで回し続ける
とにかくこの集団から落ちないように必死にしがみつく

カヌチャへの登りは両もも、左ふくらはぎともうギリギリ状態だったが何とかもってクリア
大浦の海を見ながら脚を休める、そして最後の羽地ダムへ

平地区間でメイタンゴールド注入!!!!

いやー効きすぎて?ちょっとこぼれた(汗)・・・ちょっとじゃなかった、自転車デロデロに(苦笑)

トンネルまでの上り、もうヘロヘロ、集団から完全に遅れる
そしてトンネル後ダムまでの登り区間、もう気合以外の何物でもない
もう足が攣るとかどうとか考えることなくひたすら回し続ける
そして意地のダンシング

周りに数名居る選手から刺激をもらいながら無事クリア

下りに入ってカミハギの210kmクラスの選手が並んできた、ペース上げてくれるのかと思ったら全然遅い
うーん何でみんなこんなに下り遅いんだ!?!?
そのまま抜き去って平坦に入ると前に出てくる

川上交差点までは2名先行してくれたので息を整える
交差点を曲がって58号線に入ると前に100kmの集団が見える
まずはその集団に追いついて、イオン坂まで行こうと思ったのだがこれまたペースがゆるい

脚はいっぱいいっぱい、出来れば最後まで乗ってまったりゴールでも良いかもともふと思ったけど
ここで出し切らないでいつ出し切るんだ、4時間半切れる!!
と心に発破を掛け集団から抜け出し単独で坂へ

前にはクラスが違うがエルドラードジャージが1名見える、なかなか追いつけない

すると残り4km辺りでシマノドリキングの140kmクラスのBMC乗りの方が出現>全然気づかなかった
ここで意気投合しローテ開始
42,3km/hで巡航し前に居たエルドラードを追い抜く
残り1km地点で違う140kmクラスシマノドリキングの選手をパス
そしてラスト500mでアタック!!

振り切って無事ゴール


4:26:20.300 31.53km/h


いやーもう達成感と満足感で言葉にならなかった、ただただありがとう

やっぱりツールドおきなわ最高だわ
沿道の声援、ものすごく力になりました

無事完走できたのも
コースをきれいにしてくれたボランティアの皆さん
これまで一緒に頑張ってきたチームのみんな
そして文句も言わず練習に行かせてくれた嫁さん

いろいろな方々のおかげです。

まだまだ先頭集団でゴールできる脚力を備えていないので
オフシーズンはじっくり脚を作っていこう

また来年この場所に戻ってこれるようにまた頑張るぞ!!