鶴見俊輔「回想の人ぴと」ちくま文庫

戦争の影は、21世紀に入って急速に「光」の中へ薄れていった。
それでも「影の定義を変えれば見える」。

回想の人びと (ちくま文庫)

回想の人びと (ちくま文庫)

養老孟司「まともな人」中公新書

ジジイの小言芸。同じネタを何度も繰り返すが、またそこに味がある。
山本夏彦氏もそうだけど、この系譜の人たちは文章が読みやすい。
「文体」を感じる。

まともな人 (中公新書)

まともな人 (中公新書)

[book] 参考書籍覚書

最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫)

最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫)

LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折

LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折

天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻

天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻

ジョージ・ソロス

ジョージ・ソロス

ソロス―世界経済を動かす謎の投機家

ソロス―世界経済を動かす謎の投機家

グローバル・オープン・ソサエティ―市場原理主義を超えて

グローバル・オープン・ソサエティ―市場原理主義を超えて

[book][読了] 梅田望男「ウェブ進化論」ちくま新書

話題の本。とりあえず、読了。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

2/28 追記:
本書は、著者本人も意識的であることを表明しているように、「楽観主義」の立場での論考となっている。

一方、アメリカの現実のもうひとつの見方について、80-20 法則の妄信("the 80-20 fallacy")に対して、クルーグマン教授が例によって公開資料の分析を元に警告を発している。バーナンキ氏のような聡明な人物ですら、この妄信のトラップにはまっていることを枕にして。。。。

http://select.nytimes.com/2006/02/27/opinion/27krugman.html

どちらが正しいというわけではない。但し(少なくとも個人の主観のレベルにおいては)未来はどこかに収束する。

以下、参照書籍のメモ

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[book][読了] 週刊新潮編「昭和の墓碑銘」新潮新書

自分は昭和の子だとおもっているが、平成になって既に20年近くなっていることに改めて気がつき、愕然。

昭和の墓碑銘 (新潮新書)

昭和の墓碑銘 (新潮新書)