あるフランス企業からde_limaに絡んで契約要求メールが来た

新しくWebサイトを作る、そこにde_limaを収録したい、さらに発行している雑誌の次号付録DVDに収録したい、ついては収録許可のため当社と契約を結んでほしい、と。
マップなんて勝手に収録すりゃいいだろと思ったのだが、わざわざ契約という形でメール送ってくるんだからなんかあるんだろうとも思って契約の内容を読んでみると、de_limaに関係する知的財産権全てを譲渡する、しかも全世界において永久に、となっている。
はぁ? ふざけんな。お断りだ。
日付とサインを書いてメールで返信するかFAXで送れとあるのだが、冗談じゃない。
これおめーらみたいな企業のために作ったもんじゃないから。
好きなようにコピーして配布して使う、それが当たり前の世界で使うためのものだから。
この作品は、何百万、何千万人いるか知らないが、我々CS:Serの共有物だ。
そしてこれを作ったのは紛れもなくこの俺で、この事実に基づくこの作品の“Schuzakの作品だ"という属性をこの作品から削除する行為あるいは削除しうる状態におく行為は断じて認められない。
頭おかしいだろこの企業。

Googleの検索結果にまたPromoteとRemoveのボタンが

コメント付けられるようにもなってた。
これが最初に追加されたのは先月の事らしいのだが、自分が気付いたのはつい最近の事。
この機能、日本では全然話題になっていないようなのだが、外では色々議論されていた。
SEOで飯食ってる連中は忙しくなる等々。
おかしな検索結果が出たら即座に修正する事ができるとSEOは事実上無意味になるわけで、むしろ商売あがったりになるかも。
もしかすると集団で組織的にPromoteを繰り返して意図的に検索順位を挙げるような行為も出てくるかもしれない。
で、これを自動的に行うことが"SEO"になったりして。
まあ、Google側としては重要なのは変化させ続けることなんだろう。



日本ではほんとにまったく話題になってないようだが、なんか変だな。
自分が気付いてないだけかな。


.....
どっかで記事は見た気がしていたが、あった。
SearchWikiという名前らしい。
7月から原型になるものを試験的に運用していたそうだ。
11月に利用可能になったときの記事には、日本のユーザーはすぐに全員使えるようにはならないと書かれていた。
実際話題にならないところを見ると、この時点でも使えてる人はほとんどいないんだろう。
自分の場合、日本にいるが.comと.ukでばかり使っているので"Google.co.jpのサービスを利用しているユーザー"ではないのだが、それでも日本のユーザーという分類に入っているわけか。


そもそもサーチエンジンに頼るとき、調べている事柄についてほとんど知らないことが多い。
そういうときに検索結果の妥当性を判断できるということはまずない。
そして検索結果をいじっても適用されるのは自分だけ。
検索結果をいじると、いじったことが他のユーザーに分かるようになっているらしい。
どうやれば他人の情報を見れるのかはまだ知らない。
とりあえずschuzakと検索したらwww.schuzak.jpが一番上にくるようにしてみたのだが、他人のそういう情報を知って、あるいは知らせてどうするんだろう。
さらに、操作を加えたURLがGoogle Bookmarkに追加されているとタグが表示される。
RemoveするとそのURLはページの一番下に表示されるようになる。完全に排除して目に触れることがなくなるわけではなかった。
どういう形で役に立つのか今ひとつ見えてこない。


Googleのオフィシャルブログを読んでればこの変更にちゃんと気付いたはずだったのだが、個別サービスのブログは読んでいたものの全体のは気にしてなかった。
読むようにしよう。