「スタンフォード大学白熱講義」で、Chief Innovation Officerが語る

 Citi GroupのChief Innovation Officer(CIO=最高イノベーション責任者)の話を聞きました。「スタンフォード大学白熱講義」で有名なティナ・シーリングがオーガナイズする1時間のクラスです。テーマは「Talking about a Revolution」で、ビジネスのやり方を根本的にどう変えるかということについて話してくれました。学ぶことの多いとてもうまいプレゼンでした(たいてい大学の教員よりビジネス・パーソンのほうが上手いんだよね)。
 結論は、さすがマニュアル文化の国アメリカって感じで、「改革者のマニュアル」として10項目にまとめられています。

A Manual for Revolutionaries
1. Have a front line.
2. Trust your gut.
3. Strike when you find an opening.
4. Be fearless and inspiring.
5. Carry the banner for creative chaos.
6. Share your intel.
7. Go in armed.
8. Everybody goes through basic training.
9. Fight for the customer.
10. Celebrate victories.

 Citi GroupではChief Innovation Officerまでおいて、イノベーションを起こそうとしていることにまずビックリ(とにかくシリコンバレー人は、イノベーションが大好き)。そして改革者として成功条件をマニュアル化してしまうなんて、ほんとアメリカぽいと感心。さらに、こうしてビジネス界の第一線で活躍している人たちの話を直接聞けるスタンフォード大生の恵まれた環境に拍手。