旅人の手記 二冊目 - 蝉海夏人のブログ -

2014-12-13

倫理の授業を受けたことがない

タイトルの通りです。
実は私。大学で哲学を学んでおきながら、
高校時代にまともな倫理の勉強をしたことがありません。

倫理」という授業自体は1年のとき必修で受けさせられましたが、
実際は世界史をやっていたため、全く学んでいないも同然なのです。
いわゆる「倫理未履修」というやつです。
(ちなみに授業自体はとても面白いものでした)
そんなわけで、私は倫理の教科書(清水書院 刊)を持っているものの、
一度も紐解くことなく高校時代を終えました。

しかし、教育関係者の人、
あるいは同じ哲学を専攻し倫理の授業の履修者の人達と接するうちに、
「さすがにこのままじゃまずいかも」と思い、
押入れの奥に眠っていた倫理の教科書を引っ張り出してみました。

内容ですが、東洋思想史と西洋哲学史
あとは宗教史やその他社会学について少し触れるという、
思想史の概説的内容といった感じです。
けれども、菅野覚明さんや山田忠彰さんといった、
早々たる面子による記述と解説になっており、
凡百の概説本などとは比べ物にならないほど内容はしっかりしています。
正直これを今まで読まなかったのは、少々勿体なかったとすら思いました。

ただ一つだけ不満なのは、
レヴィナス以外に現象学の分野について
まるで触れられていなかったことです。
特にベルクソンフッサールの二人は、
近代哲学の次の思想を考える上で重要な思想家ですので、
この二人について名前すら出てこなかったのは、
ちょっと玉に瑕かなと感じました。

それでは、今日はこの辺で。


(BGM:ASIAN KUNG-FU GENERATION『サイレン』)

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