旅人の手記 二冊目 - 蝉海夏人のブログ -

2015-08-31

ありがとう、おざ研

尾崎教育研究所が閉所致しました。
2年前、はじめて行ったときから
ここでは本当に色々な方とかけがえのない時間を過ごしました。

8月の後半はほぼ毎日開けていて、私も週三回くらいのペースで赴きました。
昨日のまなびストレート!』の上映会とその後の呑み(&カオス)が
ラストの通常営業。
今日は引き払いのための最後の片付けでした。

月並みな感想ですが、まだ閉じた実感が湧きません。
ここで培った関係は、恐らく生涯大事なものになると予感しています。
「正しさ」「楽しさ」「美しさ」
――とても大切なことを学んだ場所でした。

ジャッキーさん、3年間の運営お疲れ様でした。
皆様、楽しい時間を誠にありがとうございました。

(BGM:小沢健二流れ星ビバップ』)

2014-12-13

倫理の授業を受けたことがない

タイトルの通りです。
実は私。大学で哲学を学んでおきながら、
高校時代にまともな倫理の勉強をしたことがありません。

倫理」という授業自体は1年のとき必修で受けさせられましたが、
実際は世界史をやっていたため、全く学んでいないも同然なのです。
いわゆる「倫理未履修」というやつです。
(ちなみに授業自体はとても面白いものでした)
そんなわけで、私は倫理の教科書(清水書院 刊)を持っているものの、
一度も紐解くことなく高校時代を終えました。

しかし、教育関係者の人、
あるいは同じ哲学を専攻し倫理の授業の履修者の人達と接するうちに、
「さすがにこのままじゃまずいかも」と思い、
押入れの奥に眠っていた倫理の教科書を引っ張り出してみました。

内容ですが、東洋思想史と西洋哲学史
あとは宗教史やその他社会学について少し触れるという、
思想史の概説的内容といった感じです。
けれども、菅野覚明さんや山田忠彰さんといった、
早々たる面子による記述と解説になっており、
凡百の概説本などとは比べ物にならないほど内容はしっかりしています。
正直これを今まで読まなかったのは、少々勿体なかったとすら思いました。

ただ一つだけ不満なのは、
レヴィナス以外に現象学の分野について
まるで触れられていなかったことです。
特にベルクソンフッサールの二人は、
近代哲学の次の思想を考える上で重要な思想家ですので、
この二人について名前すら出てこなかったのは、
ちょっと玉に瑕かなと感じました。

それでは、今日はこの辺で。


(BGM:ASIAN KUNG-FU GENERATION『サイレン』)

2014-04-01

本日より放送大学生となります

こんにちは、蝉海夏人です。
本日より蝉海は、放送大学の三年生となりました。

私が学生に戻ることができたのは、
けして私一人の力によるものではありません。
3年前に大学をやめてこの方、
一身に皆様のご厚意を受けてのことであります。
これまでお気遣いいただき、本当にありがとうございました。
皆様のお気持ちにお答えするべく蝉海は、
今後学業及び自分の進路形成に一層励んでいく所存です。

以上、ご報告まで。

2013-06-30

大学時代お世話になった先生が退職されました


大分前のことになりますが、
私の通っていた大学で専任教授を務められていたT先生が
今年の3月末いっぱいでご退職されました。
(非常に著名な方なので実名でも大丈夫かと思いましたが、
 一応伏字で記述致します)
長年務められていた方で人望もあり、
今年度も在任されるものとばかり思っていたので、
今回のことは本当に寝耳に水です。

実存主義的美学の第一人者であるT先生は、
授業を受けるたび、懇親会等のイベントでお話するたびに、
多大な刺激を私にもたらしてくれました。

私がよく批評や小説で用いる「カイロス」*1という概念は
T先生から教わったものです。
先生の講義を聴いていなければ、
執筆する小説のテーマや内容ももっと違ったものになっていたことでしょう。
また、批評の方でも(むしろこちらの方が)先生の影響は絶大です。
大学時代に三島由紀夫の著作を読み通し思索に耽ったのも、
先生が講義や著作で何度も取り上げたことが切欠です。
また、藤野もやむ作品はじめ諸マンガ作品の考察においても、
先生の思想や方法論をその基礎付けに応用させていただいております。

先生、お疲れ様でした。
そして、二年半という短い間でしたがお世話になりました。
またどこかでお会いできる日があればと存じます。

*1哲学・美学用語で主観的な時間を示す。元は古典ギリシア語の「機会」という意味。

2011-11-16

大学、退めていました

本日の更新ですが、プロフィールの方を若干編集致しました。

私は9月末に、一身上の都合で在籍していた大学を中途退学致しました。
今はアルバイトをしながら、この先のことを考えていく所存です。

ネットを拠点とした各種創作・評論活動の方は、
前に申し上げましたように、これからも継続したく考えておりますので、
今後ともご愛読の程をよろしくお願い申し上げます。

短いですが、今日はこれにて失礼します。