Rolleicord

中野のフジヤカメラジャンク館で見つけた『ローライコード』。
(バヨネット無しでトリオターの4.5なんで、多分『1a型モデル1』だと思う)
スロー粘り有り、ミラー劣化、張り革も大分剥がれ掛けている。
しかし、レンズはワリと綺麗だしピント繰り出しの動作と絞りは問題なし。
それで、お値段は税込み6500円。
 
しばらく悩んでいたんですが、何だか粘りは簡単に治りそうな予感がヒシヒシと。
それに、家にローライフレックスのミラーの予備として新調したミラーもある。
軽いギャンブルのつもりで購入し、持ち帰って整備開始。
・ミラーの交換とスクリーンの清掃
・張り革をボンドで留めなおし
・簡単に外れたテイクレンズの清掃
そして
・ガバナー辺りに、ベンジンを数滴
こんな小一時間程度の作業で、何の問題もなく動くようになってしまいました。
仕上げとして、ミンクオイルで張り革を軽く磨いた状態がコチラ。

80年近い昔のカメラとは思えなくないですか?
(金属部の塗装剥がれは、歴戦の証だからそのままに)
こうして、我が家にはローライの2眼がフレックスとコード揃ったのでした。
 
後は、フィルム入れてカウンターが動けば完動なんですけどねー。