しうまいの日記

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2009-05-25

[][]朧村正の感想 朧村正の感想のブックマークコメント

にゃっきさんが「マスごにょごにょ (聞き取れなかった) 面白そう」

と言ってるのを聞いて、

「え!?マッスル行進曲?」って聞き返したらマスエフェクトでした。

ワシはもうダメじゃ…。



鬼助編をクリアし、百姫編も終盤まで進んだので、

ここらでレビュー的な感想を書いておこうと思います。

朧村正(特典無し)

朧村正(特典無し)

みんなのおすすめセレクション 朧村正

みんなのおすすめセレクション 朧村正


ゲーム概要

内容的には、日本各地のマップを移動して、話を進めて、敵と戦って…

という、オーソドックスな2DアクションRPGです。

正式には「絢爛絵巻和風アクションRPG」を名乗ってますね。

…この手の「それ、ジャンルじゃないだろ」ってのは誰が始めたのやら。


もっとも、この作品に関しては特長を端的に表していると思います。

他と一線を画しているのは、まず見た目のデザイン。

プロモーション映像でもその一端を窺がえます。

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「絢爛絵巻和風」なんてのを付け加えたのも納得の、徹底した和のテイスト。

しかも全部ドット絵で表現しているのがスゴイところ。


見た目で「スゴイ」と思わされたのは、

最近だと「FALLOUT3」とか「Gears of War」とか、

そういう最先端方面の素晴らしさだったのですが、

朧村正は逆のベクトルで素晴らしい仕事をしてます。


背景の多重スクロールとか、昔っからある表現ではあるものの、

それがいちいちカッコいいったらありゃしない。

城のステージで、全体がぐにょーんと歪んでるデザインなんかも

無性にカッコいいです。*1

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色使いも落ち着いた和風で良い感じ。

アメリカンで目がチカチカするピニャータとは大違いですな。

勝負の仕方によって、

wiiでも「グラフィックすげ〜」と思わせることが出来るもんだなぁと、

感心させられました。


ストーリー上の台詞も、見た目と同様に古風な言い回しで統一されています。

声優さんも皆上手いし。

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時代劇とか和風ファンタジー好きの私としてはかなり満足。



鍛冶システム

このゲームの柱の1つとなるのが「鍛冶」システム。

ゲームの序盤で、村正に妖刀を作ってもらえるようになります。

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段階的に強い妖刀を作成できるようになりますが、一本道ではなく、

たとえば妖刀AとBがあって、妖刀Aを作ると次に妖刀C,Dを、

妖刀Bを作ると次は妖刀Eを…というに、何通りにも分岐しています。*2


初めて妖刀の樹形図を見たときには途方にくれましたが、

分岐の複雑さのわりに管理は楽なものでした。


まず、話を進めてイベント戦をクリアしないと入手できない刀があり、

ある程度以上の妖刀を作ろうとすると、それらが必要になります。

なので、ストーリーの各段階で作れる妖刀は、かなり限られています。


作成に必要となるものも、「生気」と「魂」だけ。

生気は食事したり回復アイテムを使っていれば、

魂は戦闘したり移動中に自然と集ってました。

強化システムは良い意味でアバウトな印象です。



刀のステータスは攻撃力と奥義+α*3、あとは「太刀」と「大太刀」の区分。*4

数々ある中から、3本を選んで装備します。

妖刀ごとに奥義の使い勝手の良し悪しは大きく変わるのですが、

強化によって攻撃力が派手に変わるので、私は装備する刀を攻撃力順に選んでました。


ストーリーの章が次に進み、強化に必要な刀が手に入ると、

それまで使ってた妖刀とはお別れ…という感じで、結構ドライな関係です。

特定の刀に愛着を持って育てたりは出来ません。


個人的には、ストーリーを進める方に注力できたので、

妖刀強化はこのぐらいの存在感で丁度良かったなぁと思います。



食事システム

朧村正を語る上で欠かせないのが食事のこと。

各地の飯屋や茶屋で食事したり、食材アイテムを使って自炊したり出来ます。

効果はライフ回復+鍛冶に必要な生気の取得。


セーブポイントや温泉など、タダで回復できるポイントは各所にあり、

生気も意識的に集めなくても、基本的に余ってました。*5

でも、新しい土地に行ったら、ご当地メニューを頼まずにはいられない、

それが村正の食事システムです。


何がスゴイって、無駄に美味しそうなのが出てきて、

憎たらしいぐらい旨そうに食べるんですよ。

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動画では音声が入ってませんが、

百姫より鬼助の方が、食べた時に美味しそうなコメントをすると思いました。


…まあ、さすがにこれは朧村正を買う動機にはならないと思いますが、

遊んでみればきっと誰もが気に入るんじゃないかと。



プリクラとの比較

朧村正を作ったヴァニラウェアと言えば、

過去に良い感じの作品を作って好評を得ています。

私の場合、その中でプリンセスクラウンのみPSP版で遊んでいました。


その時の感想は、見た目は魅力的なんだけど、

ストーリーも戦闘も、全体的にテンポが悪いなぁという印象でした。


街の人との会話を、全部こなさないと進まないとか、

戦闘もやたらダウンさせられたり、状態異常がうざったかったり、

装備品が壊れるシステムだったりして、妙にストレス溜まる作りだったり、

アイテムの所持数が少なかったり。


ここでは悪い評価ばっかりまとめて書いちゃってますけど、

まあ佳作ぐらいかなぁという評価です。

ちなみに、にゃっきさんも同じような感想でした。


朧村正の発売日買いに抵抗あったのは、試験勉強してたのもありますが、

プリクラみたいな出来なのかも…という心配もあったからでした。



で、肝心の朧村正の出来についてですが、

プリクラの各種不満点は改善され、随分遊びやすい作品になっています。


重要な会話はボス戦の前後でまとめて行われるし、

通常のマップ上には、小ネタを喋る町人がちょっといるだけ。

戦闘は適当にボタンを押しててもコンボが繋がるし、

空中受身も導入されて大幅にテンポが改善されています。*6

アイテム所持数もマシになりました。


不満点も多少はあって、

ストーリーの章によっては、長々とマップ移動させられるのが面倒です。

「キメラの翼」的なアイテムもあるものの、

最後のセーブポイントに戻るという方式だし、

たまに出てくるカゴ屋さんも、進みたい場所に行ってくれる事は少ないし。

自力での移動を余儀なくされる事で、

レベル上げを意識しないで済んでいる面もあるかと思いますが…。


あとは全般的に空を飛ぶ敵との戦闘が面倒ですかね。

プリクラに比べると、空中でも攻撃を決めやすくなってるのでマシですが、

それでもちょっとストレス溜まるかなぁ。

ただ、これもアイテム使えば戦闘を回避できるので、

そこまで大きな問題ではありません。


個人的には目立った不満点はその程度のもので、

あとは気持ちよく遊べました。



総評

戦闘もストーリーもテンポ良く進んで、

気持ちよくストーリーを追っかける事が出来ました。*7

鬼助編を最後まで進めた限りでは、話の内容はとても面白かったし、

要所要所のボス戦も盛り上がって熱かったです。

今のところは、百姫編よりも鬼助編の方がお気に入りかなぁ。


「画期的なゲームシステム」みたいな売りはありませんが、

ストーリー、アクション、グラフィック、音楽とも、

高いレベルで丁寧に作りこまれた傑作です。

プロモーション映像を見て、「面白そう」と感じたなら、

きっと裏切られないかと思います。



おまけ

温泉での各種イベントは、このゲームならではの売りかもしれんなぁ…。

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この辺も参照のこと。

http://d.hatena.ne.jp/Shaomai/20090626

 

*1:ちなみに、音楽もカッコいいです。

*2モンスターハンターのように、基本となる刀を強化するワケじゃないので、基本となる刀とは別に作成されます。

*3:装備しているとステータスが上昇するとか、入手するお金が増えるとか。

*4:太刀は隙が小さく、手数の多い攻撃が得意。大太刀は隙は大きいけど威力の高い攻撃が得意。基本的に太刀の方が使い勝手は良い。

*5:クリア後に作れる刀は、もしかしたら死ぬほど必要になるのかも知れませんが。

*6:刀は壊れるものの、時間で回復するのでまだ良心的。

*7:無双モード選択の場合。修羅モードで遊ぶ場合は、アクションゲームとしての歯応えの方が勝るのかも。私は修羅やってませんが。ちなみに、修羅と無双は好きなタイミングで切り替え可能。

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