巣立ち。

今日は渡り亀の小学校の卒業式だったそうで。
ついさっきまで電話で話してました。
今回が最初の卒業生ということで、感慨深いものがあったようです。
相当泣いたようで、声がしゃがれてました(笑)
どうやら子ども達から嬉しいサプライズ・プレゼントをもらったようです。先生も先生なら子どもも子どもって事でしょうか?
何でも子どもに先生辞めて欲しいと言われたそうです。
自分たち以外の子どもを教えて欲しくないそうで。
でも、学校は辞めちゃダメなんだって。会えなくなるから。
いやぁ、愛されてるわ(笑)
今日という日を迎えた事で、彼の中で教師という職業に対して改めて自信を持てたようです。
「自分の人生、自分が主役。子どもの為に頑張って、それが自分の為になる人でないと教師は出来ないよ。俺はどうもそういう人間らしいので、大丈夫だよ、きっと」
と言ってました。
身内ながら、ほんと見上げた奴です。
生まれて初めて、教師という職業を羨ましいと思いました。



『あるかいっく・すまいる』

MPショーケースvol.5
アイピット目白にて。


死んだ者の魂は天国か地獄へ送られる。
その基準は一体何か。
実は、四十九日の内に死んだ者が最も大切に想う人間に、自分の姿が見えれば天国、見えなければ地獄、というルールがあるのだ。
但し、そのためには自分が相手に抱く想いと、相手が自分に抱く想いとが、シンクロしなければならない。
妻に生きて欲しいと望む老人と、寂しさに耐えかねて死を思う老夫人。
最愛の夫、親友だと信じていた女に裏切られた妻。
離婚寸前の両親に仲良くして欲しいと願う幼い双子。
彼らは天国への道を見出すことが出来るのか…


ミツヤプロジェクトのゼミ公演。今まで何回か観させてもらってますが、今回のが一番面白かったかも。
話のネタとしては、アリガチな話ではあるんですが、ツボはしっかり押さえてあって楽しめました。
出演者もそれぞれ頑張って演じていて好感が持てました。
もちろんゼミ公演という事で、中には首をひねってしまうような人もいるにはいましたが、全体的のレベルは低くはなかったと思います。
とはいえ、脚本によるものが大きい事は事実。
やっぱり話が面白いと、芝居は面白くなるようで。