明日から

無事に高校は卒業しております
晴れて明日からは大学生というワケです


3年間の高校生活はとっても楽しかったです
しかし、勉強を疎かにしたせいで結局第一志望の大学には合格できませんでした
両親には迷惑ばかりかけるなぁ…
でも、悔しさも含め一生忘れられない高校生活にはなったんじゃないでしょうかね


これからもだらだらとブログやっていきますのでどうぞよろしくお願いします

Hf ハフニウム 原子番号72 第4族
長かったランタノイドを抜けて最初にお目見えする元素です
融点・沸点が共に高く、密度も高いですが
これから出てくる元素達と比べると若干見劣りしてしまいます
プラズマトーチに使われています


Ta タンタル 原子番号73 第5族
あまり知られていなくても、実は身近で使われている元素の1つです
主にタンタルコンデンサとして様々な電子機器に使用されています
融点・沸点と密度がよりも高く、沸点に至っては5000℃を超えています
ちなみに、炭化タンタルハフニウムTa4HfC5は最も融点の高い物質で、その融点はなんと4215℃です


W タングステン 原子番号74 第6族
比較的知名度の高い元素です
全元素中2位の融点3380℃(1位は炭素の3642℃ ただし107気圧下からのみ液相が存在)と沸点5555℃を誇ります(沸点については1位の可能性有)
今も白熱電球のフィラメントに使われていて、工業的にもタングステンカーバイドがよく使われています
金と比重が近く、タングステンに金メッキすると金との見分けが難しいらしいです
ちなみに、炭化タングステンは最も融点の高い物質であり、その融点は約6000℃だそうです
どれくらいかというと、太陽の表面温度よりも高く、地球の中心部と同じくらいです


Re レニウム 原子番号75 第7族
全元素中トップの沸点5596℃も持つ元素です(ただし2位の可能性有)
全然市場に出回らない希少な金属で、年間50トンも生産されていないとか
自然界で最後から2番目に発見された元素です
フィラメントや触媒、タングステンとの合金は航空宇宙用の材料として使われています
インジウムテルルと同じく、安定同位体レニウム185より放射性同位体レニウム186の方が多い元素ですが
やはり半減期は長く、レニウム186の半減期は412億年です


Os オスミウム 原子番号76 第8族 白金族 貴金属
全元素中最も密度の高い元素です
単体は微妙に青色っぽい銀色で、すごく硬い金属です
白金やイリジウムとの合金は万年筆のペン先に使われます
酸化物の四酸化オスミウムは猛毒で、揮発性が高く昇華しやすいです


Ir イリジウム 原子番号77 第9族 白金族 貴金属
オスミウムの次に密度の高い金属です
展性・延性に乏しいので加工が難しく、酸やアルカリにもまず溶けません
希少な元素ですが、恐竜が絶滅した6550万年前辺りの地層にたくさんのイリジウムが含まれていて
それが隕石の衝突によって恐竜等が絶滅したとする説の有力な証拠となっています


Pt 白金 原子番号78 第10族 白金族 貴金属
金と並んで貴金属を代表する元素です
化学的に極めて安定で、とても高価ですが実験用の器具に使われます
触媒としてもとても有用で、自動車の排気ガスの浄化触媒にもたくさん使われています
シス-ジアミンジクロロ白金(II)(通称シスプラチン)という化合物は抗がん剤として使用されています


Au 金 原子番号79 第11族 貴金属
誰しもが憧れるであろう金属です
イオン化傾向がもっとも小さい金属で、王水以外の酸には溶けないと習いますが、ヨードチンキや一部のものすごい酸化力の酸にも溶けます
展性・延性に最も富んだ金属で、1gの金は3kmまで伸ばせます
用途はとても多くて書くのが面倒臭いので詳しくは調べてみてください


Hg 水銀 原子番号80 第12族
金属元素の中で唯一常温で液体の元素です
表面張力が大きく、他の液体と比べ値が1桁違います
常温で液体である等の特異な性質が科学者達の興味を引き付け、様々な研究がされてきました
大昔の人々は水銀を「不死の薬」として崇め、これを飲んでいたそうです 始皇帝はこれによって死んだそうです
ちなみに、金属水銀は案外安全です かといって絶対に飲んじゃダメよ


Tl タリウム 原子番号81 第13族
静岡県の女子高生が母親にタリウムを摂取させ殺そうとした事件は有名です
重金属のなかでも特に強い毒性を持ち、神経障害を引き起こします 化合物も殺鼠剤などに使われています
KGBは、放射性タリウムを毒殺用毒物として使っていたそうな
実際に使われた例としては、1957年に元KGB工作員のニコライ・ホフロフという人がこれを盛られて瀕死にまでなっています(一命は取り留めました)


Pb 鉛 原子番号82 第14族
安定同位体をもつ最後の元素です 最重安定同位体は鉛208です
弾丸に使用され、(元素としての性質をほぼ無視した状態で)ものすごい数の人を殺してきた元素でもあります
古代ローマ古代ギリシャなどの大昔から広く使われてきている金属で、代表的な重金属の1つです
用途も釣りのおもりから放射線遮蔽剤まで様々です
また、鉛中毒は代表的な重金属毒であり、古代ギリシャの文献にも鉛中毒について書いてあったらしいです
鉛から先は全て安定同位体を持たない放射性元素です


Bi ビスマス 原子番号83 第15族
2003年までは最重安定元素だった元素です
ビスマス209は長い間安定同位体だとされていましたが、2003年に約1900京年(19000000000000000000年)の半減期を持つ放射性同位体だとわかりました
水銀、タリウム、鉛と来てこいつも毒性を持つのかと思いきや完全に無毒です 胃薬にも使われています
鉛のように重く、柔らかく、融点が低いので鉛の代わりに使われたり、テルル-ビスマス合金として熱伝変換素子に使われています


Po ポロニウム 原子番号84 第16族 カルコゲン
極めて強い毒性と放射能を持つ元素です
ウランに比べ100億倍の放射能を持つと言われています(ただし自然界にはウランの100億分の1程度しか無い)
ポロニウム210は最も毒性の強い放射性同位体で、たった10ngでも致死量に達するそうです
こんな元素にも使い道はあり、静電気除去ブラシに使われています
2006年に元KGBFSBのアレクサンドル・リトビネンコが10μgものポロニウム210を盛られ毒殺されました
最近ではヤセル・アラファトポロニウム210で毒殺された可能性があると言われています


At アスタチン 原子番号85 第17族 ハロゲン
半減期がとても短い元素です
最長の半減期を持つアスタチン210ですら半減期は8.1時間です
地殻中の含有率が極めて少なく、その量はたったの約28gだそうです
半減期が短すぎるので用途は特にありませんが、アスタチン211が将来がんの治療に使われるかもしれないっぽいです


Rn ラドン 原子番号86 第18族 希ガス
密度が9.73g/Lもある重い元素で、花崗岩から出てきます
標準状態で気体であり、放射能を持つので結構危険です
実は喫煙に次ぐ肺がんのリスク要因です
ラドンが溶けている温泉も普通にあります


Fr フランシウム 原子番号87 第1族 アルカリ金属
自然界で発見された元素の中で、最後に発見された元素です
現在最も原子番号の大きいアルカリ金属で、最長の半減期を持つフランシウム223ですら22分でしかありません
アスタチンの次に地殻中の含有量が少なく、その量は20〜30gだそうです
最近になって目に見える量(直径約1mmの赤熱した球)が生成され、性質の測定が行われました


Ra ラジウム 原子番号88 第2族 アルカリ土類金属
110〜80年くらい前は人気者だった元素です
当時は温泉が健康に良い理由がわかりませんでした
それで調べてみると、ラジウムラドン等の放射性物質が溶けていることがわかりました
それからおよそ30年間、放射能健康ブームは続きました
現在は特に用途はありませんが、キュリー(Ci)という以前使われていた放射能の単位の基準になっています(今はベクレル Bq を用いることになっています)




そろそろ終わりが見えてきた

いつの間にか

DQ7の内容確認のためにもう一回プレイしてたらいつの間にか11月の下旬だった
な…何を言ってるのかわからn(ry
リメイク版には期待している
そんでもってマグナゲートを買ったらネタには困らなさそうだ

La ランタン 原子番号57 希土類 ランタノイド
一般人に聞いてもまず知らないであろう元素です
ランタノイド系列の記念すべき(?)トップバッターです
身近な用途としてはミッシュメタルというのがライターの発火石に使われています
鉛の3倍くらい地殻中に存在します てか希土類自体そんなに珍しい元素じゃなかったり(一部を除く)


Ce セリウム 原子番号58 希土類 ランタノイド
銅と同じくらい地殻中にたくさんある元素です
酸化セリウムはガラスの研磨剤としてよく使われます
触媒や薬、超伝導物質にも使われてたり
ランタノイド原子番号71まで続きます


Pr プラセオジウム 原子番号59 希土類 ランタノイド
英語名が「Praseodymium」と長い元素です
地味です ひたすら地味です
ランタノイドはこういう地味な元素のオンパレードです
酸化物がガラスの着色剤として使われています


Nd ネオジム 原子番号60 希土類 ランタノイド
ネオジム磁石のおかげでランタノイドの中抜群の知名度を誇る元素です
ネオジム磁石は永久磁石のなかで最強の磁力を持っています
なので、ペアで扱うときは十分に注意しないと大怪我を負ってしまう危険性があります
ちなみにネオジム磁石を作ったのは日本人です


Pm プロメチウム 原子番号61 希土類 ランタノイド
テクネチウムと同じく安定同位体が1つもない元素です
鉛までの元素の中で安定同位体を持たない元素はこいつとテクネチウムだけです
用途はほぼ皆無ですが、昔はこいつが青白く光る性質を利用して夜光塗料に使われていました


Sm サマリウム 原子番号62 希土類 ランタノイド
ネオジムと同じくよく磁石に使われている元素です
サマリウムコバルト磁石といって、ネオジム磁石ほど強力ではない(と言ってもネオジム磁石の次くらいの磁力)ものの
ネオジム磁石が機能しなくなる温度でも使えるので、高温下での用途が多いです
それ以外の用途はまちまちです


Eu ユウロピウム 原子番号63 希土類 ランタノイド
元素記号がどこかの連合の略称と同じで、名前の由来も英語名の「europium」を見れば一目瞭然です
反応性が高く、カルシウムと同じくらい水と反応します
酸化ユウロピウムはブラウン管テレビの赤色です あとカルコゲン化ユウロピウム半導体に使われています
ちなみに希土類のというのは「rare earth」の直訳で、単に分離抽出が面倒なことに由来してるだけです


Gd ガドリニウム 原子番号64 希土類 ランタノイド
病院でガドリニウム造影剤を注射されたことのある人もいるかも知れません
ガドリニウムの主な用途の1つはMRI用造影剤で、検査に使うバリウムの血管版だと思えばわかりやすいと思います
あと、ガドリニウムは19℃で強磁性から常磁性に変わる珍しい元素です


Tb テルビウム 原子番号65 希土類 ランタノイド
机に当てても音の聞こえるスピーカーってあるじゃないですか
それに使われてる元素です
そのスピーカーに使われているのがテルフェノールと言うテルビウムを含む合金です
大勢の人が知らないのに結構身近にある元素の一例ですね


Dy ジスプロシウム 原子番号66 希土類 ランタノイド
地味なランタノイドの中でも地味な方の元素です
名前の由来は「Dysprositos」、ギリシャ語で「近づき難い」という意味です
最近はネオジム磁石への保磁力向上のための添加剤としての用途が増えているらしいです
地味に摂取すると健康に悪いという


Ho ホルミウム 原子番号67 希土類 ランタノイド
そろそろランタノイドも終わりが見えてきました
この元素は、磁場の中に入れるとその周辺の磁場を強める性質があります
この性質を利用してMRIに使われています
また、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザーの添加剤にも使われています


Er エルビウム 原子番号68 希土類 ランタノイド
エルビウム光ファイバーに使われています
光ファイバーにこれを添加すると、光信号増幅が出来るからです
YAGレーザーの添加剤にも(ry


Tm ツリウム 原子番号69 希土類 ランタノイド
また出てきた地味な元素です
アーク灯やYAGレーザーの添加剤に使われています
それ以外に書くことは特にありません


Yb イッテルビウム 原子番号70 希土類 ランタノイド
イットリウムと名前がよく似ている元素です
ガラスの着色剤やYAGレーザーの添加剤に使われています
というかYAGレーザー登場し過ぎワロタ


Lu ルテチウム 原子番号71 希土類 ランタノイド
くてつまらなかったランタノイドもこれで終わりです
自然界に存在するランタノイドの中では一番少ない元素です
昔はバカみたいに値段が高かったらしいですが、今は安くは無いものの値段は下がりました
用途は…特にありません


もうそろそろだるいです