日曜日の夜中、『NHKアーカイブス』という番組がやっているのは知っているだろうか?


今までにNHKで放映されたドキュメンタリーを2〜3本再放送するのだが、けっこう面白い。


で、今週(というか昨日)は『割れるフロントガラス』『パニック』『イリジウム192』の3本。
内容は真面目に面白かったが、やはりここは不真面目に面白かった部分を(笑)


3本とも73年〜74年の放映。
もう30年近いわけだな。
なんつーか、アングルと言い編集と言いファッションと言いアニメーションと言い、初めて見るのになんか懐かしい。
この頃って、ドラマとドキュメンタリーの感じが似てるんだよな。


特筆すべきは、そのBGM。
NHKも70年代の呪縛からは解かれなかったようで、やはりジャズ!(笑)
今のNHKドキュメンタリーからは想像もできないような、サスペンスな音楽。
いや、70年代はいいね。
記憶にはほとんどないけど、自分が生まれた時代だし、遺伝子に響くものがあるのかも。


こんなのを楽しみにしなくても、番組的に面白いし、ピーター・バラカンが始まるまで眺めててもいいかも。オススメ。


それと、古本者は今週の『ギャラリー・フェイク』を読むこと。