SFが読みたい! 2012年版―発表!ベストSF2011国内篇・海外篇
- 作者: SFマガジン編集部
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本
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1位『プランク・ダイヴ』*1
2位『ねじまき少女』*2
3位『奇蹟なす者たち』*3
4位『クロノリス−時の碑−』*4
5位『スティーヴ・フィーヴァー』*5
6位『エステルハージ博士の事件簿』*6
7位『ダールグレン』*7
8位『時間はだれも待ってくれない』*8
9位『千年紀の民』*9
10位『リトル・ブラザー』*10
11位『ミステリウム』*11
12位『ブラッドベリ年代記』*12
13位『探偵術マニュアル』*13
14位『アライバル』*14
15位『オリクスとクレイク』*15
16位『紙の民』*16
16位『翼の贈りもの』*17
18位『ドクター・ラット』*18
19位『シリンダー世界111』*19
20位『空の都の神々は』*20
今年読んでないのは『千年紀の民』『ブラッドベリ年代記』『空の都の神々は』。またパーフェクトならず。
昨年刊行で印象に残ってるもの、と訊かれれば1〜3位はまず思い浮かぶし、『ダールグレン』は面白さは別にして、俺でも投票しちゃう(笑)
ただ、『ねじまき少女』が2位(僅差だけど)ってのは意外だなぁ。
毎年楽しみなのが、各社の今年の予定。
でも、なんかあまり今年は燃えないなぁ。
早川書房は、まぁ、新銀背が目玉か。で、またミリか……
河出書房新社は、『たんぽぽ娘』も『ハロサマ』続編も出ず。『クラウド・アトラス』『私のいた場所(仮)』、ストレンジ・フィクションが予定。
国書は、ホントに『パウリーナの想い出に』出るの〜? 俺の繭は唾でガビガビですよ。
東京創元社は、『時間封鎖』三部作最終巻が予定。
徳間書店は、平山夢明の『SINKER』と『SALVAGE』が!
〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉の1作目が『都市と都市』*21にならなかった理由は、なるほど。
BEASTLY
『ビーストリー』鑑賞。
同名小説*1の映画化。
原作をよくまとめたなぁ、と思うものの、その割にはテンポがぬるい、妙な映画。
『美女と野獣』はクライマックスとカタルシスが変身が解ける一点に集約される作品なんだけど、この映画はなんかそこがぼやけてるんだよなぁ。
原作では完全に野獣の姿になっちゃうんだけど、こちらはタトゥーだらけの危ない人レベル。だから「醜い」ことに対する緊張感が薄い。また、ヤクの売人が復讐してやる、と言うのだから、それをラストに絡ませたほうが盛り上がったし、必然性が高まったと思う。淡々と進んで、淡々と元の姿に戻っちゃう。
お手伝いさんの設定改変は余計なものを省いたという点ではいいけど、そうすると魔女の目的もはっきりしなくなっちゃう。家庭教師のウィルは、ひじょうにいい役立っただけに、登場シーンが少ないのがもったいなかった。
■
- 作者: C.L.アンダースン,C.L. Anderson,小野田和子
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- 作者: パオロ・バチガルピ,鈴木康士,中原尚哉,金子浩
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- 作者: 紀田順一郎
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- 作者: SFマガジン編集部
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- 作者: 久正人
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- 作者: ロバート・カークマン,ショーン・フィリップス,市川裕文,石川裕人,御代しおり
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