Game 2.0その後

前言撤回。日を置いてみると、サンデーゲームプロジェクトはGame2.0ではなく、「Web2.0(的仕組み)を利用したゲーム開発プロジェクト」だった。『リリイ・シュシュのすべて』は「本2.0」です! みたいな話。
現時点でWeb2.0のゲーム版、と言えるのはMOD文化くらいだろうか。俺個人は(特定の)TVゲームに\6800も払うのは、それが芸術的側面を持つからで、そうでないなら、たかがDVD-ROMにしちゃあ高すぎる、と思っている。ボードゲームの価格なら「ゲームデザインコンポーネント」と考えられるけど、じゃあ、ただ「よくできている」「データが多い」ってだけのゲームにいくら払えるのか?
そういえば、シグナルトーク栢氏は「プロジェクトファンド」なんてのもやってるし、まさにIT山師そのものかも。Web2.0が商売になりにくいように、Game2.0も真に受けると危険な気がする。
それでも、作ってるゲームはそれなりに期待してる。キチンと理詰めで仕様を考えているようだから、技術次第で、そこそこ以上に面白いものになるんではなかろうか。