指紋押捺が産んだ日本人旅行者の危機

日本人置き去り成り済まし入国 無謀手口も見極め困難 日中にブローカー組織か(ちばとぴ)

中国籍の女が日本人女性のパスポートをだまし取って中国に置き去りにし、入れ替わりに顔の似た中国人の女を成田空港から不法入国させていた事件が明らかになった。一見無謀な手口だが、入国審査を行う東京入管成田空港支局は「女性の場合、髪型や化粧を似せれば判別しづらい」と見極めの困難さを明かす。県警は日中両国にブローカーがおり、組織的に同様の手口を繰り返していたとみて全容解明を急いでいる。

やっぱり、外国人差別はダメだよ!
何度も言ってるように、日本人も指紋押捺しようよ! コストとか言ってらんないよ!

かぐやはNHKの占有物か?

先日も話題にした話。
裏でNHKの狭量さを示す話があった。
 
ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK(日経BP/松浦晋也

ところが、宇宙航空研究開発機構JAXA)とNHKは、肝心のハイビジョンクオリティの動画像を、ネットで公開することを許可しなかった。マスメディアの報道向けにHD-CAMテープに収録されたハイビジョン画像が配布されたものの、ネットでの公開は480×270ピクセルに縮小した画像のみ、それも可能な限り一般ネットユーザーがローカルにダウンロードできない形式で公開すること、という制限が課せられた。
「かぐや」の価値を一般に広く広報しなければならない立場のJAXAは、ネット公開をむしろ希望していた。渋ったのはNHKだった。しかし、この処置は2011年のアナログ放送停波とデジタルHDTV(高精細テレビ)放送移行を控えたNHKにとっても有害無益だったのではないだろうか。
公開を渋ったNHKにより、日本という国も、JAXAも、NHK自身も、そして何より素晴らしい画像に触れ損なった日本を含む世界中の人々が損をする結果となった。
(中略)
NHKとしてはハイビジョン画像は、ハイビジョン受像器を買ってもらい、地上波デジタル放送、あるいはデジタルBSで見て欲しかったのだろう。しかし、現状ですべての世帯に受像器が普及しているわけではない。また、海外の放送局に映像素材を提供するといっても、海外のすべての国でHDTV放送が普及しているわけでもない。
放送局であるNHKとしては、オフィシャルには認めたくない事実かも知れないが、インターネットへの動画像掲載は、全世界に「これほど素晴らしい画像なのだ」と伝えるのに最高の手段なのである。
現状では、「かぐや」が取得した「地球の出」の画像は、「日本の月探査機がアポロ以来の、素晴らしい価値ある画像を取得した」という事実を広く知らせるよりも、NHKの狭量さを全世界にアピールしただけという、残念な結果となっている。特にNASAがずっと以前から“太っ腹”の情報公開を行っているだけに、「自分だけよければ」という態度は目立ってしまう。
画像の素晴らしさと反比例するかのような貧弱な公開方法は、著作権保護の利点よりもNHK、ひいては日本という国のイメージ低下という点で害のほうが大きい。今からでも遅くはない、JAXANHKには、ハイビジョンクオリティの動画像をネットで公開することを検討してもらいたいと思う。

この件、MIAUで「公開を迫れないものか」と検討を開始しました。
私も、MIAUで聞かなかったら、この話、知らなかったよ。
 
(追記)
ディスカバリーチャンネル・カナダが「かぐや」のハイビジョン画像を公開している。しかも…松浦晋也のL/D)

「かぐや」のハイビジョンカメラが取得したハイビジョン動画像が、ディスカバリーチャンネル・カナダのホームページで公開されている。
ところが、日本からこの画像を見ようとするとブロックされてしまう。鹿野さんによると、プロクシーを介さないと観ることができないそうだ。
この画像は、NHKディスカバリーチャンネル・カナダの間の契約に基づいて、ディスカバリーチャンネル・カナダが利用しているものだ。

さて。
何様のつもりなのかな、NHKは。