コミPo!（公式）
コミックシーケンサー、と言っても分かんないだろうけど、要するに、絵を描かなくても、漫画が作れますよ、ってツール。
人物は3Dモデル。髪の毛や表情、ポーズなんかは組み合わせで。カメラの位置は自由に操作できる、と。
そこに、背景とか、小物とかを載せて、出来上がり……本格的な漫画はともかく、4コマぐらいは作れるな、と。
で、私が作ったのは下記。
どーーーーーしても、ボーダーブレイク関連で漫画化したいネタを見かけたので、コミPo!の発売と同時に購入して、ちまちま書いて、勢いで動画化して、ニコ動にｕｐした。
【ボーダーブレイク】特定のボーダーとは関係ありません 【コミPo！】（ニコニコ動画）
ボダブレやってないとネタ自体は分かんないだろうけど。
その辺はこのエントリの主題じゃなくて。
「あぁ、絵を一切描かなくても、こういうことが出来るソフトなのかー」と分かってもらえればいいの。
で、本題。
昨日、コミPo!のtwitterで、こんなのが流れてた。
小ネタ集-1-（FrisbeeDolphinMの日記）
コミPo!を触ってない人には分かんないと思うんだけど。
私はこれ見て、首を傾げた。
- 出来ないはずの、斜め区切りのコマ割が出来てる
- 出来ないはずの、人物モデルの顔右半分だけを、別の人物モデルに差し替えが出来てる
- 存在しないはずの、サングラスのモデルを使ってる
- 存在しないはずの、カプセルのモデルを使ってる
犬顔とか猫顔とかは、モデルの重ね合わせで表現しているのは、見て分かった。
トランプとかは、モデルの使い方次第かと、これも分かった。
影や光の使い方で、表現力が跳ね上がってるのも、分かった。
しかし、機能的に出来ないはずの表現をどうやって実現してるのか、どうにも分からない。
しばらく考えたが分からず……Pixviの方では、コミPo!の作業ファイルが公開されてたので、ダウンロードしてきて、展開。
あ゛ー。
なーるーほーどー。
これ、Forzaの痛車だ。
サングラスは、書き文字の「`」を、拡大してるんだ…。
よく考えたら、Forzaのように記号だけで絵が描ける人もいるのだから、コミPo!ほどモデルがたくさんあるソフトなら、かなりのことが出来るはずなんだ…。
てことで、お手軽に作業できるだけじゃなくて、割と色んな表現も出来るソフトって分かったんで、ちょっと紹介してみた。
今なら無料体験版を配ってるみたいなんで、触ってみるのも面白いかも。
もちろん、「こんなソフト使わなくても、手で描けばいいんじゃないの？」って人もいるんだろうけど。
このソフト、MikuMikuDanceと一緒に使ったり、動画の加工に使ってみたり……という応用が真骨頂な気がするなぁ。
