SQLer 生島勘富 のブログ

RDB・SQLの話題を中心に情報発信をしています。

表現の自由と規制2 - 炎上したコラムについて

 いろんな方から励ましのコメントやツイートや、トラックバックまで頂きました。

 どうもありがとうございます。

 結局、私の文章は、SQLのスキルが高い人、SQLのスキルを上げたい人には好意的に読んで貰える。しかし、元々スキルが高い人にスキルを上げるべきと言っても意味がないし、スキルを上げたいと思って見てくれている人達は、私があえて言わなくても、自分でスキルを上げていける人なのです。

 もちろん、そういう人達が多い方が私としては嬉しいし、楽しいですが、それは意味がない。

 私は「SQLはスキル差がでやすい」からそれをベースに起業しましたが、現実問題として差が付きすぎると使えないという馬鹿げた状態に苦しんいるわけです。結局、ノウハウをオープンにしても裾野を広げていくしかない。

 ですから、私の目的は、「嫌いな人にイヤでもやらせる!」なのです。上品に書いては、好きな人しか来ないから煽らないと意味がない。

 私は特定の人を誹謗中傷するようなことはしてないのですが、日本語が読めない人は「俺はそんなこと言ってない」とか意味の通らないことをいって来るし、SQLができない人は「誹謗中傷された」といってくるし、技術が分からない人は「下品だ」といってくる。

 確かに、煽るのは下品ではあるけれど。

 しかし、SQLができる人は「当たり前のことしか書いてない」という感想をくれる訳です。

 理論値に行き着けば答えは一つなのですから、技術理論に「どちらでも良いじゃないか」という答えはない。技術的に考えれば当たり前の答えに行き着きます。私に対する反論は、できない人の反論で技術的に意味のないものばかりでした。

 表現の自由として守るべきはどちらなのだろう。できない人の反論でも多数決で勝ってしまえばよいのであれば、表現の自由は守れない。技術者向けのメディアとして存在価値もなくなるのでは。それでも、技術者でも訳の分からない反論を持ってくるのですから、技術者ではない編集部に正しいジャッジを求めるのも無茶です。

 その辺が技術者向けのメディアの難しいところだと思う。ということを踏まえて考えると、せめて反論のコメントに生きてるメールアドレスを求めるというのは、まっとうな議論をするのに絶対必要だと思うのですけどね。一年半掛かって、なかなか興味深い議論ができる場になってきたのに、ナマスを吹いて食うようになるだろう。本当にもったいない。

 イロイロ考えても、やはり、私には表現の自由というのは分からない。


 レベルが違いすぎて比べたらいけないけれど、ガリレオ・ガリレイは命を賭けても「地球が廻ってる」と言い続けた。

 科学者達は分かっている人も大勢いた。
 教会は許さなかった。
 一般の人は、地球が廻っていようが、天が廻っていようが関係ないので、とにかく、ガリレオは馬鹿だと思った。

 今回の反応も似てるなと思う。

 私は馬鹿といわれようと「それでも地球は廻ってる」と言い続ける信念が技術者には必要だと思っていますから、言い続けたい。


 まだ、はてな村のアクセスの傾向が読めない。今日で一週間。一週間で1万PVを狙っていたのですが、まだ、7000ちょっとなので少し煽ってみます(苦笑)。