Hatena::ブログ(Diary)

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これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

hatenaは2003年5月23日開始, a-nikkiは2000年12月6日開始, それ以前はHTML直接編集

Siryu's blog | DGL

January 26(Thu), 2012

[][]何故G Digitalにしなかったのか? 何故G Digitalにしなかったのか?を含むブックマーク 何故G Digitalにしなかったのか?のブックマークコメント

αショック以降も頑なにAF化を拒み続けているかのように見えたCONTAXの一眼レフも、N Systemで遂にAF化の道を選んでしまった。

後付でしかないのだが、あのままMFのみでいた方が商業的には成功したのかも知れない。成功とまでは行かなくても、寿命は長かったのではないかと思われる。『大きくて重くて高価』なLens群も、他社がAF化したことによって相対的には『大きくなくてあまり重くなくてさほど高価でもない』Lens群に変身していたのだし。

元々、CONTAX(Contaxではなくて、CONTAX)のBodyはなんともセンスのない布陣だったのだ。ヤシカ・京セラが悪いのかどうかは知らないが、無用に巨大で意味無く高価だった。

  • 1975年11月発売のRTSは145,000円
  • 1994年4月発売のRXは160,000円
  • 1979年4月発売の139 QUARTZは66,800円
  • 1998年5月発売のAriaは89,000円
  • 1992年9月発売のS2は150,000円

現在のDigital一眼レフ群と比べれば驚くべき価格ではないのだが、

  • 1971年9月発売のNikon F2が64,200円
  • 1978年4月発売のNikon FEが69,000円
  • 1977年5月発売のNikon FMが57,000円
  • 1972年12月発売のNikomat ELが60,500円
  • 1971年3月発売のCANON F-1が78,000円
  • 1973年11月発売のCANON EFが89,500円
  • 1976年4月発売のCanon AE-1が50,000円

などと比較すると、その馬鹿高さぶりがハッキリする。

その後、

  • 1980年3月発売のNikon F3は183,000円
  • 1976年9月発売のCANON F-1改(F-1N)は104,000円

と、旗艦はかなり高騰することになるのだが。

因みに、Nikon F2の場合、

  • 1971年9月発売のNikon F2フォトミックは82,200円
  • 1973年3月発売のNikon F2フォトミックSは96,200円
  • 1976年10月発売のNikon F2フォトミックSBは122,000円
  • 1977年3月発売のNikon F2フォトミックAは102,000円
  • 1977年7月発売のNikon F2フォトミックASは126,000円

などと、ファインダーに露出計を内蔵するだけでこれだけ高額になるのは納得いかないところではあるけれど。


閑話休題、

高価であろうと、それに見合った性能であればあまり問題はないのだが(飽くまで「あまり」であって、高額であることそのものが悪ではあるけれども)、CONTAXのBodyはなんともお粗末なのである。RTSのデザインは斬新であった。ポルシェデザインであることを前面に押し出していた。

#個人的には全く好みではなかったが、一眼レフのデザインを変革するトリガーの一つであったのではないかと思われる。

が、クォリティがなんとも。Ariaはどうにもプラスチッキーなのだ。これで半値かせめて2/3だったら納得できるのだが。ラミネートとはいえAE-1が\50kなのにAriaは\89k。また、S2なんぞは有り得ないほどフィーリングの悪い巻き上げ感触。店頭で何度感触を確認したか数え切れない。買いたかったのだ、マニュアルなCONTAX Bodyが欲しかったのだ。しかし、その感触はNikomatより遙かに劣り、AE-1にすら及ばなかった。\150kもだして、あの感触に耐えられるのはドM以外に存在し得ない。

CONTAXのBodyは、CONTAXのLensが使えるということ以外になんのアドバンテージも持たなかったのだ。にもかかわらず、異様に高額だった。


そして、N SystemからN Digital。

Digital化を見据え、口径を広げ完全電子制御化した新マウントの採用。従来のマウントを切り捨てるという暴挙は、殆どのメーカーがやっていることなので不問に付すとしても、異常な高額Body路線は継続してしまった。また、光学トリミングレンズ主体のレンズラインナップは旧来のユーザーを失望させた。完全な失敗作である。モノが悪いという以前に、戦略が間違っていた。

一眼レフである程度延命できたとすれば、

  1. Lensは致し方ないとして、Bodyは品質に見合った安価に設定する
  2. AFなんぞに目もくれず、MF路線をひた走る
  3. 光学トリミングレンズは付け足しにして、孤高の単焦点Lens群で行く

のいずれかの路線に変更すべきだったのではないだろうか。周囲が勝手に巨大・重厚・高額になってくれたのだ。なにもしなくても、相対的にさほど高価ではないLens群になったではないか。そのチャンスを棒に振ったのだ。

いっちゃぁ悪いが、ヤシカだ京セラだってのは「CAMERA」的には三流とも言える。CONTAXなのはLensだけだろう。根拠のない自信ってのはイタイだけなのだ。CONTAXというブランドにおんぶに抱っこで、結局潰してしまった。経営者としてはカスだな。


さらにいただけないのは、Digital化する際の一眼以外の戦略。T2・T3やG1・G2をそのままDigital化すべきだった。いずれも、既にAFだったではないか。Filmを撮像素子に置き換えるだけで良かったのだ。

N DIGITALが800,000円だから、これらも相当に高額にはなっただろうが、フルサイズを堅持していればそれなりに買い手はあっただろう。時間と共に撮像素子は安価になり、製品価格も下がっただろうし。なによりも、未だにフルサイズコンパクトやフルサイズレンジファインダー(タイプ)は存在しないのだ。それらに対する需要の全てを吸い上げられたのだ。


T3は未だ現役で使っている。旅行の時は持って行く。コンデジとT3であったが、これからはスマホとT3という組み合わせになるだろう。

今回、G1に触ってみて改めて思う。これがそのままDigitalであってくれたのなら、と。Bodyは紛れもなくCONTAXなのだ。どうしようもなく完成度が低い。こんなものが1994年9月発売当時143,000円もしたとは信じがたいものがある。それでも、売れたのだ。

巨大なN Digitalとか、訳の分からないStylingのコンデジなんか作っても売れないだろう、そりゃぁ。ライバルが大勢いるのだ。多士済々の中に割って入って、勝利できるとでも勘違いしたのか? だとすれば、愚かすぎる。


もしかすると、まだ遅くないのかもしれない。

GをそのまんまDigital化するのだ。当然フルサイズ。VFはEVF。レンジファインダーはいらない。コントラストAFでいい。個人的には背面モニターは要らない。

レンズは、かつての復刻版だけでも十分だろう。テレセン問題に対しては、マイクロレンズで対応する。ホロゴンはなくてもいいかも。光学トリミングレンズはなしでもいい。あっても、以前と同じ一本でいい。

京セラさん、やってみない? 画素数なんてどうでもいい。手に入る最も廉価な撮像素子でいい。画素数よりフルサイズであることと、マイクロレンズが重要だ。そこそこ売れるよ、Bodyの価格を抑えればね。

他社製一眼レフレンズ用のマウントアダプターを安く純正で用意すれば、かなりいける。

今なら、短フランジバックフルサイズは唯一解なのだ。


#あのあり得ない価格の某メーカー製は、無視です。悪しからず。

SonicSonic 2012/01/26 03:24 つ [Tvs DIGITAL]

>(RTS)個人的には全く好みではなかった
私はあのデザイン嫌いです。ポルシェデザインということを後から知り、納得しました。
PorcheTigerやElephant、Mouseに通じるカッコ悪さがあります。
見た目だけならS2やAriaは好みですね。

Yashicaと京セラの失敗は、Y/Cマウントを捨ててNマウントを作ったことでしょう。
ほぼ最後発のAF化だったのですから、Y/CにAF接点持たせるなり、弄り方は色々あったはず。
そもそもマウント面にMMピン植えたのなら、AFピン植えたって良かったはず。
AF向きではないと思うKマウントだって、その方法でAF化に成功しています。
そうすればMFLensを買い込んだユーザだって離れなかったかも知れません。

Canonのマウント新造しても上手くいった事例に踊らされたんじゃないですかねぇ。
あとはCarlZeiss神話を最も信仰していたのはYashica/京セラ本人だったとか。

なんとなく、今後のN,C社以外の生き残り方策にも読み取れてしまいました。(^^;;

SiryuSiryu 2012/01/26 12:43 >[Tvs DIGITAL]
こんな芥子粒のような撮像素子を搭載したモンは要らん。
さらに、ばりおぞなーって、道誉 w
フルサイズでSonnar 35/2.8な[T3 Digital]キボンヌ www

>PorcheTigerやElephant、Mouseに通じるカッコ悪さがあります。
Tiger I 好きですよ。Elephantは論外ですが w

>見た目だけならS2やAriaは好みですね。
巻き上げてみましたか?

>Y/Cマウントを捨ててNマウントを作った
ですよねぇ、CとかPとかMみたいなことしちゃイカンですよねぇ www
ヤシカ・京セラはCONTAXブランドを儲け口として守りたかったんでしょ。
だから、大口径Nマウントなんてやったんでしょうね。
それで、超高額なダメダメBodyを売りたかったんでしょ、ブランドに乗っかって。
そしたら、潰れちゃった、と www

>なんとなく、今後のN,C社以外の生き残り方策にも読み取れてしまいました。(^^;;
NCも含めて、はやいとこフルサイズ短フランジバックミラレスの囲い込みをしたところが勝つと思います w

SonicSonic 2012/01/26 21:48 >Sonnar 35/2.8
Sonnarで35mmって(^^;;

私としては、やはりG2の後継機としてデジタル化したG3を出すのが良かったんじゃないかな?と思います。
そしてそれをフルサイズ一眼レフ投入までの繋ぎにして、Y/Cマウントのフルサイズ一眼レフを投入する、と。

京セラはマウントこそ変えてしまいましたが、N-DIGITALでいきなりフルサイズを載せてきた姿勢には感心します。
NやCといった巨大メーカーですら、APS-Cで様子を見て、CなどはAPS-Hなんてハンパ物作ってたくらいですから。

ただ、姿勢はともかくやり方を間違えましたね。
Y/C-ContaxはLens資産によって支持されていたのだと思います。
その既存Lens資産を無視した結果、自分で自分の支持層を失ってしまったのですな。

Nマウント作るなら作ったとして、既存Y/Cをアダプタを介して使えるよう工夫するべきでしたな。
MFで良いなら今までのLensも使えます。AFが使いたいならNマウントのLensを買ってね?
という姿勢なら、まだ投資する人も多かったのではないでしょうか。

MFで確固たる地位を築きながら、必要度としてはさほどでもないAF化を図った結果、コケてしまった。
それほどまでにαショックというのはインパクトがあったということなんですかねぇ。
PENTAXがME-Fで日本初のAFシステムを発売した時は見向きもされなかったのに。
※そもそも完成度が月とスッポンなんて戯言は聞きたくありませんw

>CとかPとかM
まるでNだけは違うとでも言いたいような書き方ですな。
物理形状こそ同じかもしれませんが、まったく別モノに進化させてるじゃないですか。
ガチャチン機構が今なお残っているなら感心しますが、そんなものは捨てられて久しいですし。

大体、M42マウントを魔改造するよりはKマウント作って正解だったと思いますけどねぇ。
電子接点追加とAF化に伴い、それまでOpenだったマウント仕様をClosedにしたのは失敗でしたけどね。

既にバヨネットだったFDを捨ててEFにした某メーカーはシラネ。

>巻き上げてみましたか?
そのうちになー。今あちこち目移りすると支払的に死ねるのでw

SiryuSiryu 2012/01/27 04:46 >Sonnar
T系はフランジバック短いので、38とか35のSonnarだったんですよ。

>G3デジタル
これとT4デジタルはいくべきでしたね、両方ともフルサイズで。これだけで大成功でしょ。

>フルサイズ
たしかに、その点だけは評価できますね。NCは日和ったし、Mは消え去り、Pは未だAPSなていたらく。

>YCアダプター
無理でしょ。いおす用レベルを純正でだすわけいかないでしょ。

>mef
α以前の全ては、実用とはかけ離れていましたから。
αショックってのは、人はここまで堕落を求めていたのか、って思い知らされたと言うショックですよ。光学トリミングレンズ全盛が完全にそれを裏付けていますしね。

>N
Fマウントは今でもFマウントですよ。口径もフランジバックも変わってませんから。Pは、SPが、売れてしまって、Kに変えるのが遅過ぎたのが痛恨なんです。ME, MXがOMの本質を見抜けないままだしたモデルだってことも痛いですけどね。

>FD
スピゴットマウントですね。
スピゴットとかスクリューって時点で終わってるんです。
スピゴットは、Gくらいのサイズが限界です。レフ用は無理。

>そのうち
絶対大丈夫です。むしろ、怒りとともに邪念から解き放たれます。

SonicSonic 2012/01/27 12:32 >OMの本質
ってなんですか?
現在視点だとMX/MEもOMも単に古くて小さいFilmCameraなんですけど。

>怒り
その怒りのままにAria持って帰っちゃったらなんにもならないんですよw

SiryuSiryu 2012/01/27 13:10 >現在視点
基準は現在じゃなくて当時ですよ。
この話は何日か後に出てくる予定ですが、要するに世界最小を目指すあまり持ちにくくなっちゃったってことですね。

>Aria持って帰っちゃったらなんにもならないんですよw
wwwww
なるほど、そこには気付かなかった。
対処法としては二つあります。
1) S2のみを触ってみる
どうしてもAriaを試したいと言うのであれば、当時のBody色々試すとイイです。
2) Nikon F2, Nikomat FT系, Olympus OM-1かOM-2, CANON AE-1そしてAriaとS2の順に試す。
実用は万が一のレベルでしょ?
間違いなく、CONTAXは最安の機種にしておこう、って思うはずです。
因みに、飽くまで個人的な見解ですが、巻き上げ感触の順になってます。
重さとか、持ちやすさとか、手に馴染むとか、ファインダーの見やすさ、とかは考慮されていない順番です。
好みって事はそれなりに影響するでしょうが、圧倒的ボトムエンドは共通認識だと思われます。
S2の感触がせめてAE-1を越えていれば、当時買っちゃってます。
Ariaの感触がもっと良ければ、やはり当時購入してます。
(AriaはAE-1よりマシかな?)