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2011-02-08

日々是練習。

16:06

今日は、一月の生徒の講習状況を先生の一言日記でご紹介します。

現在講習しているうちの、前期のKさんと後期Kくんという生徒について

進捗状況にそって解説しています。


1/7 Kくん 昨年からの個人の木型製作の修正中。講師の指示待ち。

(自分の足を測定して、木型を製作しています。彼の場合は左右の足の長さが大きく違い、しかも普通の人の逆が大きい。)

    Kさん お休み。

1/12Kくん 修正した木型の指示を仰ぐ。修正を加えて出来上がった木型で

       自分のデザインした靴の型紙を製作開始。

(IMPULSE等の靴専門情報紙(洋書)を参考にデザインを決めている。本来はアメカジライクな方面が好きなようで、木型もそれなりに作ってきたややラウンドなスクエアトウ。頭はそれほどおでこにせず。足に合わせて本体を修正するのでなかなか大変。)

    Kさん 内羽根2度目の型紙を始めから製作。製甲用革裁断まで終了、

       一部漉き始め。

1/17Kくん デザインを思案中。

    Kさん お休み。

1/19Kくん 思案していたデザインの製甲を一日で仕上げる。

(昨年の4月から全くの素人で勉強し始めて、現在製甲を授業中に上げられるまでに成長している。技術習得への強い意志があればこそ。普通、週三回で一年でここまで来るのは困難。)

    Kさん お休み。

1/21Kくん 自分の木型で二度目の型紙作り。製甲に入る。

    Kさん 15時に来る。内羽根二度目の型紙から製甲に入る。

(当講習は朝10時30分から12時30分まで、1時30分から3時30分

までの4時間。この間は講師が授業を見てくれて、その後6時30分までは

各自自習時間となるという設定。なのだか、Kさんはどうしても早く来られないため、来てから教えている。そこらへんは少人数制ならでは。)

1/24Kくん 先週からの製甲製作の漉き作業から開始。折込み、貼込み、

       ミシンがけ。

    Kさん 15時に来る。裏作り、内羽根の先貼りこみ。時間通り朝から

       来ないのでなかなか進まない。何度言ってもダメ。生活リズム

       が狂ったままらしい。寒過ぎてもダメらしい。

(当講習に来る生徒は一度社会経験を積んだ年齢の人が多い。その為実生活では生活費の為に週3回程バイトをしている人が殆ど。けれども、このバイトがメインになってしまって来られなくなった本末転倒な生徒も居る。彼女の場合は靴の修理のバイトをしているので仕事でも靴に携われるだけ有利か。けれども、聞いた話によると、修理の現場のやっている事はあまりにもこの講習で習う靴作りの一般知識からかけ離れてレベルが低いらしい。作る側はプロ。修理するのもプロ。なのだが。靴作りを知ってるものが直すならそれなりになるけれど、始めから直すだけの技術取得では発展も無いと思う。それでも、修理という事業はそれなりに伸びている業態なので、靴の仕事をしたい人が一度は考える。修理は本来の形に戻すタイプとその場しのぎのタイプがあって、今伸びているのは前者。後者は今まででも駅中修理とか沢山ある。事情としては、今までは前者タイプの修理は販売会社が国内の生産工場で生産の技術を使って直していたのが、景気のあおりで生産地が海外へ移転、工場が国内に無い為に100%直す事が困難になってきている背景がある。また、例えば海外の高級靴など、本格的に靴の好きな人はオリジナルにこだわるので、そうした技術をわざわざ海外の生産工場に入り込んでマスターした上で国内に修理工場を開いている人たちなどは成功している例と言える。シューズフリーペーパーのZATSの31号に詳しく載っている。)

1/28Kくん 午前中、本底中底の準備。午後台東館でやっているレザーコレ

       クションを向学の為先生と見学。

(年に2回、東京都台東区浅草の台東館で革や靴資材の見本市が行なわれていて、メーカーや問屋が次期の傾向を調べにくる。本格的な取引はこの後それぞれの個展で行なわれるけれど、地方の産地メーカーと直接会えるので、取引をするには良い機会。そんな資材展もずいぶん縮小した。イタリアで催される世界最大の資材見本市LINEAPELLEから出張ブースが出店しているので、世界の傾向をややコンパクトながら見る事も出来る。但し、情報は昨年11月に行なわれたLINEAPELLEの情報であるから3か月落ち。けれども、国内で生産を始める向きには十分かと。この展示会に出展している資材メーカーは昨年のLINEAPELLEで傾向の勉強をしてきた上のサンプルづくリあるいは仕入れたものの展示となっている。)

    Kさん 14時に来る。レザーコレクション見学参加。続きの裁断に

       入る。

1/31Kくん 自分の木型用の本底、中底作り。製甲が気に入らないようで、

       もう一度作り直しする。

    Kさん 15時半に来る。漉き終わったアッパーを折り込み。ミシン

       がけ。羽根周りをさらう。17時半終了。

2011-01-11

ご無沙汰しております。新年度開始。

17:38

今年のというか、去年からのですが。

あんなに夏が暑かったので、冬は暖かいんじゃないか、なんていう話が在ったはず。

実際には何だか一昨年よりも体感的に寒い気がしますね。

東京はずっと年末から天気がよくて、からからに乾いています。

空だけはパッキリ快晴が続いていたりします。

さてコルソアルティジャーノも新年を迎えました。

現在の生徒は木型の仕上げをしている所です。

昨年12月から、自分の靴を作るために木型を削っています。

この木型はそれぞれが作りたいイメージの靴を雑誌などから探してきて、

そういった写真を手がかりに削っています。

勿論自分の足の計測をまずは行なったので、この計測データを元に

作り直しているのでつま先の形(つまりはデザイン)だけの修正ではなく、

ワイズの寸法から底面の幅、長さ、甲の上がりの位置、木型の振り修正

まで行なうので、初めて削るにしては大変な作業ですが、

一か月くらいアドバイスに従って削ってきて、ようやく形になってきました。

一度、仮吊りの足入れを見て再度修正かけているので、

いい感じに出来上がると思います。


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グラインダーは荒削りに便利。きっちりと面を出すためにも使う。

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メンズの木型は大きくて重いので大変。サンプルなら普通25.5cmを削るけれど、彼の場合、実寸だから27.5cmの木型。重い。

さて今月はこれを使って最後の型紙を作り、製甲を作って来月は最後の吊り込み作業。これで靴が出来上がれば卒業です。

4月から一年間。短い間にここまで出来るようになれば、進捗は早い方。

コルソアルティジャーノケンゾーでは4月生を募集中です。

体験講習も受け付けているのでお気軽にお問い合わせ下さい。

2010-09-18

コルソアルティジャーノケンゾーが日曜日コースを開設

17:42

お待たせしました。

長らく、お勤めの方々からのリクエストのあった、日曜日の講習を開始します。

9月21日より募集を開始します。募集人数は6名です。

授業開始人数(3名)になり次第、10月からの授業を開始します。

予定としては10月10日が初回となる予定です。

授業開始が決定しましたら、ホームページ上で告知いたします。


なお、現在土曜日コースを受講されている方で、または土曜日と日曜日を両方受講される方は、それぞれの曜日のチケットをご購入願います。それぞれの曜日を別の日に振り返ることはできません。


今まで、お勤めの方で、土曜日もお休みの不規則な方からのお問い合わせを多くいただいておりました。

また、土日を利用して授業の進捗を早めたいとされる方のお話もありました。

今回これらに対応すべく、日曜日コースを開設しました。

当然、日曜日にも当社講師が講習を行うことになりますので、そのかわりに

ダッシュカンパニーは木曜日定休となります。

エスプレッソデジタルワークショップの方は今まで通り日曜定休ですので、木曜日の

ダッシュカンパニーへのご連絡をお受けいたします。


今まで日曜日しか予定を立てられなかった人に、本格的なプロのものつくりを教える

貴重な講習です。ぜひご参加お待ちしております。


ご連絡はホームーページのフォームよりお送りください。

(日曜日コースは試験的に開設されます。定員が集まらない場合はキャンセルになることもございますので

あらかじめご了承ください。)

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2010-09-15

コルソアルティジャーノは新学期生徒募集中

10:23

今日から浅草は秋でしょうか。

先週はまだ畑の方ではツクツクホーシが鳴いていて、

それもやや疲れたような鳴き声で最後の夏の空に。

台風一過以降、急に、デジタルに気候が変化してますね。


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(秋は茄子


ブログの方ご無沙汰しております。

コルソの方は先日後期から入った生徒が二人卒業しました。

まだまだ技術的には修行が必要ですが、よく1年間で

ここまで習得したものだと感心しています。

これから色々な手伝いやアルバイトを経て、

自立出来る職人の力を付けてほしいと思います。


コルソの方は10月1日から新しい学期が始まります。

現在、3名の生徒募集をしています。


コルソアルティジャーノケンゾーは半期ごとに

生徒募集をしていて、6人の定員の半分は6ヶ月先輩になり、

後から入ってくる人の手本になっています。授業も殆ど

個人指導のようなものですので、そんな風に混じっていても

特に問題なく進められています。

逆に、先輩とほぼ隣り合わせで修行を進めていく事で、

自分たちが半年後にどういう事をやっているかを

実際に見ながら、イメージしながら現在のワークを進めていく

事が出来ます。


巷では景気の良くない話ばかりで、ややうんざりしますが、

その中で確実に感じる傾向として、「これからの商品は

少量で十分な質感とセンスをもつ、個人主導で作り上げた

商品が重要になってくる」という流れです。


国内で商品生産する場合、特に靴作りなどの手間のかかる、

人手のいるものについては、ある程度高級化高付加価値

していかなければ消費者の興味を引く良いレベルの靴にはならず、

作り手が事業を継続していく利益を確保出来ません。


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中国も靴作りが上手くなってきてます。国産を残す為には

コラボレーションを上手にやる必要があるのかもしれません。)


ところが市場はどんどん低価格商品で覆われていっており、

付加価値な高級品の求められるスペースはどんどん小さくなるばかり。

ナショナルブランドの内容の薄っぺらさや、モノとしての価値の

低さがほぼ全般にわたって(靴だけでなく)バレている現在、

中途半端に作られたものに有名ネームを貼っただけの商品などの、

単なるマーチャンダイジングで作られた、ボリュームレベルの

商品販売はこれからも更に厳しくなっていくでしょう。


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(イタリアの技術ともコラボレーションする必要が

沢山ありそうです。)


これから先は特に個人の良質のレベルで作られた、小さなロットの

商品が普通になっていくのでしょう。

そうなった時、ようやく個人の力で作り出すモノが

市場に溢れていく事になると思います。

靴作りがそうして変わっていくとすれば、個人が自分の

オリジナルを作って売っていくのは普通の事になっていく。

そうした時に必要になるのは、自分が出来る範囲でブランド作りをして

ものつくりをして、流通させることです。

コルソアルティジャーノはこうした状況で個人が出来るものつくりの

技術と知識を教えています。

2010-04-18

どうにも天候不順で/新学期

| 22:33

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今日は久しぶりに晴れて気温も順調に上昇。

それにしても、こうも寒暖差が激しいと体の調子がおかしくなる。

今日はゆっくり起きて、近所にで来た石窯パンを買いに行く。

いわゆるアンデルセン系のパン屋で、最近良く見かける石窯のある

パン屋。

毎度山パンしか食べていないと、たまに食べるこうしたパンがほんとに

おいしく感じる。

ゆるりな感じで畑に出発。途中D2で茄子2苗、トウモロコシ3苗、西瓜3苗、

南瓜1苗、オクラ1苗を購入。

到着すると、先週の大風でトマトのハウスが半壊。ビニールがちぎれ飛び、

パイプが外れて飛んでいる。

やっぱりトンネル用ビニールでは強度が持たなかったようで、

本来のハウス用ビニールを買ってこないとダメのよう。

とりあえずハウスのパイプを組み直してひもで固定。来週ペグ

地面に固定かな。

雑草起こして畝を3っつ作り、買ってきた苗をまず植え付け。

次にいつもゴーヤを作るパイプ組みにネットを張って、ゴーヤの種をまく。

種は前回出来上がったゴーヤからとったもの。

発芽率が悪いので適当に多めに蒔く。

もう一つの畝にはスターオフデイビッドというイスラエル原産のオクラの種をまく。

このオクラは実が固いのでどうすれば旨く食べられるか実験中なのだけれど。



さて4月に入って新入生も増えて、ややにぎやかになった

コルソアルティジャーノケンゾー

まずは包丁の研ぎかたから覚えて、紙の扱いになれてもらう訓練。

がんばってほしい。

後期の学生は来週からデザイン講習。こちらもがんばってほしい。

自分はちと難しい書類を作成中で、なかなか進まない。

がんばらないと。

これからの学生達の未来にも関係していく事だし。

ああ、延長TQの返却もあるなあ。

やや忙しい来週がんばろう。