934. 私服通勤

おかげさまで希望通りの職場に配属されて、私服通勤になりました。研修が終わって通勤時間は40分に縮まり、それに輪をかけて朝の支度が楽になったので、毎朝お昼の弁当を用意するほどユルユルです。まず、早起きの必要が無くなったのが嬉しいところ。朝に弱い現代人カテゴリに寸分外れないオレにとってすれば、かなりデカい収穫です。多分8時に目が覚めたって9時出社には間に合いますっ!(間に合うだけでボロボロになるだろうけど)

デメリットといえば、5月分の給料を使い果たす勢いでカジュアル服を買い漁った事くらい。お金は無くなったけど、ネクタイやスーツの面倒な縛りから解放されたのはホント助かります。デスクワークで首回りの息苦しさも無くなったし、通勤時にはこれからの季節、梅雨〜夏の暑っ苦しさを回避できてラッキー。

ところで、未だ研修生の設定になってることもあり、なんと残業が許されません。この手の業界に身を置きながら、ありえないことにサービス残業もせず定時退社が約束されてます。朝はユルユル通勤、夜はユルユル退社、移動中はケータイでネットして、おまけにいっつも私服。あ、あれ…なんか学生の生活リズムに戻ってるよ。
あまりに想像を絶する素敵ライフを送ってしまっていて、そのうちくるであろう負のリバウンドエネルギーが恐ろしいです。でも、こういうゆとりってすごく大切。研修行ってた時に一番感じたのは、時間にゆとりがない生活を続けるとめっちゃストレス溜まるってコト。長距離通学の経験がない分、そういった類いのストレス耐性が未熟だってことに改めて気付かされました。

楽させてもらえるうちは、思い切り好意に甘え便乗することにします。どうせこんなユルユルゆとり社会人でいられるのも、長く続かないですから…。

935. ブログスタイルのニュース紹介

元のニュース内容はさておき、最終的にブログの記事が面白ければ良しとされる「ブログスタイル」のニュース紹介について、思うところをまとめてみました。(以下、極端な定義と意見も含まれますが、簡潔に書きたいのでご容赦下さい。)

ブログなんてやってると、その時々で面白いWebニュースを紹介してネタにする機会もあります。趣味に近い話題のニュースであったり、個人的にツボにハマった面白ニュース、ネット的世論(はてな人気ページや多くのニュースサイト等)の話題を集めたニュースなど、ニュースをネタにブログを書く動機は多岐に渡ります。

乱暴で横暴な言い方をすると、単純にニュースを紹介するだけなら大手ニュースサイトに任せりゃ良い。しかしながら、ブログにはブログならではの切り口、ニュース紹介術があります。

別所にニュースサイト(まなめはうす様)を構える304 Not Modifiedさんは、個人ニュースサイトにおける重要なポイントとして、ニュースの質添えるコメントの二点に注目されました。このうち添えるコメントについて、更に五つの分類を行っています。

ニュースサイトのコメント:五つのパターン

  1. ニュースへのコメントなし
  2. ニュースに対して「私は○○です」という自分語り
  3. ニュースに対して「私は○○だと思います」という意見主張
  4. ニュースの付加情報や関連サイトの添付
  5. ニュースを利用して何かをする

(それぞれのパターン解説は元記事参考)

この五つの分類、よくよくみると「個人ニュースサイト」に得意な場面と「個人ブログサイト」に得意な場面で、二手に棲み分けできます。


ニュースサイトに求められるコメントタイプ
多くの人はニュースサイトに、一つのニュースに関する質よりも、面白いニュースの量を期待します。読者は極力短時間に「面白そう」なニュースを探すのだから、添えるコメントは1〜2行が適正とされます。

そこで、ニュースサイトに求めたいコメントタイプとしては、

  • ニュースに対して「私は○○です」という自分語り
  • ニュースに対して「私は○○だと思います」という意見主張

私見ですが、運営者が非常に個性的で面白い人なら前者、管理人が非常に論理的で鋭い人なら後者のコメントを求めたくなります。


一方、ニュースサイトがコレをやるとマズかろうと感じるコメントタイプとしては、

  • ニュースの付加情報や関連サイトの添付
  • ニュースを利用して何かをする

最初の定義として『面白そうなニュースの量を求める』観点からすると、これら2タイプは一種類のニュースに手を掛けすぎるために、他にも無尽蔵にある面白いニュースの数々を(運営者も読者側も)フォローできなくなります。

なお、「ニュースへのコメントなし」は論外とします。読者はニュースの面白さを判断するに、何らかコメント(或いはそれに変わる特殊な価値基準)が必要です。


ブログに求められるコメントタイプ
ブログの場合、元ニュースが面白いかはともかく最終的に言及記事が面白ければ良しとされます。これが、ブログとニュースサイトの相違点。そのため、多くの人はブログに、一つのニュースに特化した面白い言及記事を期待します(多くのニュースを無造作に紹介するだけならニュースサイトで事足りるため)。

そこで、ブログに求めたいコメントタイプとしては、

  • ニュースに対して「私は○○だと思います」という意見主張
  • ニュースの付加情報や関連サイトの添付
  • ニュースを利用して何かをする

この三点。

一点目は、ブログが運営者のキャラクタで集客を得ている場合。元ニュースは何でもよいので、兎角それをネタにした面白記事を書けばよい、いわゆるテキスト系ブログ。読者は、面白い記事が読めればそれで良いのです。

二点目は、ニュースを深く言及して新たなアイデアを考案する、あるいは複数の意見を束ねてまとめるなど、研究質的の記事になるでしょう。運営者はニュース言及を通して、お客さんに話題にした内容に興味を持ってもらうことを狙います。このレベルに昇華すれば、現存する『紹介系ニュースサイト』とは質の違う、『言及系ニュースサイト』が完成します。

三点目は企画系ブログ。アイデア勝負でニュースとも記事言及とも違う、新しいジャンルを作成するとでも言いましょうか。2ch特定の板をまとめるブログや、「まとめサイト」など。


一方、ニュースサイトがコレをやるとマズかろうと感じるコメントタイプとしては、

  • ニュースへのコメントなし
  • ニュースに対して「私は○○です」という自分語り

前者は論外。後者は「面白い記事を読者に読んでもらう」観点からすると、軸から外れています。たまに自己紹介代わりに自分語りがあると、運営者の性格や考え方が見えて新鮮ですが、自分語りがメインとなると苦しい…。


ブログスタイルのニュース紹介
ブログでニュース紹介するなら、二言三言のコメントで終わらず、自分語りにならず、できれば新しいアイデアを提案するなり意見し、面白い記事として仕上げる。これが、読者に応える「ブログスタイルのニュース紹介」なのかなぁと、やや漠然ですが感じました。

こんなに言及する気なかったのに、冗長になってしまった…。