05.10.10
■[Web] 1124. ファービーの伝説
今は懐かしい、ファービーの心温まるお話です。
ファービーと言えば、映画「グレムリン」に登場するマスコットキャラに似た、妙な顔のぬいぐるみ。突然歌を歌ったり、身体を動かしたり、おなかが空いたとおねだりしたり、覚えた日本語をしゃべり出す愛くるしい、まさに現代科学が生んだ高知能ぬいぐるみ。見てるとだんだん可愛くなって放っておけなくなっちゃう! という素敵な触れ込みで大流行したオモチャでした。
そのファービーについて、ネットの思い出話が熱いです。
小学4年の頃、友人の少なかった私に祖母がファービーをプレゼントしてくれました。
当時ファービーは高額だったため、私は祖母にとても感謝したものです。
遊んでいくうちにファービーは少しずつ色々な言葉を覚えて行きました。
「ボクオナカスイター」
「今ご飯あげるからね〜」
そんな毎日は私にとって幸せなものでした。しかし月日が経つにつれ、少しずつファービーの存在など、私は忘れて行ったのでした。
数ヶ月が経ったでしょうか。私が一人、テレビを観ていると背後から声がしたのです。
「ネ…ェネェ…」
それはファービーでした。電池が底を尽きかけ、弱々しくなった音声でした。
私は自分を呪いました。友人のいない私と遊んでくれたファービー…。
そんなファービーの存在を忘れてしまうなんて。
私がファービーを手に取った時、彼は「ボ…ク、トモ…ダ…チ」という言葉を最後に全ての動作が止まりました。「今までありがとう。忘れててごめんね…」
いつの間にか、私の頬には一筋の涙が流れていました。次の日、祖母が電池を入れ替えていた。
祖母うぉぉぉい!!
ファービーが「ナデナデシテー」ってうるさいから
頭の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら
「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファー」ってなった。最初は面白かったんだけど、なんかキモくなったので首元を横から思い切りチョップしたら
「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った。後の武蔵である。
マッサージ器で「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファー」は既に都市伝説入り。
ファービーの口の中に指を突っ込んで「モグモグ」をやっていると突然
「モグモグもっとおねが…アアァぁぁぁぁ!!」
と気が触れたように絶叫
あとに「もっともっと」と何かをねだってきました
何をねだっているのでしょうか?
それはお前の指だァーー!!(怪談話の絶叫オチ)
あーこれ昔妹が「いらないからあげる。気持ち悪い」って言って、俺にくれたよ。
そのときは電池が入ってなかった。
翌日電池を入れてみたらたしかに動いたんだけど、ずっと
「オヤオヤオヤオヤオヤ・・・」
って呟いてる。
多分「オヤツチョウダイ」って言おうとしてて
でもどっかが壊れてるとかそんなところなんだろうが、
だんだん「オラオラオラ・・・」と聞こえてきたので
望み通りオラオラで再起不能にしてやった。
望んでない。ファービーそんなこと望んでないから。
このスレを見て、オレの妹も昔ファービー持ってた事を思い出した。
みんなの思い出話が面白いから、オレもファービーを発掘したくなったんだ。
妹にファービーの事を聞くと、押し入れの奥のおもちゃ箱に閉まってあるとのこと。
「発掘するのは良いけど、あのファービー気持ち悪いから気をつけてね…」
と、妹は顔色悪い表情でオレに警告した。
死んだおばあちゃんに貰ったファービーなんだから、大切にしてやれよ!小一時間かけてファービーの発掘に成功。
おもちゃ箱に一緒に入ってた電池を入れると、ファービーが反応した。
「ア…アガガ…クライ…クライ…クライ…クライクライクラ…イクライ…」
突然『暗い』を連呼し始めるファービー。怖すぎる。
それが次第に「…ライ…クラ…イク…ロイ…クロイ…クロイクロ…イ…」
暗いが『黒い』という言葉に代わり始めた。オレは身動き取れなかった。
ファービーが全可動部を動かし暴れ回ってた。
「クロイ…コワイ…アァッーーーーー!!!」
最後に絶叫しはじめたところで、これは故障と思い電池を抜いた。
だいたい『怖い』のはこっちだ!その後、このスレ読んでて気付いた事がある。
ファービーって電池二つ必要なんだな…。
オレ、電池は一つしか入れてなかったぞ…?
心温まるどころか全身が冷え込む怪談話へ。何を教えたんだ妹よ。さすが全米を震撼させたファービー。


