1500. 絶対に見えないノースリーブ
何を隠そう、ノースリーブフェチだ。
そんな大ニュースを、記念すべき1500記事目にして、初めて開口するのはいかがなものか。しかし、好きなものは好きだからしょうがない!! プラチナれーべるである。
腕以外の全てを覆い隠す潔さは、むしろ好印象にあたる。首や鎖骨、時にはヘソまで露わにするキャミソールなどは、淫らすぎて下品にあたる。二兎追うモノはなんとやらである。彼女らとは一画隔てたお上品な気立ての良さ、そう、お姉さんのイメージを、ノースリーブはもたらすのだ。
ところで、ノースリーブの魅力とは、普段は裾に隠れている部位の露出。そして、脇と衣服の隙間から覗くチラリズムに違いない。これらノースリーブの魅力は、ミニスカートの魅力と類似する。
- 腕の涼しげな開放感
- ブラ、横乳のチラリズム
- 二の腕、肩、ワキの露出
- 脇の隙間に対する無警戒さ
- 脚の涼しげな開放感
- パンチラ
- ふとももの露出
- スカートの奥に対する無防備さ
- 要素1 △ ノースリ − ミニスカ △
- 要素2 × ノースリ − ミニスカ ○
- 要素3 ○ ノースリ − ミニスカ ×
- 要素4 ? ノースリ − ミニスカ ? (後の考察に詳細記述)
両者ともに、開放感には余念がない。ノースリは「他の部位は隠れているのに腕だけ露出」という、一点集中の攻撃力を誇る。一方、ミニスカの場合、「ノースリの露出は視覚的に左右に分離される」のに対し、左右を一括で楽しめるサービス感が随一だ。
3-2. チラリズムの概論
要素2に関しては、ミニスカートに軍配が上がる。
女の子の最も大切な部分を覆い隠す布という意味では、ミニスカのそれは、ノースリのチラリズムを遥かに凌駕する希少価値を誇る。我々男子は、「ブラも横乳も期待したい…」などと、量に惑わされてはなけない。品質重視である。おっぱい星人*1達よ、目を醒ませ!
3-3. 露出の概論
要素3に関しては、ノースリーブに軍配が上がる。
ミニスカート至上主義のオレではあるが、この点はノースリに花を持たせる他ない。そもそもスカートとミニスカートの違いには、「ふとももの露出」と「パンチラの危険度」の向上にあった。かたやノースリは、ただ袖を捨て払うだけで、二の腕も肩も脇も露出し、通常はあり得ない「横からのブラチラ」を可能にした。その功績は母なる海よりもずっと大きい。
3-4. フェロモンに関する諸考察
要素4に関しては、甲乙付け難い。この日のためにこぞって選出したオレの脳内審査員達も、たいへん苦慮するところにある。否、男子達の永遠の課題と言えよう。
ノースリのチラリズムは、女の子の無意識直線上から発生する。狙っているわけではない。それは天然の潔白である。清純なるチラリズムというギャップ感が男子に効果的なのは、ここで解説するまでもない。
ノースリ女子が高い戸棚にある物を取ろうとして腕を伸ばそうものなら、無意識直線上から発生するチラリズムのフェロモン指数は爆発する。*2
また、高い棚にある物を取ろうとして右腕を伸ばし、しかし左手で右脇を抑えながら「こーら…。そんなエッチな目で見ちゃ、ダメだぞ…」*3などとお姉さんに牽制されては、男子はひとたまりもない。ノースリの無意識さがフェロモンを放つことを見越して、それをも計算のうちに入れた、大人の女性の恋愛戦略である。
そこいらの男子など赤子扱いだ。文字通り赤子の手を捻るようなものだ。以下に「無意識さを逆手に取った計算を組み込んだ戦略的フェロモン濃度のグラフ」を示す。通常よりも鋭角な曲線を描くことに注目されたい。
ノースリが清純なる天使のチラリズムなら、ミニスカはその対極。小悪魔のチラリズムである。ミニスカのチラリズムには無意識さがない。そこにあるのは無防備だ。
彼女たちは、自身の最も大切な局部が、あるいは危機的状況に曝されることを覚悟しながら、それをも興奮材料に取り入れて、ミニスカートを着用するのだ。まさに悪魔の契約である。
女の子は常に、ミニスカの無防備さを警戒している。風のいたずらに女子はスカートの裾を押さえる。上り階段で女子はお尻を押さえる。チラリズムがギリギリのところで抑制される。この時、無防備直線上から発生する見えそうで絶対に見えないノーチラリズムのフェロモン指数は爆発する。
夕焼けの海岸線を眺めながら浜風で涼しむ彼女に、とつぜんの突風が襲いかかるが、寸手のところでミニスカートを押さえながら「もーう…。エッチなこと期待しちゃ、ダメだぞ…」*4などとお姉さんに叱られては、男子はひとたまりもない。ミニスカの無防備さがフェロモンを放つことを見越して、それをも計算のうちに入れた、大人の女性の恋愛戦略である。
そこいらの男子など夏の虫だ。文字通り飛んで火に入る夏の虫だ。以下に「見えそうで見えない計算を組み込んだ戦略的フェロモン濃度のグラフ」を示す。単なるパンチラのそれとは比較にならない鋭角な曲線を視覚されたい。
やはり甲乙付け難い。
4. 今後の課題
ノースリとミニスカは、互いに全く異なるパーツであるものの、両者が解き放つ魅力は非常に類似する。見えそうで絶対に見えないノースリの脇の隙間。あるいは、見えそうで絶対に見えないミニスカの裾の奥。我々は、それらに秘められしオーパーツを、更に探求しなければならない。男として生まれたからには、一生の命題なのである。
こんなSnowSwallowですが、1501記事目からもよろしくお願いします。